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施政方針及び予算

平成29年度施政方針の内容

平成29年度施政方針及び予算

はじめに

私が2期目の市政運営を進めることとなりまして、間もなく3年が経過しようとしております。これまで市民の皆様並びに議員各位の御理解と御協力を賜りましたことに、厚くお礼を申し上げます。

 

私は、市長就任以来、いち早くファシリティマネジメントに取り組み、汚水処理施設共同事業(MICS)や下水処理場の統合により、多くの維持管理費を削減する効果を生み出したほか、将来負担となる多額の更新費用を回避してまいりました。また、アウトソーシングや包括業務委託を実施し、財政面で大きな果実として生み出しております。さらに、市民の活力と誇りの復活、このことが第一と考え、弘前城天守の曳屋という公共事業をイベントにデザインするなどのシティプロモーションをはじめ、様々な取組みを創意工夫しながら進めてまいりました。その結果、県内外はもとより国外からも高い評価を受け、その外部からの評価を受けることで市民が自信を持ち、弘前への愛着や誇りが高まり、そして市民自らが地域で活動をすることにより、全体として地域力・市民力が上がってきたものと考えております。

私は、ファシリティマネジメントや行政改革で生み出した大きな果実と、高めた市民力を背に、任期最終年度を迎える平成29年度は「オール弘前」体制で将来に向け必要な投資を行いつつも、市民の生活の質を高めることについて、改めて私のこの決意として、市民の皆様にお示ししたいと考えております。

 

今年は、当市の地域経営を進めるための最上位計画として、20年後の未来を思い描き策定いたしました「弘前市経営計画」の最終年度となることから、4年間の集大成として市民の皆様が成果を実感できるように、全身全霊で推し進めます。市の将来都市像の実現に向けて、計画に基づく戦略的な取組みはもとより、市民生活に寄り添った取組みから、経済の活性化となるような未来に向けた必要な取組みまで、これまで培った仕事力をベースに創意工夫を凝らしながら市政を進めてまいります。

新年度からは、これまでの取組みや実績等を評価・分析し、その結果に基づきながら、次期総合計画の策定にも着手することとなります。これまでの様々な取組みを、引き続き市民や企業の皆様の御協力のもと「オール弘前」体制で重層的に連携させることで「子どもたちの笑顔あふれるまち 弘前」に繋がり、そして地方創生の全国の先進モデルとして取組みを加速させてまいります。

 

子どもたちの笑顔は、人々の心を温めてくれるものです。そして、地域の安心感、活力を映す鏡であり、子どもからお年寄りまで、全ての世代が暮らす社会の豊かさを象徴するものと考えております。そこで私は、子どもからお年寄りまでが笑顔で、楽しみ、そして安心して暮らす、心の豊かさや幸福感による地域社会を創るとともに、地域が元気で明るい未来に向かい、子どもたちが夢や未来への希望を育むことができるよう進めてまいります。

私は、ふるさと弘前の子どもたちが、それぞれの未来について元気に胸を張って夢を語り、「弘前に生まれて、住んでよかった」、「いつかは弘前に住んでみたい」と思ってもらえる地域づくりに、断固たる決意をもって果敢にチャレンジし、20年後の「子ども達の笑顔あふれる弘前に」を目指し、未来へ向かって突き進んでまいります。

 

経営計画の改訂

「弘前市経営計画」は、平成29年度が計画期間の最終年度となることから、着実に目標を達成するとともに、将来都市像の実現に向けて、戦略的に推進してまいります。

まず、このたびの改訂のポイントの一つ目は、経営計画に位置づける各施策の評価に基づく改訂であります。刻々と変化する社会経済情勢の中で、地域課題や市民ニーズに適切に臨機応変に対応し、経営計画を常に有効に機能させるため、昨年度に引き続き、各施策の進捗の評価結果に基づいて、より成果が上がるよう見直しを行い、改訂するものであります。

二つ目は、経営計画の最重要課題である人口減少対策の強化であります。子育て世代の負担軽減や健康増進施策・自立支援介護・生活困窮者への就労支援の強化など、子どもからお年寄りまで、市民の生活の質の向上につなげるとともに、住宅支援・就労支援等の移住対策も強化し、人口減少の抑制を図ってまいります。

