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平成23年12月16日 定例記者会見

(会見者: 葛西憲之 市長)

市長あいさつ

自由質疑

1.弘前城築城400年祭の成果をどう生かしていくかについて
2.地方の再建、地域間連携について

配布資料

1.記者会見次第PDFファイル(10KB)
2.「弘前城築城400年祭エンディングセレモニー」チラシPDFファイル(343KB)

 

 

市長あいさつ

弘前市議会平成23年第4回定例会では、11月29日から本日までの18日間にわたり、慎重なご審議をいただきました。会期中に議員各位から賜りましたご意見、ご提言につきまして、真摯に受けとめ、今後の市政運営に生かしてまいりたいと思っております。
 
さて、函館ベイエリアで実施されている「函館クリスマスファンタジー」において、12月17日に「ひろさきナイト」を開催し、弘前市民と共に弘前の冬季観光をPRしてまいります。また、12月18日から21日まで、総勢49名による「弘前市韓国誘客促進ミッション団」を結成し、韓国の旅行エージェントや大韓航空のほか、水原市長と京畿大学長を訪問し、韓国からの誘客と交流促進を図ってまいります。これにあわせ、「弘前市民の翼」を実施し、市民と共に青森-ソウル便の維持発展に努めてまいります。
 
今年1月から年間を通して展開してまいりました、弘前城築城400年祭は、いよいよ今月23日、「希望の光。未来への誓い。」をテーマに開催するエンディングセレモニーでグランドフィナーレを迎えます。市民の皆さまをはじめ、弘前を愛する全ての人の参加とご協力によって「いつでも、どこでも」を合言葉に、200におよぶ事業を展開することができました。この場をお借りして厚く御礼申し上げます。

弘前の未来へ向けて、400年祭の感動や成果を、市民とともにしっかりとつなげてまいりたいと思います。エンディングセレモニーは23日、金曜日、午後5時から弘前公園下乗橋前で開幕いたしますので、多くの皆さまのご来場をお待ちしております。
 
「弘前産農産物緊急消費拡大戦略事業」の一環として行ってきた「パワーアップる!弘前産りんごPRキャラバン」は、今後、札幌、函館、仙台、名古屋、福岡、北九州の大都市圏で、弘前産りんごを消費者が買い求めることができる店舗を多数確保し、それらの店舗と連動したかたちでのキャンペーンとして開催していきます。
 
「広報ひろさき」のリニューアルについてであります。市では、若い世代を含めたより多くの市民に読まれ、親しまれる、魅力ある広報誌を作っていくため、「市民を笑顔にする広報」をテーマに、広報ひろさきの誌面を、1月1日号からリニューアルいたします。市民の皆さんが、これまで以上に、広報ひろさき、そして市政に興味をもっていただければ幸いです。新しい「広報ひろさき」をどうぞよろしくお願いいたします。
 
今年最後の記者会見となりました。報道機関の皆さまには、この一年間、東日本大震災発生における防災情報をはじめ、風評被害への対応状況、あるいは弘前城築城400年祭イベント情報など、いろいろな情報発信にご協力をいただきました。おかげさまをもちまして、多くの市民の皆さまに、400年祭をはじめとした当市の施策展開に関心を持っていただくことができました。心から感謝申し上げます。

来年2012年は、市民が心を一つにして盛り上げた築城400年祭の成果を検証し、新しい時代へ繋いでいく第一歩の年としてまいります。

私は、子ども達の笑顔があふれ、市民の皆さまの幸せが増え、未来へ向かって、弘前市がより一層発展しますよう、全力を尽くしてまいりますので、本年同様のご理解とご協力をいただきますようお願い申し上げます。

 

自由質疑

1.弘前城築城400年祭の成果をどう生かしていくか

Q.記者

弘前城築城400年祭がまもなく終了するが、401年に向けてどう成果を生かしていくのか。また、新しく決まった方針などがあれば伺いたい。

A.市長

ひとつ私の頭にあるのは、観光面からいえば、四大まつりに頼りすぎているという部分があるので、このまつりとまつりの間に、400年祭の成果であるさまざまなイベントを、しっかり検証したうえで、埋め込んでいきたいと思っている。

