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平成22年5月12日 定例記者会見

(会見者: 葛西憲之 市長)

市長あいさつ

代表質問

1.スポレク施設について

自由質疑

1.新幹線開業に係るイベントについて
2.観光施策について
3.高度救命救急センターについて
4.農産物の災害対策について
5.情報公開について
6.機構改革について
7.副市長人事について
8.市民への情報提供について

配布資料

1.平成21年度弘前市出前講座実績PDFファイル(74KB)
2.平成21年度わたしのアイデアポスト提案実績PDFファイル(114KB)
3.平成21年度弘前市パブリックコメント制度実施状況についてPDFファイル(108KB)

 

 

市長あいさつ

市長就任後、あと3日で丁度1カ月となりますが、市民の皆様と意見交換をしたり、様々な行事に出席をしているうちに、あっという間に時間が経過したという感じがいたしております。
 
今年は、さくらまつりに247万人もの方々にご来訪をいただくことができまして、当市にとりまして非常に良い春になったなという思いをいたしております。
また、現在りんご花まつりを開催中ですが、これから見ごろとなりますので、多くの方々にご来訪いただけるようにマスコミの皆様方にも情報発信へのご協力をお願いしたいと思っております。
 
さて、この1カ月間を振り返りますと、公約実現に向けての検討、平成22年度予算の執行停止の解除、不祥事根絶への取り組みなど、多岐にわたる課題に対して、職員が一生懸命取り組んでくれております。良いスタートが切れたものと考えております。

市職員には、更に積極的にどんどん街に出て市民のニーズを把握して、積極果敢にチャレンジするように指示をいたしております。中でも、緊急課題である雇用対策については全庁挙げて全力で取り組むように、強く指示しているところであります。
 
また、副市長、教育委員会等の人事についても17日の臨時議会でご審議いただく予定であります。

ご承認いただければ、市政運営を本格化させる体制がいよいよ整うものと期待しているところでございます。
 
今後とも、市民や関係団体の皆様との対話を重ねて、ニーズをきちんと把握しながら6月定例会には、私なりの予算や組織体制の案をご提案できますよう検討を進めて参りたいと考えております。
私からは以上であります。

 

代表質問

1.スポレク施設について

Q.記者

幹事社からの質問は1点です。スポレク施設について、前回の会見で見直しの方針ということでおっしゃったんですが、これからどのような手順で進めるのか、方向性はいつごろ示されるのか、今後の日程とかスケジュールをお聞かせください。

A.市長

先日庁内に、この問題を考える関係部署からなる検討会議を立ち上げまして、様々ある声をどのような形で受けていくのか、その方法、手順、対話の観点も含めて検討を開始したところでございます。今後その検討内容をまとめまして、市民の各層の声を伺っていきたいと考えております。
目処としては、時間が結構かかると思うので、対話をしながら今年の秋口から初冬にかけて、平成23年度の予算案に反映させる必要がありますので、その頃までには、どうしてもまとめていきたいなと思っております。

 

自由質疑

1.新幹線開業に係るイベントについて

Q.記者

昨日新幹線の開業日が決まったということで、市長さんもコメントを出していらっしゃるんですが、改めてその見解と、開業日にどんなイベントを考えていらっしゃるかというのをお聞きしたい。

A.市長

まず、12月4日に決まったわけですので、本当に新幹線が来るんだなという実感を持っております。新幹線新青森駅開業と同時に、弘前城築城400年というスタートもまた切らなければなりません。

これはもう弘前市にとって二度とは訪れないかもわからない千載一遇のチャンスだというふうに認識しておりますので、この弘前市が持っている様々な資源を最大限に活用して、この弘前市、そして津軽全体についての活性化につなげていかなければならないという覚悟を改めてしたということであります。
そのためにも、この弘前の魅力あるまちづくりをしていかなければならないと改めて思いました。
イベントの話につきましては、今年の当初予算には12月の開業日のイベントは、予算措置されておるんですが、それ以外については予算措置されていないということで、12月までに、徐々に市民の盛り上がりを高めていくという観点から、6月補正に歓迎行事のようなスタイルのイベントを提案していきたいなと思っております。いずれにしても、当初予算では開業日の歓迎イベントについては準備されているということであります。それだけでは足りないと思っております。

