町会に関するアンケート調査等において、役員の成り手不足が最も大きな課題として挙げられたことから、課題解決のため、平成29年度から「町会担い手育成塾」がスタートしました。
町会関係者を集め、座学形式で講座を実施し、市内町会の好事例を紹介したり、ワークショップで意見交換を行いました。
ワークショップには多くの町会関係者が参加し、活発な議論が交わされました。
講座のなかで、参加された方の意見として最も多かったものが、
「将来の担い手確保のためには、若い人たちと関わりをもつきっかけをつくることが大事」
ということでした。
例えば、
・子ども達が楽しめるイベントを実施して保護者が参加するきっかけにする
・若い人たちがやりたいと思うことを任せてみる
など、若い世代と関わりを見出すための工夫が活発に話し合われました。
議論を通じ、担い手確保に向けた手法・ヒントが見つかった一方で、
・各町会の環境によって、そのやり方は違うのではないか?
・ワークショップでは活発に議論される一方で、なかなか実践に結びつかない
という課題も見つかりました。