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国指定史跡大森勝山遺跡と世界遺産

史跡大森勝山遺跡の概要

 史跡大森勝山遺跡は今から約3,000年前の縄文時代晩期[ばんき]の環状列石[かんじょうれっせき](ストーンサークル)が発見された遺跡です。

 縄文時代晩期の環状列石は、国内でも数が少なく、かつ、発掘調査により全容が判明したのは大森勝山遺跡が唯一の事例となります。また、遺跡は防風林や自然林等に囲まれており、人工物が目に入らない、縄文時代を彷彿[ほうふつ]とさせるような良好な景観を望むことができることも、この遺跡の魅力の1つです。

 このことから、平成24 年(2012)9月14 日、大森勝山遺跡は国の史跡に指定され、同年12 月には、世界遺産登録を目指す「北海道・北東北の縄文遺跡群」の構成資産の1つに加わりました。

大森勝山遺跡と岩木山(2017年、北東から)

大森勝山遺跡と岩木山(2017年、北東から)

環状列石と岩木山(2007年、北東から)

環状列石と岩木山(2007年、北東から)

大森勝山遺跡へのアクセスと展示施設このリンクは別ウィンドウで開きます
弘前の文化財「大森勝山遺跡」国指定史跡このリンクは別ウィンドウで開きます

「北海道・北東北の縄文遺跡群」のホームページ

世界遺産登録推進事業を紹介するホームページです。

北海道・北東北の縄文遺跡群 | 世界遺産登録をめざしてこのリンクは別ウィンドウで開きます(一般向け)

北海道・北東北の縄文遺跡群キッズサイト JOMONぐるぐるこのリンクは別ウィンドウで開きます(子ども向け)

 


昭和と平成の発掘調査

大森勝山遺跡の立地と地形

 大森字勝山に所在する大森勝山遺跡は、市中心部から北西約14 km、大森集落から南西約2 kmに位置しています。岩木山(標高1,625m)の火山活動により形成された火山麓扇状地[せんじょうち]中の斜面地の中でも、赤倉沢を源流とする大石川と大森川に挟まれた、半ば独立した舌状台地[ぜつじょうだいち]上に立地しており、周辺の地形とはやや異なった様相を示しています。なお、遺跡の標高は130 ~ 150m前後です。

岩木山と史跡範囲(2007年、北東から)

岩木山と史跡範囲(2007年、北東から)

昭和の発掘調査

 大森勝山遺跡では、昭和30年代の岩木山麓の大規模開発に伴い、昭和34~36年(1959~1961)に発掘調査が行われています。

 調査の結果、竪穴[たてあな]建物跡や環状列石、屋外炉跡[おくがいろあと]、集石遺構[しゅうせきいこう]などの遺構が発見され、旧石器や縄文時代前期から晩期の遺物が出土しました。出土土器の様相から、竪穴建物跡は縄文時代晩期初め頃(約3,000年前)の可能性が高いことがわかりましたが、環状列石の時期については縄文時代晩期の可能性があるものの、確定できませんでした。

 これらの調査成果を受けて、市では遺跡の保存を決定し、昭和36年(1961)に遺跡範囲の大部分を公有地化しました。

岩木山を望む(1960年、北東から)

調査地と岩木山を望む(1960年、北東から)

台地を縦貫する試掘坑(1959年、南西から)

台地を縦貫する試掘坑(1959年、南西から)

平成の発掘調査

 昭和60年(1985)、昭和期の発掘調査担当者である故村越潔氏(弘前大学名誉教授)より、市に対して「遺跡の保存と活用について」と題した、大森勝山遺跡の保存・活用に関する取組が提言されます。市ではこの提言を受けて、翌年より荒蕪地となっていた遺跡内での草刈りなどの維持管理事業を開始します。

 平成17年(2005)、市は、文化庁からの国史跡指定に向けた取組みへの打診を受け、平成18年~20 年(2006~2008)の3か年計画で遺跡の再調査を行うこととなりました。

 この調査の結果、環状列石の時期が縄文時代晩期初め頃(約3,000 年前)であることが確定します。また、台地上部の環状列石周囲において広く整地が行われ、環状列石内部及び南西部への盛土が行われるなど、大規模な土木工事が行われていたことも判明しました。なお現在、環状列石や竪穴建物跡等の遺構は、保護のため埋め戻されています。

 この昭和期と平成期の2つの調査成果により、大森勝山遺跡は平成24年(2012)9月、国史跡に指定されることとなりました。

再検出された環状列石(2006年、西から)

再検出された環状列石(2006年、西から)

環状列石下部の調査風景(2007年、北東から)

環状列石下部調査風景(2007年、北東から)

