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平成22年9月22日 定例記者会見

(会見者: 葛西憲之 市長)

市長あいさつ

代表質問

1.着服問題について

自由質疑

1.多剤耐性菌の院内感染について

 

 

市長あいさつ

弘前市議会平成22年第3回定例会においては、8月31日から本日まで23日間にわたって慎重なご審議をいただきました。会期中に議員各位から賜りましたご意見ご提言については、真摯に受け止めて、今後の市政運営に活かしていきたいと思っております。

 

今議会では、私の公約実現に向けて早期に対応すべき事業について、所要の予算措置を6月補正予算に引き続いて提案し、ご承認をいただくことができました。

主なものとして、東北新幹線新青森駅開業・弘前城築城400年祭への対応では、JR弘前駅自由通路や駅前周辺の整備を、また街歩き観光を推進するため観光案内誘導標識を設置いたします。
農業・産業おこしへの取り組みでは、首都圏メディアへの売り込み強化、あるいは企業誘致の情報収集、これらを行う在東京チームを設置するほか、中国を始め東アジア地域からの誘客推進のための調査等を行います。
魅力あるまちづくりへの取り組みにつきましては、街なかカラス対策として、市内すべてのごみ収集所に黄色の防鳥ネットを配備することといたしました。
ほかにも、「子育てするなら弘前で」を目指す取り組みや、命と暮らしを守る取り組みに関する事業についての提案もさせていただきました。
市民にはやさしく、来訪者には来てよかったと思えるようなまちづくりを今後も積極的に進めて参ります。
 
さて、明日9月23日は、平成23年1月1日に開幕する弘前城築城400年祭のちょうど100日前ということになります。

弘前城築城400年祭実行委員会では、100日前イベントとして、追手門広場において、園児によるマーチングバンド、たか丸くんと○×クイズ、ソウルフードまつりなどを開催して築城400年祭の気運を更に高めたいと考えております。明日は祝日でもありますので、多くの市民の皆様のおいでをお待ちしております。

 

代表質問

1.着服問題について

Q.記者

市内の2つの中学校で発生した元事務職員の着服問題についてです。被害校などで、告訴を視野に検討するとしていましたけれども、その後の検討状況についてお伺いします。

また、告訴があるとすれば、その時期はいつごろを目処にしているのかも併せてお伺いします。

A.市長

先般、市内中学校で発生いたしました元学校事務職員による着服問題に伴う告訴の件につきましては、これまで、学校関係者の意見も聞きながら、学校長と教育委員会事務局とで協議を進めていると聞いております。詳しいことについては、教育長からお話ししますが、学校における教育活動に配慮しつつも適切な対応を望んでおります。

A.教育長

ただいま市長からもお話がありましたけれども、告訴の件につきましては、関係者において協議を進めてきたところです。

告訴することによりまして、学校における教育活動に影響を与えないように配慮することが最も大事かと思っております。そのような配慮をしながら、現在まで告訴をする方向で内部において準備を進めて参りました。ほぼ、準備も終了したというところですが、今後準備が整い次第、弁護士に相談の上、両校の校長が告訴することにいたしました。

なお、報道の皆様にお願いですけれども、学校の教育活動中に、今後告訴はいつかとか、学校にお尋ねしたい気持ちも分かりますけれども、市の教育委員会教育総務課の課長補佐が窓口となって、学校との連携、弁護士との連絡調整、全て一本化したいと思いますので、報道の皆様には教育総務課のほうに連絡いただければ対応いたしたいと思いますので、併せてお願い申し上げます。

Q.記者

告訴の時期についてですけれども、いつ頃を目処にしているのか、それと告訴内容について、今まで明らかになった事実の範囲内の告訴になるのか、新しい事実があるのかお伺いします。

A.教育長

いつとは申し上げられません。告訴状の提出のための準備等がありますので、弁護士さんに相談の上、準備が整い次第、速やかにということで、お答えさせていただきたいと思います。

また、何について告訴するかということですが、A校、B校と言わせていただきますけども、A校の場合には金額が大きくて、かつ複雑であったということからですね、元事務職員が、本人自身が横領を認めている確実な部分について告訴することになろうかと思います。
また、B校の場合につきましては、学校長名義の通帳で管理されていた、具体的に申しますと部活動派遣積立金ですね、これについて告訴することになると思います。弁護士さんからのご助言も頂きながら、そういう方向でと思っております。

Q.記者

告訴の準備というのは、例えば保護者のかたへの説明などですか。

A.教育長

そうです。例えば今回の場合には、後援会だとか同窓会だとかPTAだとか、様々な学校関係者がおりますので、そのかたがたへの説明とか、告訴するか否かによって生徒たちにどのような影響があるのかとか、そういうことを相談しながら告訴に向けて進めて行くということです。

Q.記者

告訴をした場合は、教育委員会として発表されますか。

A.教育長

そうですね、一斉に皆様方へということは可能かどうかですけれども、日にちが決まり次第お伝えいたします。

A.教育部長

発表については、もちろん考えておりますが、捜査当局の都合というのもあるかもしれませんので、捜査当局と相談しながら情報を提供いたします。

Q.記者

告訴する日は、別々になる可能性もあるんですか。

A.教育長

いや、極力同時に告訴します。

Q.記者

こういった、行政の不祥事に関して、弁済が済んでいる場合に、告訴しないということを選択するケースというのも、これまで、弘前市云々というんじゃなくて、他の自治体なんかでもよくみられたんですが、今回告訴するということを選択した理由についてお伺いします。

A.教育長

確かに、被害全部弁済されていますので、そういう意味では実際被害がなかったわけですけれども、刑事訴訟法で公務員には告発義務というものが規定されているかと思います。今回の事案につきましては、やはり法を守る立場にある学校、教育公務員としては、法の趣旨に照らし合わせて告訴すべきものであるというのが1点目です。
もう一つは、生徒や保護者あるいは市民の皆様がたへ明確な説明責任を果たすという意味で、このような告訴という形を取らせていただくということです。

 

自由質疑

1.多剤耐性菌の院内感染について

Q.記者

首都圏のほうなどで、多剤耐性菌の病院での感染などが問題になっておりますけれども、市立病院の状況と対策などをお願いします。

A.市長

多剤耐性アシネトバクター発生状況ですが、これは市立病院においては過去にございません。それから、もう一つNDM1遺伝子を取り込んだ菌の発生状況についても過去の発生はございません。

現在、院内感染に対する体制はどうなっているのかと申しますと、まず一つは、病原体の発生状況を、毎日把握しています。院内感染対策委員会を毎月1回開催し、院内の動向を確認しています。それから院内感染が発生した場合に、迅速かつ適切な処置を行うために院内感染対策委員会の下部組織として感染対策チームを設置しております。

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