有効期限と保存期間は異なります。有効期限内であっても、保存期間を過ぎたワクチンは使用できません。 |
【ファイザー社ワクチン(12歳以上用)について】
2021年9月10日に-90℃~-60℃で保管されたワクチンの有効期限が6か月から9か月に延長され、2022年4月22日にこれが9か月から12か月へと更に延長されました。
有効期間が6か月という前提で有効期限が印字されているワクチン及び、有効期間が9か月という前提で有効期限が印字されているワクチンについても「接種に活用してさしつかえない期限」まで使用します。
【ファイザー社ワクチン(5~11歳用)について】
2022年1月21日に薬事上の承認がされ、-90℃~-60℃での有効期間は9か月となっており、また、薬事上の手続きを経て、2022年4月22日にこれが9か月から12か月へと更に延長されました。
なお、当初から有効期間は9か月として薬事上の承認がされているものの、有効期間を6か月とすることが検討されていたときに、有効期間が6か月であるという前提で有効期限が印字されているワクチンが準備され、日本にも輸入されています。
これらのワクチンについても「接種に活用して差しつかえない期限」まで使用します。
【武田/モデルナ社ワクチンについて】
2021年7月16日に-15℃~-25℃で保管されたワクチンの有効期間が6か月から7か月に延長され、同年11月12日には7か月から9か月に延長されました。
有効期間が6か月という前提で有効期限が印字されているワクチン及び、有効期間が7か月という前提で有効期限が印字されているワクチンについても「接種に活用してさしつかえない期限」まで使用します。
貴重なワクチンを無駄にせず有効活用するための全国的な取扱い変更によるものですので、ご理解のほどよろしくお願いします。
なお、ワクチンシールに印字されている有効期限は適宜読み替えください。
※有効期限の取扱いについては厚生労働省ホームページにも掲載されていますので、ご参照ください。