三つ目は、次期計画を見据えた改訂であります。平成29年度は経営計画の最終年度であると同時に、次期総合計画の策定年度であります。そのため、次期計画へつなげていく、将来へ向けた経済活性化策として、「りんご産業イノベーション戦略」や「ひろさきライフ・イノベーション戦略」に基づく取組みを強化してまいります。

 

改訂の具体的内容といたしまして、「ひとづくり」の分野では、「多様な母子保健サービスの提供」の施策において、妊婦の歯科健康診査を集団方式から個別受診方式に変更し、妊婦の体調に合わせて受診できる環境を整えることとしております。また、「経済的支援の充実」の施策においては、これまでも保育料、入園料及び子ども医療費の負担軽減に取り組んでおりますが、その軽減内容を拡充するほか、多子家族の学校給食費と上下水道料金の負担軽減を図ることとしており、新たに「多子家族学校給食費支援事業」及び「多子家族上下水道料金支援事業」を追加しております。さらに、「様々な環境にある子どもや子育て家庭への支援の充実」の施策においては、子育て支援アンケートを実施し、さらにニーズの高い支援策を検討してまいります。教育面では、モデル校で児童・生徒全員にタブレット端末を1台ずつ配備し、ICT活用教育を推進するとともに、外国語指導助手(ALT)を増員し、小・中学校の英語教育を強化いたします。また、はるか夢球場でのプロ野球一軍戦の開催や東京オリンピック・パラリンピック事前合宿協定国との交流によりスポーツ活動の振興を図るとともに、地域経済の活性化に繋げてまいります。

次に、「くらしづくり」の分野では、「がん対策の強化及び生活習慣の見直し支援」の施策において、新たに中学生を対象にピロリ菌検査を実施するほか、大腸がん無料クーポン券の交付や、大腸がん早期治療支援に取り組み、早期発見・早期治療を促してまいります。また、「自立支援介護の推進」の施策においては、介護度改善の奨励事業をこれまでの施設サービスに加えて、在宅サービスも対象としたほか、「障がい者の就労支援」の施策においては、障がい者雇用奨励金の対象に、新たに発達障がい者等も加えて、それぞれ制度を拡充しております。さらに、「生活困窮者及び就労困難者等の自立・就労支援」の施策においては、これまでの相談体制に加え、訪問支援も実施するとともに、段階的に就労につなげる支援も実施することとしております。

「まちづくり」の分野では、弘前公園の重要文化財を大切に後世へ引き継ぐため、保存修理を実施するほか、空き家・空き地の利活用では、移住者への補助を拡充しております。また、「弘前市一般廃棄物処理基本計画」に基づき、ごみの減量とリサイクル率の向上を目指してまいります。

「なりわいづくり」の分野では、農林業振興において、「りんご産業イノベーション戦略」に基づき、これからのりんご産業を担う人材育成など新たな取組みに積極的にチャレンジしてまいります。観光振興では、「弘前さくらまつり」が、100年目を迎えることから、「オール弘前」体制で記念事業に取り組むとともに、青森港国際化推進協議会に加盟し、県内自治体との連携によるインバウンド対策の強化を図ります。商工業振興では、現在策定中の「ひろさきライフ・イノベーション戦略」に基づき、新たな健康・医療産業の創出を図ってまいります。また、創業・起業への支援として、地域おこし協力隊制度と連動し、地域資源等を活用したローカルベンチャーの育成に取り組むとともに、首都圏在住の移住希望者等と地元企業のマッチングを図り、移住による起業・就業促進を図ってまいります。

最後に、「戦略推進システム」分野では、次世代へつなげる新たな地域資源を市民と一緒につくりだすため、市民協働による「花」で彩る取組みを実証的に進めるとともに、テレワークの実証研究やスタンディングワークの導入など業務の効率化・適正化も進めてまいります。

 

平成29年度は計画の最終年度でありますので、市民の皆様との対話をこれまで以上に重ねて、市民や企業などの市民力による「オール弘前」体制で各種施策を展開してまいります。

 

