弘前市では、市民の平均寿命が全国平均を下回っているほか、がん・心疾患・脳血管疾患の「三大生活習慣病」による標準化死亡比や喫煙率、メタボリックシンドローム該当者及び予備群の割合も高い状況にあり、働き盛り世代の死亡率は、総じて全国平均や青森県の数値より高い状況にあります。また、人口減少に伴う労働人口の減少、若者の域外流出といった社会課題も抱えており、これらの社会課題については、いずれも短期間では効果が出にくく、持続可能な事業スキームによる継続的な取組が必要です。
「メタボリックシンドローム予防・改善事業」では、市がこれまで中心市街地などにおいて普及展開を図ってきたQOL健診と、弘前大学健康未来イノベーション研究機構の参画企業等によるメタボリックシンドロームを予防・改善する健康プログラムを併せて提供するとともに、当該プログラムの枠組みにおいて、地元企業の参画を促すほか、子どもの頃から生活習慣に関する健康教育を行うことなどに取り組みます。また、本事業は、持続可能な事業スキームによる継続的な取組としていくため、成果連動型民間委託契約方式(PFS:Pay For Success)により実施するものとし、将来的には、ソーシャルインパクトボンド(SIB)への移行も見据え、各種業務を一体的に進めることにより、市民の健康寿命の延伸と医療費の削減に加え、ヘルスケア産業の創出による雇用創出を図ります。
つきましては、弘前市メタボリックシンドローム予防・改善事業業務に係る公募型プロポーザルを次のとおり実施します。参加希望者は、実施要領等に従い、ご応募ください。
【6月26日更新】
質問回答書を掲載し、その回答に伴い、実施要領及び成果水準書の一部を変更したので、新旧対照表を掲載するとともに、実施要領及び成果水準書を更新しました。
【6月30日更新】
令和7年6月26日付けで更新した実施要領及び成果水準書の一部変更に係る質問はございませんでした。
弘前市メタボリックシンドローム予防・改善事業業務
(1) QOL健診実施業務
(2) 健康プログラム提供業務
(3) サービス向上・周知啓発業務
(4) 健康教育等実施業務
(5) 各種調査業務
(6) SIB移行に向けた資金調達準備業務
(7) 第三者評価実施業務
(8) その他PFSによる事業の実施に必要な業務
※ (1)~(4):成果連動払とする業務
また、適宜、連絡、調整等の中間支援業務を行うものとする。
契約締結日(令和7年10月予定)の翌日から令和10年3月31日まで
公示 令和7年6月13日(金)
質問受付締切 令和7年6月20日(金)午後4時まで
質問回答(予定) 令和7年6月25日(水)
一部変更に係る質問の受付締切 令和7年6月27日(金)正午まで
一部変更に係る質問の回答(予定) 令和7年6月30日(月)
参加意思表明書受付締切 令和7年7月3日(木)午後4時まで
参加資格結果通知(予定) 令和7年7月4日(金)
企画提案書等受付締切 令和7年7月14日(月)午後4時まで
プレゼンテーション審査 令和7年7月29日(火)
結果通知(予定) 令和7年7月31日(木)付けの書面
契約締結・業務開始(予定) 令和7年10月上旬
担当 企画課 地域振興担当
電話 0172-26-6348