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令和2年1月6日 定例記者会見

(会見者: 櫻田 宏 市長)

 

市長あいさつ

 

自由質疑

1.雪対策について
2.今年一年の位置づけについて
3.職員情報の流出について

 

配布資料

1.記者会見次第(あいさつの主な項目等)PDFファイル(73KB)このリンクは別ウィンドウで開きます

 

市長あいさつ

あけましておめでとうございます。

皆様におかれましては、令和2年の新春を、健やかにお迎えのこととお喜び申し上げます。

 

昨年は、弘前市が誕生して130周年の年を迎え、そして「令和」という新しい時代の幕開けを迎えた歴史的な節目であり、新たに策定した弘前市総合計画に掲げる将来都市像「みんなで創り みんなをつなぐ あずましいりんご色のまち」の実現に向けて市民の皆様とともに大きな第一歩を踏み出した年でありました。

今年は、弘前さくらまつりが100回目という大きな節目を迎えます。歴史と伝統のあるさくらまつりを内外に広く発信し、多彩な記念イベントも行いながら、まつりを華やかに盛り上げるとともに、先人が築き、そして残してくれた大切な財産と風景をこれからも守り育て、自然豊かで歴史と文化が薫る「弘前」を、次の時代を担う子どもたちに胸を張って引き継いでいけるよう日々邁進してまいりますので、本年も皆様のより一層のご支援とご協力をよろしくお願いを申し上げます。

 

昨年、各種施策や事業に取り組んだ結果、ごみの減量化・資源化や新中核病院をはじめとした地域医療、公共交通対策、雪対策、地域産業の後継者育成など、さらに対応していかなければならない課題も見えてまいりました。

今後ますます加速する人口減少や少子高齢化に対応するとともに、地域をより元気にするためにも、市民との協働による市政運営に加え周辺市町村との広域連携によるまちづくりを推進しながら、市民生活を第一に考え、市民の「くらし」を支え、市民の「いのち」を大切にし、次の時代を託す「ひと」を育てるための各種施策を展開してまいりたいと考えております。

そこで令和2年度においては、「人口減少が進んでいく中での地域課題」、「次の時代を託す人材の育成」、「AI・IoT・RPA等の先進技術の活用」この3つを、特に重点的に取り組む事項として掲げ、限られた財源の中で本市が抱える課題を解決していくために、知恵を出し合って効果的な取組を進めることとしております。

具体的な事業といたしまして、「人口減少が進んでいく中での地域課題」への取組では、津軽圏域DMO推進事業や弘前圏域権利擁護支援センターの開設、津軽地域ごみ処理広域化協議会での検討など、様々な分野における広域での取組をより一層推進していくほか、高齢者等のごみ出しが困難な世帯に対するサポートの運用を開始してまいります。また、除雪困難者に対する間口の寄せ雪除雪の支援についても、現在、実証研究しております。

次に、「次の時代を託す人材の育成」への取組では、今年度から実施している、ひろさき未来創生塾において、今年度第一期生として決定した13名が、企画立案した事業の実践を行うこととしているほか、第二期生の募集を行います。また、学生と企業等が連携し、経営課題などに取り組む、地域マネジメント人材育成プログラム構築事業では、人材育成の対象を高校生まで拡充するなど取組を強化してまいります。そのほか、農業や商工業など様々な分野において、人出不足や後継者不足が課題となっていることから、担い手確保に向けた支援や将来を担う人材の育成について検討してまいります。

次に、「AI・IoT・RPA等の先進技術の活用」では、今年度実施した県のモデル事業の効果検証を基に庁内業務へのRPAの横展開を段階的に行っていくとともに、AI活用による業務効率化の検討を行ってまいります。

また、平成29年度から開発を進めてきた「VRりんご剪定学習支援システム」の地域実装を進めるほか、りんご産地に適した先進技術の活用について産地全体で考える「りんご産業イノベーションセミナー」を開催するなど、りんご産業の高効率化や高付加価値化に向けた新たな取組を進めてまいります。

