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学校経営

1 学校教育目標及び努力目標

健康・・・心身を大切にし、活力を生む

自主・・・意欲を持ち、行動を起こす
創造・・・よく学び、生活を豊かにする

誠実・・・思いやりの心を持ち、良心に生きる

2 学校運営の理念

  (1)教育理念

     「人皆に美しき種子あり」 (安積 得也)
 一人一人の子どもが、価値の多様化が進み変化の激しい社会の中にあって、夢を抱 き、困難に負けず、その実現を目指し、生涯にわたって心豊かにたくましく生きてい くことができるよう、その基盤づくりをする。そのために、
1.子どもの可能性を信じる
・子どもは常に今のままではない。子どもの中の変化や成長の可能性を信じ、根気 強く、あきらめず、働きかける。
2.子どもの可能性を引き出す
・自己肯定感は意欲の源であるが、ほめれば高まるというものではない。「ほめられ れる」「人に感謝される」「誰かに笑顔を見せられること」が大事である。
誰かの笑顔に貢献できた自分を実感できる機会を、数多く、幅広く持つことが夢や目標の種となる。学級、学年、生徒会の活動を通して、その場づくりをする。
3.子どもの可能性を広げる
・「挑戦する子」に育てたい。同時に、「失敗から抜け出す方法」を身につけさせた い。挑戦を恐れるのは失敗からの抜け出し方を知らないからである。ほめ、話を し、人と関わらせ、失敗もさせる。同時に、人の助けを借りて失敗から抜け出す経 験もさせるのが中学校である。友だちが困っていることにも気付き、それを助けられることも大事である。怖いのは、失敗を恐れて挑戦しないことである。挑戦する 心、失敗しても立ち上がるしなやかな心が、自身の可能性を広げ、夢の実現を目指 し、生涯にわたって心豊かにたくましく生きていく力を生み出していく。

  (2)経営理念

1.「凡事徹底」を貫く
・教員の仕事は、「必要だが時間がかかり成果がすぐには見られないもの」が多い。 しかし、地道に小さな一歩を積み重ねることで、ある日、あるいは何年か後に大き な成果(子どもの成長)として帰ってくる。教員の仕事は、すぐには評価されない。 しかし、子どもが大きくなって、成人を迎えたとき、仕事に就いたとき、親になっ たときなどの節目節目で再評価され、感謝されることになる。毎日の傾聴、声がけ、 笑顔の積み重ねを大切にしたい。
2.一人一人に「居場所」と「出番」をつくる
・教育は子どもの自己実現を支援するものだが、子どもが「自己実現への意欲(欲求)」 や「学習の意欲」を出すためには、基本的な欲求が満足されなければいけない。一 番下位から「生理的欲求」「安全の欲求」「所属と愛の欲求」「承認の欲求」 そして「自己実現の欲求」となる。承認の欲求が満たされて、はじめてボランテ ィアもできるし、将来のイメージや自己実現の意欲もわいてくる。これを踏まえ、 子どもの状況や背景の理解に努め、居場所づくり、出番づくりに全力であたる。
3.一人一人の「自己有用感」を高める
・相手からの好意的な反応や評価があって感じることのできる自己の有用性を、「自 己有用感」という。「自分が役に立っている」「自分が必要とされる存在だ」とい う実感である。
他者から認めてもらえると感じた子どもは、いたずらに他者を否定することも、攻撃することも減る。相手をおとしめて自分の存在を相対的に高めるという必要が ないからである。さらには、相手のことも認めることができるようにもなってくる、と言われている。下級生や外部からの感謝の言葉や「自分たちも3年生になったらああなりたい」というメッセージは、年長者の「自己有用感」を高めてくれる。また、下級生にとっては、目標とする先輩(ロールモデル)を持つことが、意欲の発揚や規範意識の向上にもつながる。自己有用感を高めるための、生徒が他者から認められる喜びに気付き、最終的に は自ら進んで他者や集団に貢献することを誇りに思うようになる活動を、学級、学 年、生徒会等のあらゆる教育活動を通じて創り出していきたい。

(3)めざす学校像

~「所属感・存在感・一体感・達成感」(四中四感)のある学校をめざす~
1.すべての生徒が、安心・安全に生活できる学校
2.すべての生徒に、学びが保障される学校
3.明るいあいさつが響き、活気と潤いに満ちた学校
4.地域社会に開かれ、学校・生徒・保護者が信頼関係にある学校

(4)めざす生徒像(四中学区教育自立圏 めざす子ども像・15の姿)

