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平成26年12月8日 定例記者会見

(会見者: 葛西憲之 市長)

市長あいさつ

 代表質問

1.衆議院選挙について
2.弘前ウォーターフロント開発(株)について

 自由質疑

1.ひろさき未来戦略研究センター スーパーバイザーについて
2.プロジェクションマッピングについて
3.プロ野球1軍公式戦誘致について
4.雪対策について

配布資料

1.記者会見次第(あいさつの主な項目等)PDFファイル(70KB)

2.プロジェクションマッピングチラシPDFファイル(178KB)

3.ひろさき未来戦略研究センタースーパーバイザーについてPDFファイル(130KB)

4.平成27年市民新年互礼会についてPDFファイル(207KB)


 

市長あいさつ

冬期間における観光客増加と滞在型観光の推進を図るため、プロジェクションマッピングを実施します。
場所は、旧弘前市立図書館で、明治、大正期の洋館が数多く残っている当市ならではの、洋館をスクリーンに見立てたプロジェクションマッピングとなっています。
投影は、12月23日(火曜日)から25日(木曜日)までの3日間、午後6時から午後8時まで、30分毎に、5、6分程度放映いたします。
映像のテーマは「弘前の四季」で、当市の魅力が詰まった内容となっています。クリスマスを飾る映像も入っており、旧弘前市立図書館がどのように変化していくのか、観光客の皆さま、あるいはご家族、ご友人を誘い合って、ぜひ、ご覧いただきたいと思います。
また、プレイベントとして、市内の高校生や大学生などが制作した「夢」や「未来」をテーマとした映像を、12月17日(水曜日)から19日(金曜日)までの3日間、市立観光館の壁面に投影します。各学校とも初めての体験で、苦労があったそうですが、こちらも、午後6時から午後8時まで、30分毎に、3校合わせて5分程度放映いたしますので、ご覧いただきたいと思います。
すでに始まっている、今年のエレクトリカルファンタジーは、弘前駅から、えきどてプロムナード、土手町、百石町、そして市役所周辺と、イルミネーションの光でつながっておりますので、こちらも散策しながら、是非、プロジェクションマッピングにお越しいただきたいと思います。
 
ひろさき未来戦略研究センター、スーパーバイザーについてです。
先月、自治体内シンクタンクの組織体制の概要を報告しました。その中で、スーパーバイザーについて交渉中であるとお答えしたところですが、今般ご承諾いただいたことから発表したいと思います。
スーパーバイザーには、涌井史郎(わくいしろう)氏を起用することといたしました。涌井氏は、造園家・東京都市大学環境学部教授で、TBS「サンデーモーニング」のコメンテーターとしても知られるほか、国連生物多様性の10年日本委員会委員長代理など、数多くの要職を務めておられます。
涌井氏には、弘前市の20年後を見据えた都市デザイン、政策研究の方向性や進め方などに、広くアドバイスをいただきたいと考えています。
 
毎年正月に、市民相互に年頭挨拶を行う、市民新年互礼会を開催しています。
来年は、1月3日(土曜日)午後5時から、ホテルニューキャッスルにおいて開催します。
今回は、市民が互礼会により参加しやすい雰囲気を作るため、祝宴時に、吉本興業から芸人をお呼びして、場を盛り上げたいと考えています。
ゲストは、地元に「住みます芸人」で、コンビの1人が当市出身の「キューティーブロンズ」と、今年、キングオブコント2014で優勝し、コンビの1人が当市出身である「シソンヌ」を予定しています。
これまで市民新年互礼会に参加したことのない、多くの市民のご来場をお待ちしております。
 
去る9月27日から11月16日まで開催された博物館特別企画展「名画の花束」が、会期51日間で、延べ1万3,089人の入館があり、盛況のうちに閉幕いたしました。
本展覧会は、ヨーロッパ名画15点を中心に、伝統的な日本の絵画もあわせて紹介したものです。世界的に著名な画家の展覧会であったにもかかわらず、作品の賃借料を抑えられたことなどから、経費削減が可能となり、通常800円の入館料を500円と格安で開催できたことや、東北初公開の作品などの話題性もあって、多くの皆様に芸術の秋を堪能していただけたものと思っております。
また、今回の展覧会は、開幕前に博物館が市内の小・中学校の美術の先生によるワークショップを開催して、子どもたちにも分かりやすい解説にするとともに、遠距離の市内の小・中学校には、市有バスによる送迎を行うなど、子どもたちの鑑賞機会の創出に努めたものであります。

