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平成28年2月10日 定例記者会見

(会見者: 葛西憲之 市長)

市長あいさつ

代表質問

1.「国家戦略特区」について
2.「ねぷた・ねぶた」のユネスコ無形文化遺産登録について

自由質疑

1.副市長の定数変更について
2.奈良美智氏のアートアドバイザー退任について

配布資料

1.記者会見次第(あいさつの主な項目等)(29KB)
2.第4回岩木山スキーフェスティバル チラシ(294KB)
3.ロマントピア健康サポート教室 チラシ(380KB)
4.ふるさと納税未来大賞 概要(166KB)

市長あいさつ

弘前城雪燈籠まつりが、いよいよ明日から開催となります。第40回となる今年は、14日までの4日間の日程です。
今年の大雪像は弘前城天守です。弘前城天守の制作は、第1回をはじめ今回で6回目となります。
来場者から好評をいただいている大雪像へのプロジェクションマッピングは今年も上映しますので、純白の天守の姿がどのように変わっていくのか、ぜひ会場でご覧いただきたいと思います。
また今年は第40回を記念し、13日と14日の二日間、高さ10m、幅140mを超える天守下石垣を使った石垣マルチ・プロジェクションも実施しますので、2つのプロジェクションが楽しめるまつりとなっています。
曳屋により本丸中央に移動した天守の周りには中型の雪燈籠を配置し、これまでとは違う趣も演出してまいります。昼は雪を抱いた岩木山を背景とした天守の姿を、夜は錦絵が灯りに揺れる雪燈籠が天守を囲む姿を、本丸に設置した展望台からご覧いただきたいと思います。
このほか、津軽錦絵大回廊、弘前雪明り、子どもたちに人気のすべり台や雪あそび、打ち上げ花火なども行い、昼も夜も楽しめるまつりとなっています。
しかし何といっても、雪燈籠まつりの主役は市民手作りの雪燈籠です。雪燈籠に灯された灯りと雪が創り出す幽玄な光の世界を、ぜひとも感じていただきたいと思います。
さらに、市内各所を色とりどりのイルミネーションで彩るエレクトリカルファンタジーも2月29日まで開催しています。弘前が誇る洋館や歴史的建造物を荘厳に照らし出すライトアップも行っていますので、雪燈籠まつりへお出かけの際はこれらもご覧になりながら市内を散策してはいかがでしょうか。
「長くつらい冬」とも言われますが、雪があるからこそ柔らかさを増す灯り、そして冬の澄んだ空気の中で輝く光のコントラストを、市民の皆さまそして多くの観光客の方々に楽しんでいただければと思います。

 

2月21日(日曜日)、岩木青少年スポーツセンターにおいて冬の岩木山で雪と遊ぶ「第4回岩木山スキーフェスティバル」が開催されます。
「クロスカントリースキースプリントレース」を中心に、幅広い年代が参加でき、様々なスポーツ・レクリエーションを体験できる絶好の機会です。
また「2016岩木山南麓豪雪まつり」も同日開催となっています。
ぜひこの機会に、雪と寒さに負けることなく嶽地区で雪と友達になり、ウィンタースポーツや冬ならではの遊びを楽しんでいただきたいと思います。

市では、65歳以上の方の健康づくりと介護予防を目的としたマシントレーニング「高齢者健康トレーニング教室」を市内2箇所、ヒロロスクエアと星と森のロマントピアに開設しておりますが、1月末現在でのべ1,613名の方にご参加いただき、定員に対する利用率が8割以上と大変好評です。
そこで現在の混雑状況と利用者アンケートの結果を踏まえ、2月15日から3月25日までの間、ストレッチや水中ウォーキングを行う「ロマントピア健康サポート教室」を特別開催することとしました。
あわせて、星と森のロマントピアと連携して無料シャトルバスの運行や温泉とセットとなったヘルシーランチを販売するなど、便利で快適な冬場の健康づくりをサポートしてまいりたいと考えています。
引き続き、通年開催しているマシントレーニングも含めた多様な運動プログラムを提供し、自立支援や介護予防に努めてまいりたいと考えています。

 

「ふるさと納税未来大賞」とは、これからのふるさと納税のモデルとなってほしい自治体へ感謝状を贈呈し、ふるさと納税の更なる普及を目指すものです。
ふるさと知事ネットワーク13県が共同し、首都圏において、特色ある地方の中小企業の紹介やふるさと納税のPRなどを行うイベント「ふるさと・いいこと・フェア『ふるさと納税いいこと大発見!』」を開催するにあたり、今年度新たに創設されたものです。
当市から「弘前城天守が動く!世紀の大修理~石垣普請応援コース~」を応募したところ、優れた取組み事例5団体のひとつとして選考されました。
明日の11日、東京都内において、石破茂地方創生担当大臣立ち会いのもと感謝状が贈呈されます。
これを励みに引き続き当市の魅力を発信し、寄付者の方々に訪れて体感してもらえるような参加型の特典を打ち出してまいります。

