明治9年9月9日創立
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校長:成田 頼昭 児童数:333人 教職員数:36人 |
・考えて学習する子
・助け合って働く子
・明るく健康な子
明治9年、外崎小学として発足した本校は、開校以来「自立・進取」を校風とし、着実な歩みを続け、今年度学校創立148周年を迎える歴史と伝統のある学校である。校章の梅花図は、小比内・外崎・高田・福田子・新外崎の5地区を花弁とし、地域の融合、一体化を願って制定されたものである。
本校は弘前運動公園に隣接し学区は城東・外崎・高田・豊田・小比内・川先各地区の計14町会からなり、市街地の発展に伴い、北はJR弘前駅城東口から東消防署、西はJR奥羽線、東は新里近辺にまで広がっている。
保護者は両親共働き世帯が大多数であるが、参観日への参加や学校行事への協力は盛んで、教育への関心が高く、PTA活動も自立的である。児童が在籍していない家庭からも、「学校支援ボランティア」や「育成会」等、多くの場面で学校への協力をいただいており、特に、自動車の往来が激しい登校時の安全指導では、長年に渡って見守り隊として協力してくださる方も多い。
年間を通じて東部公民館、豊田地区社会福祉協議会、豊田地区体育協会などとの関わりが強く、学校と保護者・地域社会・関係機関が連携して児童の健全育成を行っている。また、隣接する豊田児童センターには多数の本校児童が在籍しており、全国大会で好成績をおさめている一輪車クラブの活動をはじめ、児童の第二の学校とも言える役割を担っている。
【学校運営の基本理念】
豊田小学校を『子どもを主役に、笑顔あふれ、夢を紡(つむ)ぐ、楽しい学校 』
~ 多様性と人間性を尊重し、耳を傾け、認め・褒め・勇気付ける ~
【子どもを主役に】とは
学校は、子ども・保護者・教職員・地域それぞれにとって、「来てよかった」「通わせてよかった」「務めてよかった」「在ってよかった」と思える存在でありたい。とりわけ、子どもたちにとって、安心できる場であり、夢を育み、可能性を開花させ、自己有用感を十分に味わい、過ごすのが楽しい、そして明日も通うのが待ち遠しい楽しみな場、すなわち「楽しい学校」「楽校」としたい。そのためにも、「全ての教育活動の主役は子どもであり、全ての子どもが活躍することを目指す」「全ては子どものために」の共通認識のもと、「子どもを主役に」据えて学校づくりに努めたい。
そこで、「豊小プライド」(豊田小の教育に携わる使命と誇り)をもち、常に「今、この関わりは目の前の子どものためになっているか?適切な方法か?」を視点に、子どもへ誠実に向き合って教育活動に臨みたい。また、多様性と人権を尊重し、声なき声に耳を傾け、良さや努力、過程を認め、褒めたり勇気付けたりしながら、教育目標の具現化を目指したい。そのため、「みんなでみんなの子どもを育てる」を合言葉に「チーム豊小」として子どもに関わる全ての方々と連携・協働しながら、共に楽しみ共に成長しながら「子どもを主役に」「楽しい学校」づくりを推進したい。
【笑顔あふれ】とは
学習指導要領では、「育成を目指す資質・能力」を、①生きて働く「知識・技能」、②未知の状況にも対応できる「思考力・判断力・表現力等」、③学びを人生や社会に生かそうとする「学びに向かう力・人間性等」の三つの柱に整理し、さらに「令和の日本型学校教育の姿」では、「個別最適な学び」と「協働的な学び」を一体的に充実し、「主体的・対話的で深い学びの実現」に向けた授業改善により、子どもたちの資質・能力を育成することを目指している。
つまり、教師が、研修等を通して自身の授業観を捉え直し、子どもたちにどのような資質・能力を育成するのかということを明確にして授業改善する必要がある。このような授業が実現され、新しい時代に求められる資質・能力が育まれたとき、子どもたちは笑顔あふれる。
【夢を紡ぐ】とは
夢は、自己実現の過程であり、自己の将来を見据え、一歩一歩努力を積み上げて実現を目指す姿勢が大切である。布に例えるなら、織機に張られた「たて糸」と「よこ糸」がしっかり絡み合うことで、丈夫な布となる。
自身の将来の姿をしっかり意識させて、一人一人の夢を描かせ(たて糸を張らせ)、開かれた学校づくりを基盤とし、地域の人的・物的資源を活用しながら、計画的・継続的に様々な教育活動を実践する(よこ糸を紡ぐ)ことで、「夢と志、郷土に誇りをもち、新しい時代を主体的に切り拓く青森県民の育成」を目指したい。
【楽しい学校とは】
体育館に高山松堂先生揮毫の「楽しい学校」が掲げられている。学校とは、本来、みんなが共に学び、子どもたち一人一人の心の居場所となる安全・安心な空間である。
そこで、「命を大切にする学校」「いじめのない学校」を学校づくりの基盤とし、子どもたちの心身の健やかな成長を願い、教職員、保護者及び地域住民が一体となって学校づくりを進めること、また、それによって子どもがやる気と自信をもって自ら考え、主体的に行動することで自己有用感を育むこと、これが豊田小学校の目指す「楽しい学校」である。
〒036-8101 弘前市豊田一丁目4番地1
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