竪穴建物跡の調査風景(2008年、南東から)

竪穴建物跡の調査風景(2008年、南東から)

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土器埋設遺構このリンクは別ウィンドウで開きます
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史跡大森勝山遺跡出土の旧石器このリンクは別ウィンドウで開きます
冬至と大森勝山遺跡このリンクは別ウィンドウで開きます

整備事業

 現在、大森勝山遺跡は説明板や誘導サイン、園路等の便益施設のほか、電気・水道・トイレ等のインフラが未整備となっています。また、遺跡へのアクセス道路が約1kmの農道のみであったことから、周辺農地や来訪者の通行への影響も課題となっています。さらに、世界遺産においては、ユネスコ、国、「北海道・北東北の縄文遺跡群」の世界遺産登録推進本部より、資産の保全体制の確立とともに、「資産の将来像」を明確に示すことが求められています。

 市では、大森勝山遺跡の整備と活用について、平成26年(2014)3月に「保存管理計画」、平成27年(2015)3月に「整備計画」を策定し、これらの計画に基づいて、平成28年(2016)より遺跡の整備事業を本格化させています。今後、自然石材による環状列石の復元や、便益施設の設置、アクセス道路の整備などを進めていく予定であり、平成34年(2022)3月の完了を目指しています。また、大森勝山遺跡や「北海道・北東北の縄文遺跡群」を紹介するガイダンス施設についても、整備を検討しています。

現在の大森勝山遺跡(2017年、北東から)

現在の大森勝山遺跡(2017年、北東から)

大森勝山遺跡整備完成予想図

大森勝山遺跡整備完成予想図(2018年作成)

大森勝山遺跡ロゴマーク

大森勝山遺跡ロゴマーク

公開活用事業

 大森勝山遺跡では毎年、市民のみなさまを対象とした公開活用事業を開催しています。

大森勝山じょうもん祭り

 平成25年(2013)に、地元町会と教育機関、民間、行政が一体になって設立された「史跡大森勝山遺跡保存活用推進会議」の主催により、平成26 年(2014)以降、毎年8月初めに「大森勝山じょうもん祭り」が開催されております。毎年200名以上を超える方々に参加頂いています。

遺跡展望台からの眺め(2017年、北東から)

遺跡展望台からの眺め(2017年、北東から)

わくわく!じょうもん生活(2017年、火起こし体験)

わくわく!じょうもん生活(2017年)

遺跡探険隊(2017年、ちゃれんじ!竪穴住居づくり)

遺跡探険隊(2017年、ちゃれんじ!竪穴住居づくり)


大森勝山遺跡を紹介するポスター(B2サイズ)です。

大森勝山遺跡ポスターPDFファイル(6250KB)このリンクは別ウィンドウで開きます

 


大森勝山遺跡を紹介するパンフレット(A4サイズ、三折)です。

大森勝山遺跡パンフレットPDFファイル(1636KB)このリンクは別ウィンドウで開きます


世界遺産登録に向けて

 縄文文化は、狩猟・採集・漁労を生業の基盤として定住を達成し、約1万年もの間持続した、世界的にも極めて特徴的な先史文化です。そして、北海道・北東北地域には、この縄文文化を代表する遺跡が多数所在しています。

 現在、北海道・青森県・秋田県・岩手県の4道県を中心に、この「北海道・北東北の縄文遺跡群」を世界文化遺産として登録する取り組みを行っており、大森勝山遺跡もその構成資産の1つとなっています。

 弘前市に所在する史跡大森勝山遺跡は、今から約3,000年前の縄文時代晩期の環状列石や大型竪穴建物跡を有する遺跡です。当該期の環状列石の全体の様相が把握できる遺跡はこの大森勝山遺跡だけで、2012年9月19日に国の史跡に指定されました。

 「北海道・北東北の縄文遺跡群」は、2018年7月19日、文化庁で開催された文化審議会において、2018年の世界文化遺遺産の国内推薦候補に決定されました。

 今後は、2019年夏から秋にかけて、ユネスコの諮問機関である国際記念物遺跡会議(イコモス)が現地審査を行った上で、2020年夏頃に開催されるユネスコ世界遺産委員会において、世界遺産登録の可否が決定されることになります。

「北海道・北東北の縄文遺跡群」構成資産位置図

「北海道・北東北の縄文遺跡群」構成資産位置図

世界遺産国内推薦候補決定垂幕

世界文化遺産国内推薦候補決定垂幕(JR弘前駅中央口側エスカレーター前)

世界遺産国内推薦候補決定立看板

世界文化遺産国内推薦候補決定立看板(弘前市役所本庁舎)

 

 

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