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令和4年12月20日 定例記者会見

(会見者: 櫻田 宏 市長)

 

市長あいさつ

代表質問

1.今年の漢字1文字について

 

自由質疑

1.二十歳の祭典の開催について
2.MegoICa(メゴイカ)について
3.性的マイノリティの方の市営住宅への入居申込みについて
4.雪対策について

配布資料

1.記者会見次第(あいさつの主な項目等)PDFファイル(86KB)このリンクは別ウィンドウで開きます
 

 

市長あいさつ

令和4年第4回弘前市議会定例会が閉会し、原油価格や物価の高騰等の影響を受けている、高齢者施設、障がい者施設、幼児教育・保育施設、交通事業者等への支援金や、出産・子育て応援給付金の補正予算などについて提案し、いずれも可決されたところであります。

会期中に議員の皆様からいただいたご意見、ご提言につきましては、真摯に受け止め、これからも「市民生活を第一に」という基本的な考えのもと、全力で市政運営に取り組んでまいります。

 

はじめに、路線バスの地域連携ICカードのサービス開始についてであります。

本日、当市をはじめとする津軽圏域で路線バスを運行しております弘南バス株式会社が、路線バスへの導入を進めている交通系ICカード「MegoICa(メゴイカ)」のカードデザインとサービスの開始時期等を発表いたしました。

サービスの開始日は、令和5年2月25日に決定したところであります。

「MegoICa」は、津軽圏域の市町村を運行する路線バスの定期券や交通ポイントの付与など、地域独自のサービス機能に加え、JR東日本の「Suica(スイカ)」エリアで利用が可能な乗車券や電子マネーなどのSuicaのサービスが1枚のカードで利用できる地域連携ICカードとなっております。

このカードの導入によって、ICカードをタッチするだけで運賃の自動精算が可能となり、高齢者や障がいのある方、路線バスに乗りなれない方々の公共交通利用の利便性が向上するものと考えております。

また、今までの紙の回数券等に代わり、路線バスの運賃に応じた交通ポイントが付与されるようになるほか、多くのポイントが付与される学生向けカードの発行も予定していると伺っております。

先般、JR東日本から奥羽本線の弘前駅から青森駅間での、「Suica」の利用が令和5年5月27日に開始となることが発表されました。

在来線への「Suica」の導入は、本県では初めてとなり、切符を買う手間が省けるほか、「MegoICa」1枚で奥羽本線と路線バスの定期利用ができるようになるなど、通勤や通学で公共交通を利用されている方々にとっては、非常に便利になるものと考えております。

観光面においても、来年4月から、一般社団法人ClanPEONY津軽とJR東日本秋田支社による、津軽圏域14市町村に特化した魅力発信を重点的に行う津軽観光キャンペーンが実施されます。

「MegoICa」の導入により、津軽圏域を訪れた方が新幹線と奥羽本線、路線バスを円滑に利用でき、周遊の増加による津軽圏域内の観光振興にも寄与するものと期待しているところであります。

ぜひこの機会に、市民をはじめ、津軽圏域市町村の皆様に「MegoICa」をお持ちいただき、路線バスを一層、ご利用していただきたいと思っております。

 

次に、令和4年度弘前市二十歳の祭典についてであります。

本年度の二十歳の祭典は、1,559名、男性824名、女性735名の、これからの弘前市を担っていく若人を対象とし、1月8日日曜日、弘前市民会館を会場に開催いたします。

式典は、昨年と同様に、参加者代表5名が企画運営委員となり、企画したもので、祝演では、聖愛高校チアリーディング部によるチアリーディングを予定しております。

また、新型コロナウイルス感染症の感染防止対策として、卒業した中学校ごとに午前・午後の2回に分け、午前の部は11時から、午後の部は2時30分からの開催とし、参加される方には検温、手指消毒、マスクの着用などの協力をお願いすることにしております。