Q.記者

具体的に今おっしゃられるものですか。

A.市長

6月の補正ですので、議会の問題もありますので、内容については、これからということで、ご理解いただきたいと思います。

 

2.観光施策について

Q.記者

今の質問に関連して、2、3点伺いたいんですが。
まず、今の弘前の現状ですが、例えば弘前感交劇場という施策が進んでいますけれども、肝心の市民への浸透がまだ足りていないという指摘もあります。この辺について、どういう手を打っていかれるのかというのが1つ。
2つ目は、就任時におっしゃっていた、観光関係の施策、機構改革について、いつ頃どのような形でなされる予定なのか、これについてコメントいただきたい。
3点目として、コメントにありましたリレー列車について、大変注目しているとおっしゃっていましたけれども、それについての現状と今後の見通しについて、簡単にお知らせいただきたい。

A.市長

新幹線の問題については、弘前のまちづくりと密接に関連すると思っておりますので、イベント等を通じて、色んな観光施策を市民に対して、様々な形でプレゼンテーションしていくという取り組みを通じて、盛り上げを図っていきたいと思っております。
それから、観光施策についての機構改革ということで、私は観光振興部局を設置するという公約を掲げておりますので、6月の時点で組織強化を図っていきたいと思っております。
それから、リレー列車の件についてですが、とにかく新幹線の発着に接続するものについて、全て、なんとしても弘前からの接続が可能になるような編成にしていただきたいと思っておりますし、そのことを働きかけていきたいと思っております。
 

3.高度救命救急センターについて

Q.記者

高度救命救急センターについてですが、間もなくオープンということで、その期待の声と、市長は医療関係の環境整備について公約を掲げているかと思いますが、具体的に何か検討のものがありましたらお願いいたします。

A.市長

高度救命救急センターについては、弘前市、そして、この津軽圏域として、大変歓迎すべきことであると思っております。これによって、救命救急医療に携わる医師の疲弊といったことも一定程度緩和されるものと期待しております。是非これが軌道に乗るように、市としても協力していきたいなと思っております。
そのほかの施策について、まだ具体的に整理して動かしているという状況ではありませんので、もう少しお待ちいただきたいと思います。

 

4.農産物の災害対策について

Q.記者

明日から非常に低温になるということで、農作物に影響が出るんじゃないかというようなことがありまして、市のほうとしては、霜が降りるかもしれないという話もあるんですが、りんごとか、今丁度花が咲き出している頃なので、その辺の対応というのはどうなんでしょうか。

A.市長

本当に心配しております。今年の気象状況が、平成5年の時の冷害と非常に似ているということもありまして、非常に危機感を持っておりますので、農業関係のトップの方々と意識を共有しながら、農業政策全般について、対応していかなければならないなと思っております。

具体的な問題、具体的な状況ということで、今、準備しているわけではないんですけれども、霜の害とかに対しては、きちんとした連絡体制、私は、前々から、集落で以て対応していくべきではないのかなとお話を差し上げているんです。直ちに反映されていく状況に今はないということでありますが、格別に、その個別の農家に対応して注意を喚起する、そういった体制は、もう既にできあがっていると思っております。

 

5.情報公開について

Q.記者

平成18年以前に在籍の市議会議員の連絡先の開示請求をなさった、オンブズパーソンが非常に限定的な形での開示しかなされなかったということで、ひとしきり話になってたんですが、これは市議会が場面なものですから、厳密に言うと市長さんの話とはちょっと離れる部分があるんですが、オンブズパーソンの側が、行政としての開示請求、情報開示の在り方について、非常に疑問を投げかけられておられました。これまでも、市議会含めて弘前市の行政関係の情報開示の在り方については、どうも閉鎖的だとか、後ろ向きだとかいう批判が多々ある場面があったんですが、今後の情報開示の在り方について、基本的なお考えをお聞かせください。

A.市長

私の考え方は、とにかく情報開示については積極的に行うべきだというスタンスでおりますが、ただケースバイケースであるというふうな原則はですね、これは貫いていきたいなと思っております。
閉鎖的だと言われるとすれば、それは正していかなければならないなと思っております。