~強い心を持ち、行動で示すことのできる生徒~

1.自ら進んで学習に取り組み、夢や目標の実現に向けて努力する生徒
2.礼節や規範意識、思いやりの心を持ち、望ましい人間関係を構築できる生徒
3.命を大切にし、めあてを持って心身を鍛える生徒
4.志高く、貢献に誇りと喜びを感じる生徒

(5)めざす教師像

~生徒にとって最大の教育環境は教師である~
1.教育専門職としての自覚と責任を持つ教師
2.絶えず研修に努め、何よりも授業で勝負する教師
3.同僚・保護者・地域社会と連携し、組織として動ける教師(報・連・相・確)
4.生徒に深い愛情を持ち、本気で向き合う教師3 今年度の教育活動の重点(学校課題)と具体的な方策

 

3 今年度の教育活動の重点(学校課題)と具体的な方策

(1)学力(学習意欲)の向上と定着

1.学習に適した校内・教室環境の整備と充実
2.基礎的な知識・技能の習得と、課題の発見と解決に向けて主体的・協働的に学ぶ力 の育成
3.ユニバーサルデザインの視点を取り入れた授業づくりの実践
4.学習規律の確立と生徒指導の三機能を生かした授業づくり
5.「学び合い」を取り入れた、学習意欲を高めるための授業の工夫
6.校内研修の充実と校外研修による「授業力」の向上
7.家庭学習習慣の定着を図る指導の充実
8.一人一人の教育的ニーズに応じた特別支援教育(インクルーシブ)の充実【具体的な方策】
・教室掲示、ロッカー等の整備、整理整頓、・「研修だより」の日常的な活用、・学習評価の効果的な活用

・校内研の充実と県外研修視察、・「学び合い」を生かした授業改善、・個別指導、補充的な学習の実施
・実態に応じた弾力的な指導形態の工夫、・学習実態調査、生徒による授業評価の実施と活用
・小6春休みつなぎ教材の効果的な活用、・学区特別支援小中交流学習、・ICTの積極的で効果的な活用
・個に応じた合理的な配慮(「個別の支援・指導計画」の活用)

(2)生徒指導の充実

1.「所属感・存在感・一体感・達成感」(四中四感)のある学級、学年経営の充実
2.礼節と規範意識の醸成
3.不登校、問題行動、いじめ等の未然防止、積極的な認知と組織的な対応
4.生徒理解に努め、教職員と生徒の信頼関係及び好ましい人間関係の育成
5.情報モラル(インターネット、メール、ライン等)への対応【具体的な方策】
・「凡事徹底」当たり前のことを当たり前に
・定期的なアンケート、調査等の実施(月1回のいじめアンケート実施)
・ユニバーサルデザインの視点を取り入れた授業づくり
・教育相談の定期的な実施と心の教室相談、スクールカウンセラーとの連携
・日常的な生徒とのかかわりを重視 ・地域、関係機関とのスムーズな連携
・組織的で一貫した指導体制(情報共有) ・情報モラル教室等の実施
・5W1H(誰が、何を、いつ、どこで、なぜ、どんな目的で)
・「四中スマイル委員会」による迅速な対応(いじめ防止基本方針)
・「個別の教育支援・指導計画」の作成と活用

(3)豊かな心・健やかな体の育成

1.挨拶・整理整頓の励行と、全教育活動を通した道徳教育の推進
2.リーダーシップの育成と生徒会活動や各行事の充実
3.夢を育み、生き方を考えさせるキャリア教育と進路指導の充実
4.朝読書の充実と学校図書室の積極的な活用
5.体育、健康、安全教育及び食に関する指導の充実
6.整然と美しく、潤いのある環境整備【具体的な方策】
・道徳の授業時間確保と充実(「考える道徳」「議論する道徳」への転換)
・話合い活動を基盤とした、自治的な活動の指導と支援
・教育活動全体を通した系統的、計画的な一貫性のあるキャリア教育の実施
・進路指導室の効果的な活用
・救急救命講習、喫煙予防教室、思春期教室の実施
・朝読書の指導徹底と朝学習等についての論議
・無言清掃活動の充実と指導の徹底

(4)地域に開かれた信頼される学校運営

1.教職員の指導力と資質の向上
2.「教育自立圏」(コミュニティスクール)に向けた調査と研究
3.四中クインテット・PTA活動・学区小中連携協議会を核とした一貫教育の実現
4.外部評価を含む学校評価の実施と公表【具体的な方策】
・生徒指導週報による生徒情報の共通理解
・主任会議での密な情報交換と共通理解 ・地域、PTA行事等への参加
・各通信の発行(学校通信、学年通信等)  ・小中「めざす子ども像」の実現
・学校施設の開放と積極的な学校、行事等の公開
・学校評価、保護者アンケート、各学校行事評価、学校評議員評価等

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