さらに、当日来場できない方のために、式典の様子はインターネットによりライブ配信いたしますので、多くの方にご参加、ご視聴いただきたいと思います。

なお、12月19日時点での参加申込者数は、1,053人となっており、例年通り対象者の約7割の参加が見込まれております。

今冬は、新型コロナウイルス感染症と季節性インフルエンザとの同時流行も懸念されております。

参加される方をはじめ、市民の皆様には、マスクの適切な着用や手指消毒、換気の徹底など、お一人お一人が基本的な感染防止対策を継続しながら、経済活動との両立をお願いしたいと考えております。

 

最後に、性的マイノリティの方の市営住宅等への入居申込みについてであります。

本日、令和4年第4回市議会定例会において、弘前市営住宅条例及び弘前市駅前住宅条例の一部を改正する条例案が可決され、パートナーシップ宣誓をしたカップルを「親族等」、「配偶者等」の定義の中で規定することで、市営住宅と駅前住宅への入居申込が可能となりました。

また、今回の条例改正に合わせ、市の規則で要件を定めている「弘前駅前北地区都市再生住宅」も規則改正を行い、入居申込が可能となります。

市では、性的マイノリティの方々が安心して暮らせる環境整備を推進するため、令和2年12月から「弘前市パートナーシップ宣誓制度」を運用し、これまで4組8名の方が宣誓されております。

今回の条例等の改正をきっかけに、宣誓の有無を問わず、性的マイノリティの方々が生活の中で感じる困難や不安が、より軽減されていくことを期待しているとともに、家庭や学校、事業者などにおいて、性の多様性に対する理解が一層深まることを期待するものであります。

今後、市では事業者向けのセミナーの開催や出前講座を実施してまいりますので、地域社会の一員として、それぞれが「知る」ことから始めていただき、当事者に寄り添うサポートや様々なサービスの提供など、皆様のご理解とご支援をお願いしたいと思います。

代表質問

1.今年の漢字1文字について

Q.記者

櫻田市長にとってこの一年どんなだったのか、漢字1文字でお願いしたいと思います。また、その理由についても教えてください。

 

A.市長

今年を振り返ってみますと、昨年暮れから1月上旬の大雪。また、1月27日から3月21日にかけての、新型コロナウイルス感染症に係る「まん延防止等重点措置」の適用、8月上旬の記録的な大雨など、さまざまな面で市民生活に大きな影響を受けた年でありました。

一方で、昨年に引き続き感染防止対策を徹底して開催した春の弘前さくらまつり、夏の弘前ねぷたまつり。こちらは3年ぶりの開催となっております。さらに弘前ねぷた300年祭の特別運行のほか、プロ野球一軍公式戦、弘前・白神アップルマラソン、津軽の食と産業まつり、弘前城菊と紅葉まつりなど、コロナ禍ではありますが、まつり、イベントを開催し、明るい兆しとなる一筋の光明が見えてきた年であったと思っております。

これらのことを踏まえ、今年の漢字1文字につきましては、「光」という文字で表したいと思います。

 

自由質疑

1.二十歳の祭典の開催について

Q.記者

昨年のまん延防止等重点措置が敷かれたきっかけが成人式後の飲食だったのではないかという見方もありました。今回二十歳の祭典を開催するにあたって、例えば飲食店に新たに注意喚起をするなど、昨年の経験を踏まえた指導などのお考えはありますか。

 

A.市長

昨年の成人式前後の飲食が感染拡大につながったとの、ただ今のお話しでありましたが、最近の県からの発表でも、それはないのではないかという意見も出ておりました。市としては、一昨年の飲食店の大規模クラスター以降、弘前市内で飲食店クラスターは発生しておりません。飲食店が原因というよりも感染については、現在は家庭内での感染が増えていると聞き及んでおりますので、お一人お一人が、感染防止対策を徹底していただく、マスクの着用、手指消毒、あるいはこまめな換気といったことをしていただくことによって感染防止が図られていくと思っておりますので、直接、二十歳の祭典に関連しての発言はございません。

 

2.MegoICa(メゴイカ)について

Q.記者

MegoICaデザインなどで市長が受け取った印象や、どのように使われるのだろうといったわくわく感など、改めてお話しいただけますでしょうか。

 