代表質問

1.「国家戦略特区」について

Q.記者

1月29日開催の「弘前大COIサミット」で、市長は「ライフイノベーションの国家戦略特区について申請を視野に入れている」と言及されましたが、どういう分野についての規制緩和、あるいは政府予算が傾斜配分されることを構想されているのでしょうか。また、それに関するロードマップをお聞かせください。

A.市長

現在、ライフ・イノベーションについては、県が「青森ライフ・イノベーション戦略」に基づいて、プロテオグリカンに関する研究や事業化支援の取り組みを進めていますが、当市も弘前大学の地元自治体として、昨年9月に策定した「弘前市まち・ひと・しごと創生総合戦略」において「ライフ・イノベーションの推進による健康・医療産業の創出」を掲げ、取り組みを始めることとしており、健康・医療産業の集積による雇用の創出を図りたいと考えています。
当市の強みとしては、
・弘前大学医学部を中心とする医療機関が集積していること。
・弘前大学COIにおいて、岩木健康増進プロジェクトによるビックデータを保有していること。
・産学官金連携組織の「医工連携研究会」が設立されていることなどがあります。
国家戦略特区の規制緩和については、これからライフ・イノベーション戦略を策定する中で弘前大学COI等の意見を聞きながら検討することとなりますが、先進自治体の取り組みも参考に検討してまいります。
申請までのスケジュールについては、これから戦略を策定する中で検討していきます。

 

2.「ねぷた・ねぶた」のユネスコ無形文化遺産登録について

Q.記者

秋田県の「男鹿のナマハゲ」が、ユネスコの無形文化遺産に登録を目指すという動きがあるようです。この津軽にも重要無形民俗文化財「ねぷた・ねぶた」がありますが、ユネスコ無形文化遺産を目指して弘前市が旗振り役をするお考えはありますか。

A.市長

重要無形民俗文化財、弘前のねぷたは、津軽を代表する夏のまつりとして、市民をはじめ全国の人々に愛されてきました。弘前のねぷたが無形文化遺産に登録されることになると、観光等に大いに弾みが付くものと思われます。
ただし、申請候補の選定に際しては、あくまでも文化庁が独自に情報収集し、同じ特徴を持つ文化財のグルーピング等を行った上で、各自治体に打診があると聞いています。
弘前のねぷたについては、今後ユネスコへの申請候補とされる可能性があると考えていますが、当市としては、津軽を代表する夏のまつりとしての弘前ねぷたをこれまで以上に盛り上げ続けていくことこそが、無形文化遺産登録へつながるもっとも有効な運動であると考えています。

 

自由質疑

1.副市長の定数変更について

Q.記者

3月議会において副市長の定数を2人に変更する条例改正案が提出されるとの一部報道がありました。今この時期に2人体制に変更することの狙いと、2人体制になった場合の役割分担について、考えを伺います。

A.市長

副市長には、市長の指揮のもと優れたマネジメント能力を発揮して施策を立案・企画し、事務を監督して、市長が示す方向性を形にしていくことが求められます。
地方自治体は、人口減少と超少子高齢化という大きな流れの中で行政需要が多種多様化しており、様々な課題に迅速に対応することが求められています。さらに当市では、他にもインバウンド強化による観光経済の活性化、あるいは廃棄物の減量化といった今後本格化する大きな課題を抱えており、このような状況下では、副市長に求められる役割がますます大きくなってくるものと思います。副市長を2人とすることで、それぞれが分担した分野において専門性を発揮し、経営計画に基づく地域経営が実現できると考えており、その準備をするように指示しています。
担当する分野については、今後十分検討し、しっかりした体制を作りたいと考えています。いずれにせよ、議決を得なければ出来ないことです。

Q.記者

以前、特別職の報酬について答申があり、市長・副市長は引き上げし、議員は据え置きとの結論が出ました。そのことについてはどうされるのでしょうか。

A.市長

答申は得られたので条例上はそのような形になるかと思いますが、実態としてどのような形にするのか、現在熟慮中です。

 

2.奈良美智氏のアートアドバイザー退任について

Q.記者

奈良美智氏がアートアドバイザーを退任されました。就任時、美術館の整備や建設後の運営など、様々な役割を含めて委嘱したと記憶していますが、事業を進める上で今回の退任が何らかの影響をもたらすことは無いのでしょうか。

A.市長

アートアドバイザー就任時に、奈良氏からは、できる範囲で協力したい、との申し出をいただいておりますが、整備等に関して様々なアドバイスをくださり、それを基本計画に取り込んで美術館の方向性は固まりつつあります。奈良氏は、当面はアーティストとして創作活動に専念したいということであり、これはいたしかたないことと思います。今後も創作活動に影響がない範囲で、またアドバイスしていただきたいと思っています。

Q 記者

市長の目から見て、どのような部分で奈良氏と行き違いがあったと考えますか。

A 市長

先ほども言いましたが、奈良氏からは就任当初から「できる範囲で」協力するとのことを伺っており、承知の上で就任いただきました。庁内の連絡や検討委員会に費やす時間が、もしかすると創作活動に影響して退任の考えに至ったのかもしれませんが、格別トラブルや行き違いがあったとは思っていません。

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