一般会計予算

平成29年度は、普通交付税が人口の減少や合併算定替特例措置の段階的削減などにより、平成28年度に比べ大幅な減少となる中で、社会保障関係経費が増加するなど厳しい財政状況が見込まれております。そこで、予算編成にあたっては、限られた財源を有効に活用するため、経営計画マネジメントシステムの評価に基づいた資源配分を徹底し、経営計画に掲げる目標を着実に達成するための施策へ優先的・重点的に予算を配分いたしました。そのなかでも、当市の最重要課題である人口減少対策をさらに強化するため、市民生活の質の向上を図ることに重点的に取り組みたいと考えております。

 

私はこれまで、汚水処理施設共同事業(MICS)や下水処理場の統合、電算システムの共同クラウド化など、ファシリティマネジメントの取組みにより維持管理費の削減を実現するとともに、将来的な更新費用を回避してまいりました。こうした取組みによる効果の表れとして、基金残高も増やすことができました。今回、私は、こうしたこれまでの効果を有効に活用し、将来への必要な投資として、市民生活の質の向上を実現するための予算編成に強い思いをもって取り組んだところであります。

具体的な取組みといたしましては、子育て支援や移住促進を拡充するほか、福祉や健康づくりの充実、にぎわいの創出による地域経済の活性化などに資する施策を総合的に実施してまいります。こうした取組みにより、暮らしやすい環境が整うことで移住・定住にも繋がるものと確信しております。そして、今後も、市民サービスの向上を行いつつも、ファシリティマネジメントの取組みや事務の効率化をさらに強化するとともに、中長期的な視点に立ちながら、将来的に持続可能な健全財政の運営に努めてまいります。

 

平成29年度の一般会計予算の総額は、778億4千万円で、平成28年度と比較して、26億2千万円、3.3%の減となっております。

歳出予算の款別の構成比では、第1位が民生費の316億9千806万4千円で、40.7%、第2位が土木費の91億1千998万円で、11.7%、第3位が公債費の85億5千271万8千円で、11.0%となっております。

歳出予算の性質別の構成比では、第1位が扶助費の213億7千835万7千円で、27.5%、第2位が補助費等の103億237万8千円で、13.2%、第3位が物件費の100億8千68万1千円で、12.9%となっております。

歳入予算の款別の構成比では、市税が200億1千177万円で、25.7%、地方交付税が184億6千万円で、23.7%、国庫支出金が146億1千788万8千円で、18.8%などとなっております。

 

事業の選択と集中を徹底するとともに、創意と工夫により有利な財源を活用し、将来負担の軽減に努め、さらなる財政の健全化を図ってまいります。

 

特別会計予算・企業会計予算

特別会計においては、効率的・合理的な事業運営に努めることとし、企業会計においても、効率的な経営に努めることとしております。

国民健康保険特別会計予算は、246億8千429万7千円で、平成28年度に比べ、0.9%の減となっております。

後期高齢者医療特別会計予算は、16億9千642万7千円で、平成28年度に比べ、2.7%の増となっております。

介護保険特別会計予算は、184億4千679万7千円で、平成28年度に比べ、2.0%の減となっております。

水道事業会計予算は、収益的収支において、収入43億756万8千円、支出40億6千860万4千円となっており、また、資本的収支は、収入15億2千840万2千円、支出27億8千783万6千円となっております。

下水道事業会計予算は、収益的収支において、収入60億811万8千円、支出55億3千991万3千円となっており、また、資本的収支は、収入30億146万7千円、支出50億9千806万1千円となっております。

病院事業会計予算は、収益的収支において、収入38億8千627万8千円、支出43億1千780万9千円となっており、また、資本的収支は、収入2億5千144万4千円、支出2億5千144万4千円となっております。

 

終わりに

当市は、古来より多様な自然と向き合いながら豊かな感性と洞察力を持って発展してまいりました。私は、これらの地域に根差した自然共生、風土、文化などと多様性による経済成長を促すとともに、真の豊かさにより市民が笑い、楽しむことができる感性価値の向上を進めてまいります。

そして、常に市民の幸せと、「子どもたちの笑顔あふれるまち 弘前」の20年後の未来を願い、地域に活力を生み、持続可能な社会の創生に向けて、スピード感と発想力、そして決断力を持って、次代の子どもたちが夢を持てるような将来展望を市民の皆様にお示ししながら、市政運営を行ってまいりますので、市民の皆様並びに議員各位の御理解と御協力を賜りたいと存じます。

 


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