「持続的で豊かな地域創造」をテーマに全5回の講座を開催いたします。
具体的には、人口減少にともなう様々な地域課題の対策や地域文化資源の有効利用策を模索するために、地域のみなさまと弘前大学人文社会科学部の教員が、ワークショップ形式で学びを深めます。
関心のあるテーマのみのご参加も大歓迎です。
※4回以上参加された方に修了証を授与します。
講 師 :諸隈夕子さん(言語学)
日本の真裏に位置する南米大陸、その西側のアンデス地域にはかつてインカ帝国と呼ばれる大帝国が繫栄していました。
現代ではインカの遺跡であるマチュピチュ、自然の神秘を感じさせるウユニ塩湖などが私たちを惹きつけてやみません。
この講義では、このアンデス地域の文化・社会と、インカ時代より続く言語である「ケチュア語」について紹介していきます。
【この講座で有意義だった話題(受講者アンケートより)】
〇インカ帝国の歴史について
〇知っている動物や作物がたくさん出てきて興味を引いた
〇今まで知らなかった外国の文化、言葉について触れることができてよかった
講 師 :髙島克史さん(経営学)
アイデア創出について求められる態度や考え方について、みなさまに体感していただくことが本講義の目的です。
アイデア創出法は、すでに実用化されたものがあります。しかしそのアイデア創出方法を活用しても、斬新なアイデアが思いつく人もいれば、そうでない人もいます。
本講義のワークを通じて、このような違いが生じる理由も体感してもらいたいと思います。
【この講座で有意義だった話題(受講者アンケートより)】
〇常識を捨ててアイデアを考えるということ
〇日常の中でいかに思い込みや常識にとらわれているかについて反省した
〇思い込みをいかに外すかが問題解決を助けることであり、それが経営学だと目からうろこだった
講 師 :山田敦士さん(現代中国論)
“民以食為天”(民は食をもって天と為す)。
中国では古来、民も為政者も「食」を何よりも大切にすべきものと考えてきました。
「食」をめぐる社会・経済・環境の現状。
歴史や生活文化における「食」の位置づけ。
地域研究の立場から、中国における「食」の事情を様々に考察してみたいと思います。
講 師 :近藤史さん(地域研究)
針葉樹の木材価格低迷や農山村の人口減少、高齢化によって利用されなくなった山林は、獣害や不法投棄、土砂災害などの問題を引き起こすことがあります。
どうすれば、山に価値を取り戻せるでしょうか?
誰が、その活動を担うのでしょうか?
ローカルで新しい人々の挑戦にスポットをあてて、一緒に考えてみましょう。
講 師 :潘鋭さん(国際経済学)
弘前のリンゴは、どこまで世界へ届いているのか?
アップルの“リンゴ”ーーiPhoneは、どんな長い旅を経て、今ポケットにあるのか?
身近なモノの“旅路”をたどりながら、国際貿易の仕組みが私たちの暮らしとどのように結びついているのか、日常のエピソードからトランプ関税のような世界のニュースまで、国際経済の面白さを一緒にひも解いてみましょう。
弘前文化センター3階
①のみ多目的活動室(プラネタリウム)
②③④⑤多目的研修室
弘前市および近隣にお住まいの高校生・大学生・一般の方=各回30名程度
無料
当日受付、事前受付、どちらも可能
←こちらからお申込できます(^o^)
◆内容についてはこちら
弘前大学 人文社会科学部 地域未来創生センター
TEL:0172-39-3187(平日 9時15分~17時00分)
E-mail:irrc@hirosaki-u.ac.jp
https://human.hirosaki-u.ac.jp/irrc/
◆お申込についてはこちら
弘前市立中央公民館
TEL:0172-33-6561
FAX:0172-33-4490
E-mail:chuuoukou@city.hirosaki.lg.jp
※(月)、第3(火)はお休みです