弘前市
現在の位置:ホーム > 新着情報 > そうま未来会議(2018年3月10日)を開催しました!

そうま未来会議(2018年3月10日)を開催しました!

 平成30年3月10日(土)、中央公民館相馬館にて「そうま未来会議」を開催しました。当日は、相馬地区内外から約50名の方にご来場いただき、会場全体で相馬地区のこれからについて熱く語り合いました。

 

 第1部では「相馬地区の現在を知ろう」と題し、相馬地区の人口推計の説明、相馬地区地域おこし協力隊員3名の活動報告、地元活動者3名の活動報告、地域おこし協力隊員と地元活動者のパネルディスカッションを行い、会場全体で相馬地区の現在について学び合いました。また、第2部では「相馬地区の未来について語ろう」と題し、『20年後の相馬の明るい未来を考えよう』をテーマに、参加者全員で相馬地区の未来について話し合いました。

 最後の各グループからの発表では、相馬地区の強みである「りんごで稼ぐ地域」というキーワードの他にも、様々な視点で“こうありたい相馬像”についての意見が上がり、非常に盛り上がりました。また、参加された方からは、「初めてワークショップに参加したけど楽しかった!」という声や、「またこのような場を開いてほしい」という声も多く上がりました。

 

 

 今回は卒業式シーズンに重なったこともあり、地区内の小中学生や高校生の参加が無かったことから、今後は未来を担っていく子どもたちにも参加してもらえるような仕掛けづくりを意識し、相馬地区の未来を地域一丸で考え行動していけるような場を、引き続き相馬地区の中でつくっていきたいと思います。

 ご来場のみなさま、関係者の皆さまありがとうございました。(事務局)

 

当日のプログラム

○開催日時 平成30年3月10日(土)14:00~17:00(13:30開場)

○開催場所 中央公民館相馬館研修室(五所字野沢41-1)

300310そうま未来会議アンケート結果PDFファイル(200KB)

 

○内容

1.主催者挨拶

 相馬地区地域おこし協力隊活動応援協議会会長 成田馨

  

 

2.第1部 相馬地区の現在を知ろう

1)地区の現状説明(相馬地区地域おこし協力隊活動応援協議会事務局)

  

 ★相馬地区全体の人口推移と予想、人口減少と高齢化による弊害について会場全体で共有しま

  した。

 

2)相馬地区地域おこし協力隊活動報告

 鹿内あかり隊員(青森市出身/H29年4月着任)

   

 ★1年間を通して実践してきた「相馬地区内の人づくり」に関する活動を中心に報告しました。

 

 北野教正隊員(北海道出身/平成29年6月着任)

   

 ★そうまロマントピアスキー場を活用した海外からの誘客の取り組みを中心に報告しました。

 

 米山竜一隊員(神奈川県出身/平成27年7月着任)

  

 ★3年間の取り組みや活動成果の振り返りと、相馬地区の強みに関する提言を中心に報告しまし

  た。

 

3)地元活動者の発表

 澤田栞奈さん(Facebookページ 相馬365 Season1モデル)

  

 ★自身のまちづくり活動に興味を持ったきっかけや活動内容、相馬に対する想いを中心にお話し

  いただきました。

 

 藤田美代子さん(芽女倶楽部代表)

  

 ★「食」をキーワードとした自身の活動や、協力隊との連携事業への期待を中心にお話しいただ

  きました。

 

 成田祐介さん(相馬農業青年の会会長)

  

 ★地域内のコミュニティの繋がりや関係性の大切さや、活動をする際の心掛けや想いを中心に

  お話しいただきました。

 

4)頑張る相馬人トークセッション

 テーマ『協力隊・地元活動者それぞれが考える相馬の明るい未来』

 コーディネーター:弘前大学大学院地域社会研究科准教授 平井太郎氏

  

  

★パネリストからは、「チャレンジ精神が大事」、「地域主体の“相馬に今ある良いものを次世代

 に受け継いでいきたい”という想いや情熱が大切」、「小さい頃に感じたことや体験が20年後に

 つながり、地元愛のあるUターン者が増えるのでは」、「小中学生などの子どもたちが地域と関

 わる機会や場づくりが大切」、「親も子どもを地域に一緒に連れ出して体験させることが大切」

 等の意見が出されました。

 

3.第2部 相馬地区の未来を考えよう

 テーマ:『20年後の相馬の明るい未来を考えよう』

 ファシリテーター:弘前大学COC推進室助教 野口拓郎氏

   

  

  

  

★グループでは、身の回りで気になる人口減少の具体例や、理想的な相馬像などを中心に話しあい

 ました。

 

  

★各グループの発表(一番印象に残ったこと、大事だなと思ったことを1つ発表)

 A班「儲かる気持ちが豊かな農業→帰ってきたくなる相馬」

 B班元気な高齢者 生涯現役!!」

 C班「まつり、イベントがあれば交流が生まれる→カップル成立(積極的人材育成)→子ども増え

   る」

 D班「日本一から世界一へ りんごで高収入!! 楽しい我が家で子だくさん」

 E班「ねぷた活動 地域コミュニティの基盤、文化の継承」

 F班「地域のシンボルである“ロマントピア”を活かしていく!!」

 G班「昔のように自然を楽しめる相馬(川がきれいで魚もいる、山はブナ林)」

 H班「若いお母さん・おヨメさんが相馬で楽しく活躍できる(生きがいを探す機会づくりと

   提供、実行しやすい場と環境づくり)」

 I班「相馬を交流の『核』にする!そして相馬に移住してもらう」

 

 

 

★会場では、地域おこし協力隊員の活動紹介や県外にいる相馬地区出身の若者の声を集めたパネ

 ル展示等も行いました。

上部へ 前へ戻る