弘前市は、平成27年4月から、ビッグデータ・オープンデータの具体的活用方策の検討及び活用の推進等に取り組むオープンガバメント推進協議会に加盟しています。
このたび、オープンガバメント推進協議会では、協議会として初めてのオープンデータ等を活用したアプリケーション開発事例として、感染症の流行状況を可視化し、早期対策を促すWebアプリケーションを公開しました。
「感染症流行警告アプリ ワーンニング」は、感染症の拡大を抑止するとともに、かぜの流行を知らせることで、早期対策を促すことを目的としています。
1.利用者によるかぜ情報の投票
利用者本人もしくは家族の方が、かぜの初期症状と思われる兆候が出ている場合に、その症状を投票することができます。投票は地図上に表示された各地点から行い、地点あたりの投票件数が一定数を超えるとアイコンの色等が変化し、流行レベルをお知らせします。
(注意:投票状況は、実際の流行度合いとは異なる場合があります。)
2.インフルエンザ発生状況を地図上に表示
地図画面内に表示されるタブをクリックすることで、保健所が公表するインフルエンザ発生状況を地図上に表示します。発生状況に応じてアイコンの色等が変化し、流行レベルをお知らせします。
※上記1,2ともに、現在は、協議会参加自治体のみに対応しています。
http://wg.horizon-sc.co.jp/warnning/
パソコン・スマートフォン(iPhone・Android)のどちらでも利用可能です。
利用料は無料です。ただし、インターネットへの接続による通信料は利用者のご負担となります。
利用方法は、アプリケーション内の「ご利用方法」からも確認できます。
本アプリケーションは、オープンガバメント推進協議会(旧:ビッグデータ・オープンデータ活用推進協議会)が平成25年度に実施したビッグデータ・オープンデータの活用アイデアコンテストにおいて最優秀賞を受賞した、「子ども感染症進行マップ」(以下、本アイデアという。)を実現化したものです。
本アイデアを実現化するため、平成26年度に、本アイデアをブラッシュアップしたアプリケーションの企画案等を募集するアプリケーションコンテストを開催し、株式会社オリズンの「感染症流行警告アプリワーンニング」が最優秀賞を受賞しました。当該コンテストでは、最優秀賞受賞者に、アプリの実現化を図っていただくことを前提としていたことから、本協議会と当該企業が協力し、本アプリケーションを開発しました。
今後は、ビジネス展開を視野に、開発者である株式会社オリズンが管理・運営を行います。
株式会社オリズン (代表取締役社長 江口裕)
所在地 福岡県福岡市中央区天神5-10-11 イトーピア天神ビル2F
ホームページ http://www.horizon-so.jp/
■担当
ひろさき未来戦略研究センター 情報分析担当
電話0172-40-7016