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高照神社刀剣類

【県重宝】

 

刀 銘「於武州江戸藤原清平」「元禄二年六月日行年七十歳作之」

 

刀 銘「備州長船住盛景」「応安五年十月日」

 

太刀 銘「武蔵國住人大和大掾藤原包則造之 寛文八年二月吉日」

 

短刀 銘「信國」「応永二年三月日」

 

薙刀 銘「出羽大掾藤原國路」

 
よみがな
たかてるじんじゃとうけんるい
員数
11口
文化財の概要
 
指定年月日
平成12年4月19日
所在地
弘前市大字高岡 高岡の森弘前藩歴史館
所有者・管理者
高照神社
高照神社は正徳元年(1711)に四代藩主信政の廟所が営まれたことに始まり、明治10年には藩祖為信を合祀した。本社に収蔵される刀剣のうち代表的な2口は為信、信政の佩刀(ともに国指定重要文化財)だが、廃藩後の為信合祀に際して旧家臣等から多くの武具が奉納され、それらの刀剣類のうち11口が県重宝に、20口が市指定文化財に指定されている。
 

刀 銘 「於武州江戸藤原清平」(ぶしゅうえどにおいてふじわらのきよひら)

    「元禄二年六月日行年七十歳作之」

    (げんろくにねんろくがつじつきょうねんななじゅっさいこれつくる)

長さ70.3センチメートル、反り1.5センチメートル、目釘穴1個
四代藩主信政の佩刀(はいとう)を五代信寿が奉納したという由来を持つ。
 
太刀 無銘 伝相州行光(でんそうしゅうゆきみつ)
長さ71.2センチメートル、反り2.0センチメートル、目釘穴4個
行光は正宗の兄弟子と言われる相州鍛冶の名匠。本刀には幕末期の折紙が付く。
 
刀 銘「備州長船住盛景」(びしゅうおさふねじゅうもりかげ)
   「応安五年十月日」(おうあんごねんじゅうがつじつ)
長さ71.2センチメートル、反り2.1センチメートル、目釘穴3個
盛景は南北朝期備前長船住の名工。喜多村家伝来。折紙付。
 
太刀 銘「光吉」(みつよし)
長さ81.3センチメートル、反り3.2センチメートル、目釘穴1個
棒樋丸止。物打ちに鍛え割れの傷があるのが惜しまれる。
 
刀 無銘
長さ92.2センチメートル、反り3.3センチメートル、目釘穴1個
藩祖為信が慰め打ちした刀と伝えられている。
 
太刀 銘「武蔵國住人大和大掾藤原包則造之 寛文八年二月吉日」
    (むさしこくじゅうにんやまとだいじょうぶしわらのかねのりこれつくる
      かんぶんはちねんにがつきちじつ)
長さ88.3センチメートル、反り2.7センチメートル、目釘穴1個
津軽の剣豪、一戸三之助遺愛の刀と伝えられる。
 
刀 銘「濱部眠龍子壽實」(はまべみんりゅうしとしざね)
   「文政元年五月日」(ぶんせいがんねんごがつじつ)
長さ68.5センチメートル、反り1.5センチメートル、目釘穴1個
浜部眠龍子寿実は因幡の刀工。江戸でも作刀している。無地風の地鉄に刀文は匂出来。
 
刀 銘「春國」(はるくに)
長さ61.8センチメートル、反り2.3センチメートル、目釘穴1個
室町頃の作。護摩箸(ごまはし)の彫り物がある。森岡家伝来。
 
短刀 銘「信國」(のぶくに)「応永二年三月日」(おうえいにねんさんがつじつ)
長さ24.4センチメートル、反り無し、目釘穴1個
喜多村家伝来。素剣と梵字の彫り物がある。
 
薙刀 銘「相模守藤原来國吉」(さがみのかみふじわらのらいくによし)
全長89.9センチメートル、反り3.1センチメートル、目釘穴1個
四代藩主信政の所持品。国吉は津軽の刀工。
 
薙刀 銘「出羽大掾藤原國路」(でわだいじょうふじわらのくにみち)
全長130.6センチメートル、反り3.5センチメートル、目釘穴2個
沸出来で姿は力強い。国路は江戸時代初期の山城の刀工。
 

問い合わせ先

担当 文化財課(文化財に関すること)

電話 0172-82-1642

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