これらの事業以外にも、総合計画における5つのリーディングプロジェクトのさらなる推進、地域共生社会への実現に向けた分野横断的な取組の実施など、これまで同様、常に市民目線に立ち、市民感覚を大切にしながら、各種施策に取り組んでまいります。

自由質疑

1 雪対策について

 

Q.記者

雪の関係で今年は雪が少ないようでありますけれども市長が進めていらっしゃる新たな雪対策について、今のところこういう状況であるなど、トピックスがあれば教えていただければと思うのですが。

 

A.建設部長

実証実験の状況ですが、現在、二つのモデル地区をやっておりますけれども、上松原町会と南川端町会の2つの地区で実証実験が始まっております。一般除雪の機会除雪が出た時に間口の除雪を片付けるという形の作業ですので、現在のところ12月28日、それから1月1日という形で2回ほど出動しております。

また、件数でありますが上松原町会で27世帯、南川端町会で6世帯という形で実証実験が進んでおります。

 

2.今年一年の位置づけについて

 

Q.記者

7月で任期折り返しになりますが、今年1年はどういう位置づけで市政を運営していくのかお聞かせください。

 

A.市長

4月で2年になります。一昨年の4月市長に当選して以来、市民生活を第一にということで各種施策を進めてまいりました。そして職員力の育成にも努めてまいりました。市民力を生かすためにも職員の力、これが発揮できないとだめだなということで取り組んできております。折り返してこれからどうしていくかというところですが、昨年末に今年一年の一文字をお話しさせていただいております。市長に就任して一年目は激動の一年で激、昨年はいろんなものに挑戦をしていく挑という文字を一文字で表しました。今年はいろんなことに挑んだ結果、いろんなものが見えてきました。見えてきた中で良いものはどんどん伸ばしていく、改めたほうが良いものは改めていくといった意味で改革の改、改善の改、改良の改の一文字を私の中で中心に据えて改めるべきものは改めていきたいなというふうに思っております。いずれにしても総合計画に掲げる地域を目指して各種施策、リーディングプロジェクトに沿って一つひとつ着実に進めていきたいと思っております。

 

Q.記者

具体的にどんなことを改めたいと思っていらっしゃるのか。

 

A.市長

去年取り組んだ職員の意識改革、これは様々な場面で意識が変わってきたというふうに私は実感しております。そういった具体的にこれをこう改めるというよりも、そういう能力を伸ばすための努力、これがいろんな分野に応用できると思っております。意識が変わってきた職員の能力を生かしてそれぞれの分野で新しいものに挑戦していきながら変えるべきものが見えてきた段階で変えていくという改というふうな年にしていきたいと思っております。

 

 

3.職員情報の流出について

 

Q.記者

昨年に、市の職員の方の個人情報が内部流出した可能性があるというのがありましたけれども、新年に入りまして何か動きはありましたでしょうか。

 

A.総務部長

年末から年始にかけまして、市のほうでは調査をしてございました。これまで流出したデータは市のデータではないかというご指摘を受けまして、調査しましたところ市のデータに間違いがないのではないかという結論に至ったところであります。それらの情報を警察に提供いたしまして今、刑事告発を視野にいろいろ情報提供をしている最中でございます。

 

Q.記者

内部調査はまだ進めている最中でしょうか。内部調査は一旦区切りがついているのでしょうか。

 

A.総務部長

データの照合作業は終わりました。あとはそれらのデータがどういうふうな経路で流出に至ったのか等を調べている最中でございます。

 

Q.記者

昨年末の記者会見でも聞きましたが、その後の調べで市の内部のデータであるということが確認されたということでよろしいのでしょうか。

 

A.総務部長

昨年末でしたが、流出した項目が70項目ほど、それから職員の人数で言いますと2,700余りということでそれらについて照合作業を進めて、市のデータである可能性が高いのではないかということで調べておりましたけれども、先ほど申しましたとおり流出元のデータは市のデータではないかというふうに至ったところでございます。そのほか先ほど来申し上げております。流出の経路、どういう人が関与したのか等も含めて作業を進めているという状況でございます。

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