9月1日は1923年に関東大震災が発生した日であり、台風の被害を受けやすいと言われる「二百十日」もこの前後です。
8月上旬には弘前市においても近年にない豪雨災害が発生し、市内広域に避難指示等を発令しました。豪雨災害から約1か月、防災の日を迎えるにあたり、今一度、ご自身やご家族がお住まいの地域の災害リスクや避難所等についてご確認ください。
(1)弘前市防災マップ掲載内容
○マイ・タイムライン
・避難が必要かの判定、避難の際の動きの確認について記載しています。
○避難情報のポイント
・警戒レベル別の避難行動について記載しています。
○避難指示の発令基準
・避難指示の発令基準について記載しています。
★なお、令和3年5月20日に災害対策基本法が一部改正され、これまでの「避難勧告」と「避難指示(緊急)」が「避難指示」に一本化されました。現在の運用は以下の通りです。詳しくは下記リンクへ。
【警戒レベル5】 緊急安全確保 (旧表示:災害発生情報)
【警戒レベル4】 避難指示 (旧表示:避難勧告、避難指示(緊急))
【警戒レベル3】 高齢者等避難 (旧表示:避難準備・高齢者等避難開始)
★最新の避難指示の発令基準についてはコチラ
http://www.city.hirosaki.aomori.jp/kurashi/kinkyu/hazard/bousaimap_08_r308.pdf
○住所別危険区域一覧
・住所(大字)ごとの災害リスクを掲載しています。
○指定避難所・指定緊急避難場所一覧
・学区別の指定避難所、指定緊急避難所を記載しています。
○浸水想定区域・土砂災害想定区域図
・河川浸水想定区域(河川洪水時の浸水の高さ)を掲載しています。
・土砂災害警戒区域(土砂災害に注意なエリア)を掲載しています。
○非常時持出品の準備&チェック
・非常時に必要な主なものを掲載しています。
○災害時の感染症対策
・新型コロナウイルス感染症感染拡大時における対応を記載しております。
(2)弘前市防災マップの入手方法
○ホームページ
http://www.city.hirosaki.aomori.jp/kurashi/kinkyu/hazard/
○冊子の配布場所
弘前市役所(市民課受付・防災課)、市民課分室(城東・駅前)、岩木・相馬総合支所、各出張所で配布しております。
○土砂災害、洪水などの避難指示は、あくまで「危険な場所にいる人」に対して発令しています。
○弘前市防災マップを使って、自宅や勤務先などが、浸水想定区域、土砂災害区域にあるかどうかを確認しましょう。
○浸水想定区域に該当しない場合は「○○川流域の浸水想定区域」、土砂災害警戒区域に該当しない方は「○○地区の土砂災害警戒区域」への避難指示の対象ではありません。
○弘前市防災マップには、弘前市の指定避難所を掲載しています。
○ただし、避難所に行くことだけが避難ではありません。
○「避難」とは、「難」を「避」けることです。「安全な場所にいる人」まで避難する必要はありません。(弘前市防災マップで確認しましょう。)
○特に、高齢者や障がい者、乳幼児などは慣れない場所での生活に強いストレスを感じることが想定されます。
○安全な場所にお住まいの親戚・知人宅、また、ホテル・旅館などに避難するのも有効です。
○また、3.0m未満の浸水想定区域の場合で、ご自宅が2階建以上の方は、建物上部に避難する「垂直避難」も有効です。
○開設中の避難所については、市ホームページなどで随時更新していきます。
○ご自身にあった避難方法をあらかじめ決めておくことが重要です。
○防災行政無線は、主に屋外に向けた情報発信の手段です。気候や地形などの影響で聞こえにくい場合、屋内にまで届かない場合がございます。特に風水害の場合は窓を閉めており、その傾向が強くなります。
○そのため、市では、防災行政無線の最新内容を確認できる、「確認用テレフォンサービス」、防災行政無線の音声情報がスマートフォン等に届く「防災行政無線アプリ」を運用しています。
○テレビやラジオ、インターネットから発信される避難情報などと併用し、ご活用ください。
○確認用テレフォンサービス・防災行政無線アプリの詳細はこちら
http://www.city.hirosaki.aomori.jp/kurashi/kinkyu/2015-0213-1042-19.html
○気象庁ホームページ
https://www.jma.go.jp/bosai/#pattern=rain_snow&area_type=class20s&area_code=0220200
○青森防災ポータル
https://bousai.pref.aomori.lg.jp/
弘前市総務部防災課防災係
電話 0172-40-7100