Q.記者

例えば、市議会の論戦の場で市の情報開示の在り方の質問も出る場面もあったんですが、そういう壇上で答弁に立たれる場合も、議員の皆さんに関しては情報開示を積極的に進めるという方針については、やはり強調していかれるということでしょうか。

A.市長

そのような考え方でおります。

 

6.機構改革について

Q.記者

観光振興部局について6月の時点でというような話でしたけれども、マニフェストにはりんご課の設置とかも、織り込まれていましたけれども、それは、いつ頃になるんですか。

A.市長

もちろん、りんご課の設置も、私が挙げている内容については、全てはできませんけれど、りんご課の問題とか子育て支援の問題とか、こういったものについては、同時進行的にやっていきたいなと思っております。

Q.記者

6月の時点でということで考えてよろしいですか。

A.市長

はい、そのように考えています。

 

7.副市長人事について

Q.記者

先日の議会運営委員会で副市長の人選について提案なされたということですけれども、県の総務部の次長を副市長に迎えて、どういう市政を目指すのか、考えをお聞きしたいと思います。どういう観点から登用し、その副市長を迎えてどういう市政を目指すのかを伺いたいと思います。

A.市長

即戦力となるという点で、総務部次長の小笠原氏を起用したいということであります。どういう市政を目指すのかということについては、マニフェストに、活力のある誇りの持てるふるさとをつくっていくんだと。そのベースにあるのは財政でもあり、危機管理でもあり、それから農業政策でもあるわけです。そういう私のマニフェストを実現させるために最適な人材だということで、選択させていただいたというわけであります。

Q.記者

市長自身も県出身ですけれども、さらに副市長も県職員を迎えて、やはり、県とのパイプを太くしていきたいという部分はあるとみてよろしいですか。

A.市長

それはもちろん。財政の問題も含めてですね、要するに県の現役をということでありますので、私自身は特に現役にこだわったということがあります。それは県とのパイプの問題から、最近のさまざまな県政における、あるいは、市政における問題について熟知されている即戦力ということで、選ばせていただいたというわけであります。

Q.記者

関連なんですけれども、市長は公約の中で、いわゆる職員のやる気だとか、要するに市職員の姿勢を変えていきたいとよくおっしゃっていたんですけれども、葛西さんご自身も県の出身なんですけれども、いわゆる上級官庁から新しい副市長を迎えて、これは市の職員の資質だとか、あるいは、取り組みだとか、そういったことに効果、あるいは、そういう狙いもあるということなんでしょうか。

A.市長

外部という言い方はしたくはないんですけれども、そういうニュアンスでお聞きいただきたいと思うんですが、そういう観点からいえば、かなりのインセンティブがあると思っているんですよ。ただ、これも長い期間そういう体制でいるというわけでありません。私は現役の県の職員を、2年程度というふうに考えております。それ以降については、また別な考え方に基づいて、様々な人材も登用できるような環境を作っていきたいなと思っております。

 

8.市民への情報提供について

Q.記者

定例会見の常なんですけれども、りんご課の設置なり、新しい予算を6月議会に上げるときに、議会があるのでという形で、定例会見の場で具体的な説明をされないというのがあります。

それで、考え方を聞きたいんですけども、確かに、色んな事業をやるときに、議会の承認を得ることは、ひとつ大事なことだと思いますけれども、それとともに定例会見の場で市民に向けた事業の説明を行うことは行政の執行機関と議決機関との違いがあって、何ら臆することなく、きちっと市民に向かって、どういう事業展開するのかということを表明するべきだと思うし、その表明について議会がどうということも、これも議会の審議の中で許されているわけですから、そこのディスカッションをしっかりしていかなければならないと思うんですけれども、議会というものがあるからということだけで、市民への説明を怠るのではなくて、やはり、きちっと説明していただきたいなと思うんですけれども、そのことについてはどういうふうに臨んでいきますでしょうか。

A.市長

なかなか難しい質問です。私は、市議会が、市の行政と両輪だというような部分については非常に大事にしていきたいなと思っておりますし、それに加えて、市民に対する説明責任も併せて、大事なことであると当然ながら思っております。そのことを進めるに当たっても、どこまで会見の場で、お話ができるのか、このことについての選別を私なりに、しっかりさせながら、市民への情報提供に努めていきたいと、今はそう申し上げておきます。
 

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