よみがな
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けんぽんちゃくしょくあみだにょらいぞう
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員数
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1幅
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文化財の概要
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絹本著色掛幅装。縦102.6センチメートル、横37.8センチメートル |
指定年月日
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平成26年7月4日
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所在地
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弘前市大字新寺町
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所有者・管理者
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法源寺
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阿弥陀如来の姿を正面向きに大きく立像として表す。
四十八条の放射光を背負って蓮華座上に立ち、右手を胸前にあげて親指と人さし指を捻じ、左手は体側に沿って垂らし、親指と人さし指を捻じて来迎印(らいごういん)を表す。肉身部は淡褐色(たんかっしょく)の上に金泥彩、着衣部は素地に截金(きりかね)で文様を表す。
作者は不明ではあるが、乱れの無い緊張感のある正確な筆致が認められ、非常に技量の高い絵仏師が制作したと考えられる。
浄土真宗特有の形式で描かれた室町時代の阿弥陀如来画像としては、全国的に見ても最も古い作例の一つと考えられ、制作時期の早さと画技の優秀さの両面から価値が高い。担当 文化財課
電話 0172-82-1642