青森県内では、毎年約10人の方が農作業事故により亡くなっています。
このうち、約8割は65歳以上の高齢者となっています。
農作業事故を未然に防ぐため、以下の点に気を付けて作業しましょう。
1.乗用型の農業機械、特にトラクターによる事故が多発しています。
シートベルト・ヘルメットの着用や、安全フレームの装着を心がけましょう。
また、ほ場の出入り口部分や傾斜地を通る際には、転倒・転落に注意しましょう。
2.脚立や高所作業台車などでの作業中に、転落する事故が発生しています。
機械・器具の取扱上の注意事項を遵守するとともに、雨天時など足元が滑りやすい時には十分に注意しましょう。
3.長時間の連続作業を避け、作業の合間に十分な休憩を取りましょう。
また、1人での作業を避け、やむを得ず1人で作業する場合は、携帯電話を所持しておく、家族に作業場所を伝えておくなどを心がけましょう。
作業機付きトラクターで公道を走行する場合、灯火器類等の設置など、保安基準を満たす必要があります。
農業機械の公道における事故では、後ろから追突を受けるものが最も多く発生しており、灯火器類等を設置することで追突事故の防止が期待されます。
詳細については下記のデータをご覧ください。
また、一定の寸法や重量を超えるトラクターで公道を走行するためには、道路管理者による特殊車両通行許可が必要となります。
詳細については下記の国土交通省のホームページをご覧ください。
青森県農業機械協会では、農業者が組織する団体等を対象に、農作業事故防止のための講習会を開催します。
開催を希望する方は以下のページをご覧ください。
参考資料
2.【労災保険】農業者のための特別加入制度のしおり(2470KB)
担当 農政課 農産係
電話 0172-40-0504
ファクス 0172-32-3432