その結果、市内の16の小・中学校の児童や生徒を含めて、1万3,000人を超える総入館者数となり、昭和52年の開館以降、歴代6位の記録となりました。
本展覧会開催にご尽力をいただきました関係各位に、改めてお礼を申し上げます。
 
厚生労働省では12月5日に、例年より3週間早くインフルエンザの流行シーズンに入ったと発表しました。既に首都圏では多くの方が感染しており、東北でも岩手県や福島県で増加しています。
当市でも、11月30日ころから、急患診療所に受診に訪れる市民も出てきました。市では、高齢者や未就学児へのインフルエンザ予防接種費用の助成を行っておりますので、早めの接種をお願いします。インフルエンザの予防のため手洗いを励行し、もしかかったら咳エチケットで感染を広めないよう、市民の皆さんの取り組みをよろしくお願いします。
 
さて、今年最後の定例記者会見となりました。
報道機関の皆さまには、この一年間、防災情報をはじめ、各種施策やイベント情報など、いろいろな情報発信にご協力をいただきました。おかげさまをもちまして、多くの市民の皆様に、市政運営等に関心を持っていただくことができました。心から感謝申し上げます。
12月に入り、いよいよ冬の厳しさが増してまいりました。体調を整え、お風邪を引かれないよう、お体をご自愛ください。
2015年も、子ども達の笑顔があふれ、市民の皆さまが幸せに暮らせるともに、弘前市がより一層発展しますよう、全力を尽くしてまいります。
来年も、本年同様のご理解とご協力をいただきますようお願い申し上げます。

 

代表質問

1.衆議院選挙について

Q.記者

衆議院選挙が師走選挙ということになりますが、市政への影響があるかどうかをお聞きします。

A.市長

皆様もご存知のとおり、安倍総理大臣が11月21日に衆議院を解散し、12月14日には衆議院議員総選挙投票が行われます。 私は、「まち・ひと・しごと創生法」や「地域再生法の一部を改正する法律」、いわゆる地方創生関連の法律は、人口減少、超少子高齢化社会や地方経済の減退など、地方の「待ったなし」の課題に、国と地方が総力を挙げ、解を見つけ、活力を生み、持続可能な社会を作っていくための重要な法律が成立したと思っております。 今回の解散により、国政が停滞し、これらの具体的な実現が遅れることで、市政への影響が出ることを懸念しておりますが、そのようなことが無いよう、裏づけとなる来年度予算を一日も早く成立していただき、地方創生への機運を更に高めていただけるよう期待しております。 当市としては、国の動き等をしっかり見据え、人口減少、超少子高齢化、地方経済の減退など、地域課題に対しての市政や市民活動にしっかりと対応していきたいと思っておりますので、国政においても、政治的空白の期間をできる限り少なくしていただきたいと思っております。

Q.記者

世間では、解散について「大義なき解散」などといった声もありますが、市長ご自身は今回の衆議院選挙の意義をどうお考えかお聞きします。

A.市長

衆議院を解散するかどうかは総理大臣の専権事項であり、さまざまな事象を総合的に判断し、最終的な決断をされたと思っております。 また、衆議院解散の大義については、総理自身が先般の記者会見において述べられておりますので、それを有権者の皆様が各々判断されることと思います。

