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平成25年10月9日 定例記者会見

(会見者: 葛西憲之 市長)

市長あいさつ

代表質問

1.台風18号対応について

自由質疑

1.ゆるキャラグランプリにおけるたか丸くんの順位回復への対応について
2.被災農家支援としての水に浸からないりんごキャンペーンは実施されるのか

配布資料

1.市長定例記者会見PDFファイル(87KB)

2.函館市との連携についてPDFファイル(4517KB)

3.ひろさきラーニング・コモンズについてPDFファイル(158KB)

4.2013津軽の食と産業まつりPDFファイル(1236KB)

 

 

市長あいさつ

先月16日の台風18号についてです。前回の定例記者会見でお話しした農地・農業用施設の被災状況調査は、ほぼ完了しました。その結果、公共土木施設をはじめ、りんご園地等の被害など、昭和52年以来の甚大な被害状況になっています。先週の金曜日には農林関係について、激甚災害の指定が閣議決定され、今日中に、関連規則の公布・施行の予定になっています。今後は、総力をあげて復旧活動を進めてまいります。



青森河川国道事務所では9月26日から上中畑地区の無堤区間に大型土のうを設置する浸水防止対策を実施し、今月1日までに完了していますが、本堤防の整備は来年3月末の完成を目指しています。また、大川・三世寺地区の無堤区間については、大型土のうを設置しようとする土地の所有者と協議しながら、4日から設置を始めていると伺っているほか、治水事業については、今年度中に着手するとしています。早期着手に感謝申し上げるとともに、無堤区間の一日も早い完成を強く望むところです。 市としては今後、被災した方々の、特に農家の生活再建のために、様々な支援を検討してまいりたいと考えています。



朝夕涼しくなり、岩木山から紅葉が下りてくる時期となりました。
今年の弘前城菊と紅葉まつりの会期は10月18日から11月10日までで、メイン会場の弘前城植物園において、丹精込めて作られた菊の花や、色とりどりの菊の花をまとった豪華絢爛な菊人形や各種イベントをお楽しみいただくほか、弘前公園全体で色鮮やかな紅葉をご堪能いただけるものと考えています。
特に今年は、公園内各所の特別ライトアップに加えて、追手門付近の外濠のサクラをライトアップします。サクラの紅葉はカエデとは一味違った趣があります。また、ライトアップに浮かび上がる紅葉は、燃え上がるような赤みが強調され、日中とは違った魅力があります。

このほか、メイン会場では、ちびっ子新幹線の運行や動物ふれあいコーナーなど、子どもも楽しめるイベントを用意しています。観光客はもとより、市民の皆様にも、ぜひご家族連れでおいでいただければと思います。

 

弘南鉄道大鰐線利用促進に係る「まちなかお出かけパス」の路線拡充と弘前城菊と紅葉まつり入園料無料化についてです。
10月1日から、これまで路線バスを対象としていた「まちなかお出かけパス」の対象路線を、弘南鉄道大鰐線にも拡充します。また、併せて「弘前城菊と紅葉まつり」期間中の10月18日から11月10日まで、大鰐線利用者に対して弘前城植物園と弘前城本丸・北の郭、藤田記念庭園の3施設の入園料を無料とします。
これにより、沿線の住民をはじめ、新たな利用者の掘り起こしを図り、弘南鉄道大鰐線の利用促進に資するものと考えています。
是非とも「まちなかお出かけパス」や弘前城菊と紅葉まつりで弘南鉄道大鰐線を積極的に利用していただき、市民と共に持続可能な公共交通として、守っていきたいと考えていますので、よろしくお願いします。



函館市との連携に係る取り組みについてです。
10月19日土曜日、JR北海道函館支社が函館~弘前間を直通運行する臨時列車を活用して、函館市長をはじめ、経済界の代表や市民など300人以上の訪問団が、りんご、そして紅葉深まる弘前へいらっしゃることとなりました。
当市と函館市は、今年3年目を迎える「はこだてクリスマスファンタジーひろさきナイト」の開催や、函館市で生産された松前米(まつまえまい)を活用して当市の酒造会社が特別純米酒「ガスバリ2013」という新しい日本酒を製造するなど、官民双方の連携を幅広い分野で積み重ねてまいりました。
一般に観光分野などの連携は簡単なものではなくて、一朝一夕に成果を生むものではないと言われていますが、今回の函館市民訪問団の来弘は、これまでの連携の実績が実を結び、新たなステージへつながったものと考えています。
当日は、「菊と紅葉まつり」など市内のイベントや観光スポットをお楽しみいただくほか、「食と産業まつり」では「函館市PRタイム」を設けるなど、幅広く交流する予定となっています。
平成27年度の北海道新幹線開業に向けて、函館と当市の連携をさらに強化することや、青森・八戸両市も加えた「青函圏観光都市会議」を活用することで、青函圏域への観光客の誘客に、これからも努めてまいります。