A.市長

デザイン的には津軽地域の方々が、大変誇りに思っている岩木山を中心としたデザインになっていますので、多くの方々に親しんでいただけるものと思っております。

そして青森県内では在来線、青森弘前駅間でsuica(スイカ)が使えるように5月からなります。それに先立って2月からの使用ができるということで、この地域にもICによる決済が進んでいくものと期待をしております。多くの皆様にバスの利用も含めてICカードをご活用いただければと思っております。

 

3.性的マイノリティの方の市営住宅への入居申込みについて

Q.記者

性的マイノリティの市営住宅の入居の申し込みですけれども、こういう公営の住宅に入居できるというのは、県内の動き的には、弘前はどういう位置づけになるのでしょうか。

 

A.市長

県内では青森県が、性的マイノリティの方のパートナーシップ宣誓制度を導入しておりまして、県営住宅に入居できるという規則改正されております。弘前市もそれに合わせた形で今回市営住宅等の入居可能ということを条例改正させていただいたところであります。多くの方々に性的マイノリティを含めた多様性についてご理解いただけるような周知に努め、そういう地域社会になるよう願っているところであります。

 

Q.記者

市議会で弘前市民会館の指定管理者を選定する議案が全会一致で可決されました。この指定管理者となった企業を指定管理者にする議案というのは3年前の市議会では賛成少数で否決された経緯があります。今回は一転して全会一致で可決されたことについての市長の受け止めと、今回多くの議員が賛成に転じた要因をどう捉えていらっしゃるか、新しく指定管理者になる企業のグループに対してどういった施設の管理、運営を期待されているか、お願いいたします。

 

A.市長

今回の市議会定例会で指定管理者制度について全会一致で可決をしていただいたということで、議員の皆様には、ご理解をいただいたものと思っておりますし、様々な議論を尽くしていただいたものと感じております。

賛成していただいた要因というのは、私ども理事者側としては、丁寧に説明をしたこと、併せて議員の皆様から頂いたご意見を踏まえて、審査にあたる構成員を増やしたということ、議員の皆様からのご意見を踏まえて丁寧に対応したということで賛成していただいたものと思っております。

また、施設運営につきましては、弘前市民会館といえば、弘前市の施設ではありますが、津軽地域の文化の殿堂という位置づけであると思っております。津軽地域の方々、青森県、秋田県北の方々も含めて多くの方々に、高いレベルでの文化・芸術をご鑑賞いただけることができるよう、指定管理者にも期待したいと思っております。

 

4.雪対策について

Q.記者

昨日、今日と新潟で雪による大渋滞が起きているという、何年かに一度あるような災害が発生しています。雪国弘前市も他人事ではないということで、これを見ながらどんな対策が必要、もしくはこういうことをやっていかなければならないなというのを何か感じていらっしゃるか。それに対する手立てをもう何かやっているのか、その辺大雪に対する備え、考えお聞かせ願えればと思います。

 

A.市長

昨年の暮れから、今年の初めにかけての大雪、毎日のように降り続いた雪に対しての対応ということで、早め早めの対応をとるように、市としても進めていたものの、なかなかそれが対応をできないということも踏まえまして、今年の雪対策の中では、さらにそれを実行力のあるものにしようということで取り組みを進めてきております。今回も早めの除排雪について、状況に応じて対応できるよう、準備をしておりますし、雪置き場につきましても準備は整っておりますので、この雪の状況に応じて、開設をしたいと思っております。事業者にもその連絡はすでに終わっておりますので、極力市民の皆様の生活を守るために関係者一丸となって、取り組んでいきたいと思っております。

 

Q.記者

道路の渋滞とかそういったところの対策とか何かそういったところの話は。

 

A.市長

昨年早めの拡幅除雪、運搬排雪をやった中で、大雪であったものの1月下旬から2月の初めにかけて、1番雪が多い時期に道路のアスファルトが見えている状態になりました。これまでそういったことは雪が少ない時にはありましたけれども、大雪の時にはございませんでしたので、これにより渋滞というのは、以前に比べては、かなり少なくなったものと思っています。今年もそうしたことを踏まえながら、しっかりと対応していく、早め早めの対応に努めていきたいと思っています。

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