明治20年5月7日創立
校長:葛原 毅爾 児童・生徒数:90人 教員数:16人 |
本校は弘前市の西側、岩木根を真面に近く仰ぐところに位置しており、明治20年創立の歴史と伝統のある学校です。
学区は丘陵地に開かれた古い集落で、本県の最も古い地名表といわれる「津軽郡中名字」にも宮舘、折笠等が記載されています。歴史遺産として、中世の板碑群(公家塚・石仏)や舘跡(中別所舘)、津軽為信配下の舘跡(蒔苗、宮舘、折笠舘等)や江戸期の供養塔が残されています。また、りんごの品種であるスターキングの導入普及等で有名な對馬竹五郎氏や佐藤稲雄氏などのりんごの先達が活躍した地域であり、柔道家でブラジル移民として知られている前田光世氏の出身地でもあります。昔の豪農屋敷の民具や大石武学流の庭園等を公開している瑞楽園もあります。
学区には、りんご園、水田などの農地が広がっています。保護者の職業は、近年、会社員が増えていますが、地域の生業は農業といえます。
教育関係施設としては、船沢中学校、船沢公民館、船沢児童館、船沢こども園があります。特に船沢児童館は平成24年に校地に設立され、弘前市長が御臨席のもと式典が開催されました。この時に校庭も整備され運動会が盛大に行われました。
平成26年度には、弥生小学校との統合を経て、新生船沢小学校としてスタートしました。
平成29年度は、学校創立130周年をむかえ、10月には創立130周年記念式典を開催しました。
~夢いっぱい、目標に向かって~
・自ら学ぶ子
・心豊かな子
・たくましい子
⑴ 夢や希望をもち、なりたい自分になるために努力する子
⑵ 相手の気持ちを大切にし、みんなでよりよく生きる子
⑶ よく話し合い、新たな考えをつくり出す子
⑷ 命の尊さを知り、自分と友達の命を大切にする子
⑸ 地域と和を大切にし、その発展に努める子
~ しなやかに つよく生きる こどもを育成する ~
こどもたちには、楽しいことや嬉しいことがいっぱいの人生を歩んでほしい。
しかし、これからの人生、辛いことも泣きたいこともあるだろう。それでもくじけることなく、なりたい自分になるために、こどもたちには、勇気をもって立ち向かってほしい。時には、辛さに耐えたり、辛さをかわしたり、助けを求めたりしながら、困難を乗り越えていってほしい。
つよく生きるためには、「夢や希望」が必要である。夢や希望があれば、なりたい自分になるために努力する。この世にたった一人の自分自身を、ひたむきに努力する自分自身を好きになってほしい。自分自身の命を大切にしてほしい。
しなやかに生きるためには、助け合うことが必要である。助け合って生きていく友達を、生き方を教えてくれる先生を、そして、好きな人たちと一緒に暮らせる学校を好きになってほしい。
こどもたちの姿を見て、学校に通わせることを楽しみにする保護者・地域の方々であってほしい。こどもたちと向き合うゆとりをもち、生き生きと教育に取り組む教師であってほしい。
そして、こどもたちの笑顔輝く、仲のよい学校にしていきたい。
笑顔の花がいっぱい咲く 明るく楽しい学校
言葉を選びながら相手への気遣いをし、仲よく協力して学校生活を送るこども
しなやかに つよく生きるこどもを育成する
⑴ こどもを愛し、こどもの立場や気持ちに寄り添う教師
⑵ 教育に情熱と使命感をもった教師
⑶ ゆっくり優しい言葉で話す教師
⑷ 互いに信頼し合い、教え、教わり、同僚性を高める教師
⑸ 自己研鑽に励む教師
⑴ キャリア教育の充実(非認知能力の育成)
〇夢や希望をもたせるとともに、その実現に向かって努力する意欲を高めるよう努める。
〇なりたい自分になるために、何を学ぶべきか考え実行する態度を育成するよう努める。
〇集団の中でもてる力を発揮することができるよう、縦割り班活動の継続と活性化に努める。
⑵ 生徒指導の充実
〇考えや価値観・特性等は、人によって異なることを受け入れるとともに、仲間と共に活動し育つ喜びを感じることができるよう指導の充実に努める。
〇内面を理解する機会を設定することを通して心の成長を促すとともに、問題行動の未然防止に努める。
〇確かな児童理解の下、集団で生活する基盤としてのルールやマナーを守ることができるよう学級経営の充実に努める。
⑶ 校内研修の充実
〇協働的に学び、対話的に活動し、新しい価値を創造することができるよう、言葉の力とコミュニケーション力を高める指導の充実に努める。
〇各教科等における見方・考え方を伸長することができるよう、ICTを活用した検証授業の充実を図るとともに、研究協議会の在り方の工夫と充実に努める。
〇日常的に生徒指導の実践上の視点を生かす授業の充実に努める。
⑷ 体育・食の指導の充実
〇新体力テストの結果を重視しながら教科体育や集会活動の充実を図ることを通して、体力の保持・増進に向けて努力する態度を育成するよう努める。
〇実効性のある給食指導や外部講師による食の指導を推進することを通して、食事のマナーを身に付け、栄養バランスのとれた食事をしようとする意識を高めるよう努める。
〇「早寝・早起き、朝ごはん」のスローガンの下、家庭を啓発するとともに、指導法を工夫することを通して、規則正しい生活と食生活を身に付けることができるよう努める。
⑸ 安全教育の充実
〇人的災害、交通災害、自然災害等から自分の命を守るための知識・技能を身に付けることができるよう努める。
〇避難訓練等の実践的な訓練や、学校内外、特に休日等に災害が発生した場合の対処について学ぶ機会を設定することを通して、危険を回避する能力を高めるよう努める。
⑹ 将来を担う人財の育成
〇地域に誇りと愛着をもつことができるよう、地域の人材・資源を活用した体験活動及び体験的活動の充実に努める。
〇人の和を大切にすることができるよう、道徳教育及び特別活動等の体験活動の充実に努める。
〇インクルーシブな社会の担い手として成長することができるよう、校内及び特別支援学校との交流による特別支援教育の推進と充実に努める。
⑺ 保護者との連携
〇教師との心のふれあいや信頼関係の構築することを通して、学校では指導が難しい生活習慣の確立と、地域でこどもを育てる意識の啓発に努める。
⑻ 働き方改革の実現
〇事故・けが、問題行動の未然防止をすることを通して、徒労感を少なくし生き生きと働くことができる環境を構築するよう努める。
〇教師の時間的ゆとりを確保することを通して、心のゆとりを作り出し、やりがいをもって自己研鑽に励むことができるよう努める。
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