たとえば薪能とか、卍フェスティバル、流鏑馬などをまつりとまつりの間に埋め込んでいく。それから、今年は特にりんごの収穫祭、それにあわせた紅葉まつりが大変好評で、50万人の観光客、来園者を記録したということもあるので、来年はぜひ、りんごをメインにした大きなまつり、(仮称)りんごまつりをぜひ開催したい。時期については検討中だが、収穫時期ということであれば、当然秋ということになると思うので、インパクトのある、集客力のある、イベントを展開したいと思っている。

また、それらを組み立てるにあたっては、やはり宿泊率を高めるという観点から、夜型あるいは朝型ということにも工夫を凝らしながら展開をしていきたいと思っている。検証そのものはまだこれからだが、予算編成の中でそういう議論を戦わせつつあるので、そういう方向性はあるということでご認識いただいて結構だと思っている。

Q.記者

関連で。(仮称)りんごまつりは、紅葉まつりとりんご収穫祭とは別に開くのか。場所はりんご公園ということになるのか。

A.市長

まだ予算編成中で、具体的な詰めはこれからの話。ただ、大きな枠組みとして見れば、それはひとつの大きな単独のまつりということになると思っている。

その中に収穫祭も当然入るし、りんご公園も当然入ると思う。私はこの弘前が「食」という意味でいけば、りんごをベースにした「食」、アップルパイもあれば、りんごをベースにした様々な料理もある。フランス料理も、カクテルもある。そういった「食」全体を包含したもの、そして、いろんなアーティストも含めた、りんごをメインにしたイベント。

この弘前全体がりんご色に染まる、りんご一色という状況を作り出すようなイベントにしたいと思っている。それが目標だし、それが最後には、世界りんご博とか、そういうものに繋がっていくアプローチになればと思っている。まずその第一歩になるようなイベント、おまつりを、りんご一色になるようなイベントを平成24年度に、まずやってみたいと思っている。

だから場所は、いろんなところが想定される。りんご公園はもちろん入る。駅前も入るかもしれない。いろんな場所でそういったものが展開されるという状況にしたいと思っている。

Q.記者

関連で。まだ想定というか、具体的ではないと思うが、菊と紅葉まつりなどとは、時期は多少はずらすのか。

A.市長

菊と紅葉まつりが、今回50万人の誘客ができたということから、絡めてやらなければならないと思う。だから時期は若干ずれるかなとは思っている。ただ、菊と紅葉まつりが単独に存在しえて、それをメインに大事にやれるという状況と、今お話ししたりんごまつりと完全に分けることができるかどうかは、ここはもう少し検討していかなければならないと思っている。

 

2.地方の再編、地域間連携について

Q.記者

大阪維新の会のように、国政に頼らず地方は地方で問題を自力解決していくという動きがあると思うが、市長はどうお考えか。

A.市長

大阪維新の会がどうこうというよりも、これから道州制とか、大きな地方の再編というものが行われていくという方向性になるんだろうと私は思っている。

ひとつは二重行政ということで、県と市町村が今どうかという議論があるが、大阪の場合は、あれだけの小さな区域の中に、市と府というものがあって、ほぼ半分の面積、経済力も覆い尽くすような割合を持っている、そういう市政と府政の関係を持っている。
青森県の場合はまた違う視点だと思う。動きとしては、二重行政を解消するという意味においては、私は有効な手段だとは思っている。ただ、私はこれから大きな地方の再編が行われるという状況の中では、やはり県の単位という議論だけではなく、もちろん弘前市と周辺の8市町村、定住自立圏構想を含んだものということだが、その連携は当然行われなければならないし、弘前と青森、弘前と八戸、青森と八戸という連携も当然ある。
ただそれ以上に、もっと広域的に、たとえば観光を軸にしたエリアの構成という観点からいけば、北海道道南、函館との連携、それから文化遺産つながりでの平泉との連携、桜つながりということでいえば、角館、北上、弘前というトライアングルということもあるし、環白神ということも当然視野に入ると思う。そういう大きなくくりの中で、連携がさまざまに、たすき掛けになることによって、重層的に積み重なることが大きな力を発揮していく土台になっていくものだと思う。
だから地方の再編というのは、県内の都市間、県と市町村との関係ではなく、幅の広いエリアの中で、そのような重層的な連携の積み重ねというものが、大きな発展の要素を作り出していくのではないかなと思っている。

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