弘前市西部学校給食センター設計プロポーザル審査経過
弘前市西部学校給食センター設計候補者審査委員会
委員長 北原 啓司
委員長 北原 啓司
■審査にあたって
現西部学校給食センターは、開設後38年が経過し、老朽化が著しく、早急な建て替えが必要となっている。
また近年、子供たちの食習慣に変化がみられ、偏食による生活習慣病の若年化など、食に起因する新たな健康課題が発生していることなどから、食の重要性をあらためて認識させることが必要となっている。
このことから、市では食に関する社会情勢の変化を踏まえ、今後の学校給食の更なる充実を図り、子供たちが有意義な学校生活を送る上で必要な健康な体づくり、将来に向けた食への興味・関心を引き出せる学校給食の実現を目標としている。
新たな西部学校給食センターの設計に当たっては、公正性・透明性・客観性を確保しつつ、設計者の柔軟かつ高度な発想力・設計能力、豊富な経験等を求めるべく、指名型プロポーザル方式を採用することとなり、その審査等を行うために弘前市西部学校給食センター設計候補者審査委員会(以下「審査委員会」という。)が設置された。
平成18年11月27日に、弘前市長より委嘱を受けた7名の審査委員が、4回にわたる委員会を開催し、最も優れた技術提案者を第1位設計候補者として、また、次点者を第2位設計候補者としてそれぞれ特定するに至った。
[特定までの経過]
| 平成18年11月27日(月) | 第1回審査委員会 |
| 平成18年12月 7日(木) | 第2回審査委員会 |
| 平成18年12月12日(火) | 技術提案書提出要請 |
| 平成18年12月21日(木) | 参加表明書提出期限 |
| 提出に関する質問書締切り | |
| 平成18年12月25日(月) | 質問に対する回答 |
| 平成19年 1月26日(金) | 技術提案書提出期限 |
| 平成19年 1月31日(水)から | |
| 平成19年 2月 7日(水)まで | 技術提案書熟読 |
| 平成19年 2月 8日(木) | 第3回審査委員会 |
| 平成19年 2月17日(土) | 第4回審査委員会 |
| 平成19年 3月 1日(木) | 審査結果市長報告 |
■審査経過
1.第1回審査委員会
[平成18年11月27日(月) 場所 弘前市役所 出席委員7名]
第1回審査委員会の議事に先立ち、相馬市長から審査委員全員へ委嘱状が交付され、挨拶があった。
次に、委員の紹介、事務局職員の紹介が行われ、事務局より「西部学校給食センター設計候補者審査委員会設置 要綱」について、設置の趣旨、所掌事項、会議の招集、秘守義務、委員長の選任方法等の説明があった。
その後、 委員による組織会が行われ、委員の互選により北原啓司が委員長に、また、委員長職務代理者には、 委員長の指名により、鎌倉ミチ子委員を選任した。
これより、ただちに以下の事項について審議を行った。
(1)プロポーザル実施日程(案)について
事務局に対し、プロポーザル実施日程(案)についての説明を求め、これに対し審議を行い、提出要請日、 質問書提出日、質問に対する回答日、技術提案書の提出期限日、また、技術提案書の審査日等について協議し、決定した。
(2)指名基準(案)について
事務局に対し、市が指名業者に対し技術提案書の提出要請を行うに当たり基準となる、指名基準(案)についての説明を求め審議し、決定した。
(3)設計プロポーザル実施要領(案)について
事務局に対し、実施要領(案)についての説明を求め、本プロポーザルの手続き、失格条項、ヒアリングの実施方法、 評価項目及び評価事項等について審議した。
審議の結果、技術提案書の審査で最も優れた提案者を第1位設計候補者として、また、次点者を第2位設計候補者として特定することを決定した。
なお、本要領は、他の関係要領との整合を図る必要があることから、次回の審査委員会において再び審議し、決定することとした。
(4)技術提案の課題(案)について
技術提案の課題(案)の審議にあたり、事務局に対し、弘前市が策定した西部学校給食センター建設基本構想の概要について説明を求め、 施設整備構想に示された、「安全」「充実」「食育」「環境」「経済性」の5つのキーワードに基づく課題(案)を審議し、決定した。