ゆるキャラグランプリ2013にエントリーしている「たか丸くん」についてです。
4回目となる今年のゆるキャラグランプリは、全国各地から1,300を超えるキャラクターがエントリーしているとのことです。
当市のマスコットキャラクター「たか丸くん」は、昨年まで2年連続で青森県の1位、全国の32位となっていますが、今年は今朝の時点で青森県の3位、全国の108位となっています。
「ゆるキャラブーム」とも言われる昨今、熊本県の「くまモン」を代表格に、各自治体のマスコットキャラクターは、それぞれの自治体のプロモーションに大きな役割を果たしており、ゆるキャラグランプリも少々過熱気味の感はありますが、全国へのPR力、影響力は大変大きなものがあります。
手前味噌にはなりますが、「たか丸くん」は、全国に数ある「ゆるキャラ」の中でも、愛らしく、親しみやすいキャラクターだと思っています。「たか丸くん」を通じて、一人でも多くの全国の皆様に弘前市に親近感を持っていただきたいと願っていますので、応援よろしくお願いします。



子どもたちの学力向上に向けた新たな取り組みについてです。

「ひろさきラーニング・コモンズ」を「Bi・Biっとスペース」の名称で開始します。
Bi・Biっとスペースは子どもたちが自由に学習などを行うことができるスペースで、教員を目指す大学生や地域住民といった多様な人々が関わり、学習である"学Bi(マナビ)"や子ども同士の交流である"遊Bi(アソビ)"を通して、子どもたちの夢探しと自律的な学びを応援していくことを目的としています。
なお今年度は10月中旬から総合学習センターをはじめとする市内5会場をモデルとして実施し、今後は全市的な取り組みとして拡充してまいります。



口座振替キャンペーンについてです。
今年度、国民健康保険料と介護保険料の収納率アップを図る取組として、7月から9月の間に実施しました口座振替キャンペーンの第2弾を行います。
キャンペーンは、11月1日から12月27日までの期間中に市県民税、固定資産税、軽自動車税、国民健康保険料の、いずれか1つ以上を口座振替に変更した方を対象に、抽選で200名の方にクオカード2,000円分または、星と森のロマントピアのペアお食事券2,000円相当をプレゼントします。また、既に口座振替の手続きをされている方には、抽選で100名の方にクオカード500円分をプレゼントします。
この機会に、口座振替に切り替えていただければと思っています。



「パワーアップる!弘前産りんごPRキャラバン2013」が間もなく始まります。
今年度で3回目となる「パワーアップる!弘前産りんごPRキャラバン」は、昨年度までの様々な取組み・趣旨をベスとし、その効果を最大限に活かしながら「弘前産りんごを日常に取り込む」ことを主眼に、「りんごについて学び、産地弘前を知ってもらう」ことを目的として実施します。
主な内容としては、10月26日、当市の友好都市である群馬県太田市を始めに、来年2月までにかけて東京、山口、函館、大阪、福岡、北九州、名古屋、札幌、仙台の全国10都市において行いますが、キャラバンを実施する各都市の状況に応じて、首長や企業を訪問するトップセールス、りんごの魅力や当市の観光などをメディアに取り上げてもらうパブリシティなどを展開してまいります。
また、初めての試みとして主婦層や園児・小学生を対象として、りんごの生産から収穫までの様子の紹介や新しい食べ方、料理への活用など、今まで以上にりんごに興味・関心を持って頂くための食育イベント・りんごセミナーを開催してまいります。
更に、PRキャラバンを実施する10都市の主要量販店において、市場関係者の協力を得ながら、7日間に亘って弘前産りんごに特化した売場を作る「弘前アップルウィーク」を行うことで、面的な広がりを持たせた展開を進めてまいります。
また、若年層の消費喚起と販売促進に繋げるため、若い女性層500名をターゲットにした「巨大女子会」に「弘前りんごブース」を出展します。
これらの取り組みを通して、「りんごの産地弘前」のイメージを消費者により一層定着させ、弘前りんごの安定的な売場を確保するとともに、2年連続の豪雪や先般の台風18号で被災されたりんご生産者を元気付けるためにも、今年度も「弘前産りんごPRキャラバン」を行ってまいります。

 

