青森県内では、毎年約10人の方が農作業事故により亡くなっています。
このうち、約8割は65歳以上の高齢者となっています。
農作業事故を未然に防ぐため、以下の点に気を付けて作業しましょう。
①慣れた作業でも油断せず、安全を確認して行いましょう。
②必ず、作業の合間に十分な休憩を取りましょう。
③自分は「大丈夫」と過信せず、無理のない作業を行いましょう。
④1人での作業は避け、やむを得ず1人で行う場合は、家族に作業時間と帰宅時間を伝え、携帯電話を持ち歩きましょう。
⑤家族や周りの人など、地域全体で注意を呼び掛け合いましょう。
現在、青森県では春の農作業安全運動を実施しています。
春の農繁期を迎えるこれからの季節は、農作業事故が多く発生しますので、より一層の注意・取組をお願いします。
青森県の農作業安全に関するホームページはこちら
(パンフレットデータはこちら(581KB))
農作業中の熱中症により、毎年約30名の方が死亡しています。
猛暑日が続く真夏だけではなく、暑さに慣れていない初夏における高温日、梅雨明けで暑さが本格化する時期、災害からの復旧作業時などにもリスクが高まりますので、以下のポイントに気を付けて、熱中症を予防しましょう。
〇暑さを避ける
→高温時の作業は極力避け、日陰や風通しのよい場所で作業
〇こまめな休憩と水分補給
→喉の渇きを感じる前に、こまめに水分・塩分を補給
〇単独作業は避ける
→複数名で作業を行う、時間を決めて連絡を取り合う
〇熱中症対策アイテムの活用
→帽子や吸湿速乾性の衣服の着用、空調服や送風機の活用
〇手足のしびれ・めまい・吐き気・頭痛、汗をかかない、まっすぐ歩けないなどの症状がある場合、すぐに作業を中止しましょう。
〇熱中症の可能性を感じた場合、涼しい場所に避難し、衣服を緩めて、首筋や脇の下・足の付け根を冷やす応急処置をしましょう。
〇応急処置で症状が改善しない場合、躊躇することなく医療機関での診察を受けましょう。
・熱中症の危険性が極めて高くなると予測される地域に発令される「熱中症警戒アラート」の情報は、テレビ等の天気予報、環境省や気象庁のウェブサイト、農林水産省が提供するMAFFアプリ(下記の農林水産省 熱中症関係情報集参照)等で入手することができます。
・熱中症に関係する詳細情報については、以下のデータ等をご確認ください。
作業機付きトラクターで公道を走行する場合、灯火器類等の設置など、保安基準を満たす必要があります。
農業機械の公道における事故では、後ろから追突を受けるものが最も多く発生しており、灯火器類等を設置することで追突事故の防止が期待されます。
詳細については下記のデータをご覧ください。
一定の寸法や重量を超えるトラクターで公道を走行するためには、道路管理者による特殊車両通行許可が必要となります。
詳細については下記の国土交通省のホームページ等をご覧ください。
農耕トラクタの特殊車両通行許可申請について(国土交通省HP)
農耕トラクタの特殊車両通行許可のエリア一括申請について(72KB)
担当 農政課 地域経営係
電話 0172-40-7102
ファクス 0172-32-3432