[技術提案の課題(6項目)]
@ 給食センターに求められる衛生管理と機能的・効率的な各室配置のあり方について
A 魅力的で子どもたちの食への興味・関心が高まる給食を作るための施設・設備のあり方について
B 環境に配慮した施設・設備のあり方について
C 建設コスト、維持管理コストの縮減について
D 少子化により見込まれる余剰設備の有効活用について
E 上記の課題以外についての自由提案
(5)提案書作成要領(案)について
事務局に対し、提案書作成要領(案)についての説明を求め、実施要領に定める審査にあたっての評価項目及び評価 事項における技術者の資格条件及び配置条件、同種業務の実績要件等について審議した。
なお、本要領は、他の関係要領との整合を図る必要があることから、次回の審査委員会において再び審議し、決定することとした。
(6)審査について
審査については、公正性、公平性、透明性を確保するため、提案者名を明らかにせず、匿名で実施することに決定した。
2.第2回審査委員会
[平成18年12月7日(木) 場所 東部学校給食センター 出席委員7名]
(1)実施要領(案)及び提案書作成要領(案)について
実施要領(案)及び提案書作成要領(案)について引き続き審議し、決定した。
(2)評価要領(案)について
事務局に対し、評価要領(案)についての説明を求め審議し、課題に対する提案内容、業務の実施方針及び技術者の同種業務の実績を総合的に評価することを決定した。
(3)技術提案書の熟読について
技術提案書の審査を厳正かつスムーズに行うため、提出期限までに提出のあったすべての技術提案書をただちに委員に配布し、8日間の熟読期間を設けることを決定した。
3.第3回審査委員会
[平成19年2月8日(木) 場所 弘前市役所 出席委員6名]
(1) 審査(会社名は匿名で実施)
@技術提案書の提出状況について
参加表明した6社から提出のあった技術提案書が、実施要領及び提案書作成要領に示した提出方法、提出期限及び 提出条件等に適合していることを確認した。
Aヒアリング実施対象者の選定について
提出された提案内容について審議し、各委員の評価の高い上位3社にヒアリングを実施することを決定した。
Bヒアリングの実施内容について
具体的なヒアリングの方法について審議し、次の内容で実施することを決定した。
また、ヒアリング実施については、文書で通知することを決定した。
・ヒアリングは提出された技術提案書に記載した内容に基づき行う。
・ヒアリングは午前9時15分開始とし、1提案者30分(準備及び後片付けに要する時間は除く)とする。
・ヒアリングは初めの15分を提案者の説明にあて、その後の15分を委員の質問にあてる。
・技術提案の説明は、審査に公正、公平を期するため、会社名を特定できる表現内容を禁じる。
・ヒアリング実施時間割
【提案者NO2】 9:15〜 9:45
【提案者NO3】 9:50〜10:20
【提案者NO5】 10:25〜10:55
4.第4回審査委員会
[平成19年2月17日(土)
場所 弘前市役所 出席委員6名 (内1名は途中退席)]
(1)審査(会社名は匿名で実施)
@ヒアリングの実施
技術提案書に記載された内容について、ヒアリングを実施した。
A技術提案書等の評価
ヒアリング実施後にヒアリングの内容をも参考にし、各委員がヒアリングを実施した3社の技術提案内容を厳正かつ 慎重に評価を行った結果、3社の中から2社を最終審査に付すことを全委員が一致して決定した。
その後の審査においては、委員の評価が分かれたことから、決定方法を協議し、在席委員5名による無記名投票で 決することを決定した。
投票の結果、4票を得た提案者を第1位設計候補者として、また、1票を得た提案者を第2位設計候補者として特定した。
(2)審査結果報告書について
審査結果報告書については、委員長に一任することとし、審査委員へは報告前に成案を提示することとした。
審査結果の公表については、第1位設計候補者の課題に対する技術提案書、委員会の審査経過及び委員長の 講評を3月上旬に市のホームページで公表することが承認された。