Q.記者

今回の衆議院選挙で、候補者は地方分権や農業政策など様々訴えています。市長ご自身としては、どのようなテーマについて議論が深まることを期待しますか。

A.記者

さまざまございますが、特に「地域の活性化」や「子育て支援などの継続的な社会保障制度」、「産業・経済・雇用」などの政策について、議論を深めていただきたいと思っております。 人口減少、超少子高齢化、地域経済の減退など、既に地方は「待ったなし」の状況となっております。私は、地方の活力が国の活力になり、日本全体の元気になると思っております。 そのため、国政を担う方々には、地方に活力を生み、子育て支援をはじめとした、持続可能な社会保障制度などの実現に向けて、今すぐ実施しなければならない施策を具体的に示し、併せて、次の世代の子ども達のためにも、将来展望をしっかりと示していただきたいと思っております。 当市といたしましても、地域活性化や継続的な社会保障制度の実現のために、市民、各種団体、行政等が目的を共有し、「オール弘前体制」で知恵を絞り、行動していきたいと考えております。それが当市の将来都市像である「子どもたちの笑顔あふれるまち 弘前」の実現にもつながるものと思っております。

 

2.弘前ウォーターフロント開発(株)について

Q.記者

まず、弘前ウォーターフロント開発株式会社の特別清算に対する市の補助金について、差し止めの訴訟が起こされておりますが、市としての対応をお聞きします。

A.市長

岩木川市民ゴルフ場の利用状況についてご説明します。 本年4月の開業以来、11月30日までに、延べ1万1,174人の利用があり、なかでも65歳以上の市民利用者は、ゴルフ、ニュースポーツを合わせて、延べ4,149人となっています。 グリーンシーズンに、このように多くの市民に利用されていることは、岩木川市民ゴルフ場利活用計画に掲載している、市民の健康づくり、特に高齢者の健康づくりという趣旨に、大きく寄与していると判断しております。 この度の「弘前ウォーターフロント開発株式会社特別清算補助金」の支出差し止めを求める訴訟については、その訴状が11月26日付けで、青森地方裁判所から市に送達されました。 請求の趣旨は、 1 被告は、「弘前ウォーターフロント開発株式会社特別清算補助金」として公金862万3,000円は支出させてはならない。 2 前項の公金支出がなされた場合には、被告は訴外 葛西 憲之に対して、金862万3,000円を支払えとの請求をせよ。 3 訴訟費用は被告の負担とする。  との判決を求める、というものでした。 この特別清算補助金は、多くの方に利用され市民の健康増進にも大きな役割を果たしている岩木川市民ゴルフ場にとって、必要不可欠な管理棟、駐車場他を確実に取得するために創設した、公益性のある補助制度です。 今後の裁判においても、その点を強く主張してまいりたいと考えています。 市としては引き続き、岩木川市民ゴルフ場が多くの市民に利用される社会体育施設となるよう、環境整備に努めてまいります。

 

自由質疑

 1.ひろさき未来戦略研究センター スーパーバイザーについて

Q.記者

スーパーバイザーの涌井氏は、経歴のどのあたりを基点に選ばれたのか、また何か弘前市との繋がりがあるのかをお聞きします。

A.市長

涌井氏は、数々の要職を務められており、景観、環境、生物多様性などの切り口から、人と自然の共生を目指し持続的未来に向けた戦略的方向を探求されており、そういった面から人口減少、超少子高齢化、グローバル化する社会環境の中で、いかに地方が自律的に生き残るべきかなど、当市の将来を模索するうえで貴重なご意見をいただけるものと判断しました。 また、涌井氏と当市の関わりとしては、平成23年度に弘前市と弘前大学等で東京において開催した「大学連携 知の拠点形成プロモーション事業」、そして平成25年度には公益社団法人弘前青年会議所が開催いたしました「環世界自然遺産サミット」において、基調講演やパネリストなどに参画いただいた経緯があります。 私は、涌井さんと何度もお目にかかりいろんなお話をさせていただきました。この方であればこの弘前、あるいは地方の将来の方向性について確実なアドバイスがいただけるものと判断してのことです。

Q.記者

スーパーバイザーというのは無報酬のものなのか、あるいは報酬が発生するものなのかをお伺いします。

A.市長

どういった身分、位置付けになるのかということですね。それは、地方公務員法第3条第3項第3号に規定する「非常勤の特別職に属する地方公務員」という位置付けになります。任期は平成29年度までとなり、報酬等は発生します。

