弘前市に所在する史跡大森勝山遺跡は、今から約3,000年前の縄文時代晩期の環状列石や大型竪穴建物跡を有する遺跡です。当該期の環状列石の全体の様相が把握できる国内での唯一の遺跡として、2012年9月19日に国史跡に指定されました。また、同年12月、北海道・青森県・秋田県・岩手県及び13市町に所在する17遺跡で構成される「北海道・北東北の縄文遺跡群」の構成資産の1つにもなっています。
「北海道・北東北の縄文遺跡群」は、2018年7月19日、文化庁で開催された文化審議会の世界文化遺産部会において、平成30年度の世界文化遺産の国内推薦候補に決定されました。
この国内推薦候補決定に伴い、市では7月27日に、国内推薦候補決定をお知らせする垂幕をJR弘前駅中央口側エスカレーター前に、同じく立看板を弘前市役所本庁舎に設置しました。
世界文化遺産登録に向けて、皆さまのご理解とご協力を頂けたら幸いです。
世界文化遺産国内推薦決定垂幕(JR弘前駅中央口側エスカレーター前)
世界文化遺産国内推薦決定立看板(弘前市役所本庁舎)
お問い合わせ先
〒036ー1393
青森県弘前市大字賀田1-1-1
弘前市教育委員会 文化財課
☎0172-82-1642(直通)