Q.記者

報酬の金額はどのぐらいのものですか。

A.経営戦略部長

極めて少ない金額です。通常業務時同様、有識者にアドバイスいただく範囲のものです。

Q.記者

涌井氏には運営会議に出席いただいて、全体の大きな方向性を出すということですが、その運営会議がどのくらいの頻度か、またどこで開く予定かをお聞きします。

A.市長

運営会議は少なくとも年3回ぐらい、当然、弘前で開くことが主体となります。

Q.記者

涌井氏が来弘して、辞令交付をする予定はありますか。

A.経営戦略部長

辞令交付はスケジュール的に厳しいのですが、来年2月、管理職向けに講演をしていただく予定があり、諸々調整中です。

A.市長

自治体シンクタンクの発足については青森市でもお話が進んでいるようです。青森市の場合は職員ということですが、弘前市の場合は、スーパーバイザーの涌井氏を始め、研究員として弘前大学の先生あるいは学生、市民にも加わってもらうことを考えています。全国的に見ると、たくさんの例があることとは思いますが、首都圏で様々に活躍されている方をスーパーバイザーとしてお招きするのは、県内では初めてです。

 

2.プロジェクションマッピングについて

Q.記者

プロジェクションマッピングに関してお聞きします。プレイベントについて、具体的にどこの学校か教えてください。

A.市長

情報処理の課程がある市内の高校、専門学校を訪問し、参加を呼びかけたところ、弘前工業高等学校情報技術科、東北コンピュータ専門学校の2校から参加をいただくことができました。それから、プロジェクションマッピングに取り組んでいる、弘前大学人文学部の学生も参加してくれることとなりました。各校の生徒さん、学生さんは、限られた時間の中で、しかも映像制作は初めてという状況のもと、がんばって制作しています。ぜひご覧いただきたいと思います。

Q.記者

全部の作品を合わせて、5分くらいの放映ということでしょうか。

A.市長

そうです。


3.プロ野球1軍公式戦誘致について

Q.記者

プロ野球1軍公式戦誘致プロジェクトチームが設置されてから1ヵ月経ちました。なにか進捗があれば教えてください。

A.市長

楽天球団へのアプローチなどを行っています。 来年度以降の日程が決まっている訳ではありませんが、誘致のことと、球場をどうするのかという、二つのことを両方進めていかなければならないということで、まず平成27年度には、防災の観点から必要な整備をぜひ実現をさせたいと思っています。 また、今、国の補正予算の編成が進められています。市としてはぜひその中で、出来るだけ野球場の整備に関わる予算を獲得したいと思っています。アプローチを強めており、恐らく実現できるのではないかなと思っています。具体的なお話はまだ出来ませんが、かなり期待できるものと思っています。

Q.記者

国の予算獲得のために働きかけを強めているということですね。もし実現すれば、来年度改修などもあるのでしょうか。

A.市長

まずは始まりとして、国の補正予算に関する働きかけをということです。それに引き続いて、新年度においても様々お願いをしていきます。

 

4.雪対策について

Q.記者

弘前市は先進的な除排雪、融雪に様々取り組んでいますが、今年は雪が例年より早く降り、積もりました。それに伴い、今冬すでに前倒しで実施した取り組みなどは有りますか。

A.市長

被害については、弘前公園の松が9本、桜も1本倒れました。大変残念なことと思っています。湿った雪によるこういった被害は以前にも有り、何とか乗り切りたいと思っています。今後はスケジュールに沿って、様々な実証実験が始まることになります。 12月の上旬にこのように雪が集中することは、一昨年にもありました。一部では暖冬ではないかとも言われ、大豪雪になるのかどうかは分かりませんが、市としては準備万端整えてまいります。特に追従除雪については、昨年の実証実験で得られた成果を大きく伸ばしていきたいと思っています。昨年の倍程の612キロメートルに及ぶ規模で追従除雪を行い、間口への寄せ雪による市民のストレスを少しでも和らげることができればと思っています。その他、融雪設備の交互運転など、様々な実証実験も実施します。しっかりとスケジュールに沿って実証していきたいと思います。

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