代表質問

 1.台風18号対応について

Q.記者

前回の記者会見からあまり日にちが経っていないので、災害関係の一本だけ代表質問として用意しました。先程ちょっと復旧状況についてお話しいただきましたが、作業の進捗についてと、また新たにお考えの支援策などがあれば伺います。

A.市長

先程の挨拶と重複する部分があるかと思いますが、まず復旧に向けた体制の整備についてです。台風18号に伴う大雨による公共土木施設被害は、河川の護岸崩壊や道路の法面崩壊など合わせて120件、また農林被害については、法面崩壊や道路・水路の決壊など805件、その他にりんご園の樹冠浸水や水田への土砂流入など被害が甚大であり、昭和52年以来の災害規模になっています。
このため、公共土木施設、農地、農業用施設、林道の早急な復旧が必要であり、市職員が一丸となって復旧作業にあたるため、7日付けで人事異動を行い、同日、市役所本庁2階大会議室に「台風18号に係る災害復旧対策作業室」を設置したところです。
農村整備課20名、建設政策課10名の計30名による職員体制で、集中的に作業することにより、情報共有を図りながら効率的に作業を進めてまいります。
また、農林水産省、林野庁からは技術指導及び職員派遣について、支援いただける旨お話がありましたので、県と早急に協議し国に依頼をするほか、被災されていない自治体に対して災害応援を働きかけて、災害復旧に迅速に対応してまいります。
次に、災害に係る今後の対応についてです。公共土木施設、農地、農業施設、林道の復旧工事費のほか、農地浸水緊急対策として再生産資材購入事業、浸水農業用機械修繕事業、りんご販売緊急対策事業などに係る補正予算を、すでに9月議会に追加提案し可決いただいていますので、その事業を着実に執行します。
また、国や県に対しては、去る10月1日に、「弘前圏域定住自立圏構成8町村」など関係3団体合同で、国土交通省、農林水産省、総務省へ支援要望を行い、事務手続きの簡素化、従来よりも有利な融資制度を検討するなど心強いお言葉をいただいています。
私は、今年りんご園で散布した薬剤費に対する助成についてを、新たに想定する施策として打ち出したいと考えています。県や近隣市町村と連携して行うことになりますが、今後、臨時議会を視野に検討してまいります。
また、被災農家の雇用対策については、市の直接雇用や斡旋を行うなど検討してまいります。
その他に、被災農家の経済的な支援となる融資制度について、金融機関とも連携し、スムーズな運用を図ってまいります。

Q.記者

りんごを中心とした農作物の被害額は、いつぐらいにまとまりそうでしょうか。

A.市長

もう既に、現地にほとんど入っているので、(被害額は)ほぼ固まっているでしょう。

A.りんご課長

先日の会議等で示した数字とほぼ変わらない状況だと伺っています。りんごの実の冠水、浸水の部分については、あの数字が最終的な数字になるものと思います。資料は今持ちあわせていません。

A.市長

では後ほどに。

Q.記者

後ほどお願いします。確定ということでよろしいですか。

A.市長

ええ、確定ということです。公共土木施設、農地、農業用施設、林道の被害については、9月30日まででほぼ概要を固め、その後整理をして、第7回の災害対策本部会議の時に出した数字が最終的な数字ということで閉めているということです。

Q.記者

先程の代表質問の台風18号関連で二点確認ですが、災害の無い地域からの職員派遣を働きかけるというのは、被災地に例えば弘前から出しているように、災害の無い地域から技術職員とかを出してもらうというイメージだとは思うのですが、実際に打診などは。

A.市長

今調整中です。南部町などの特に県南地方はものすごい被害を受けましたので、あの周辺は大変かと思っています。けれども私どもの方から応援に行ったところもありますから、お互い様というところで、もし技術職員等に余裕があれば是非お願いしたいなと。まだ実際直接的な調整には入っておらず、今は内部で現戦力と技術者数の不足分とをどう考えるかの調整をやっています。もちろん、県にも技術者の応援についてはお願いをしていますので、全体の枠組みの中でそのような応援をいただけるかどうかについて、これから調整に入りたいと思っています。

Q.記者

庁内の戦力をまず検討して、不足した場合は派遣をということで。

A.市長

そういうことです。

Q.記者

分かりました。もう一点、薬剤費の助成ですが、これは本年度既に撒いた分ということだと思いますが、過去にこのような対応をされたことは。

A.市長

無いと思います。今年度、もう既に11回撒いている訳ですよね。県は薬剤散布について、今以降に薬剤を散布する場合に支援する考えはあるというお答えです。けれども今まで、皆無作あるいは70パーセント50パーセントという状況になれば収入の道が途絶え、全く無に帰する訳ですので、私はやはり、今まで薬剤を撒いたが実を結ばなかった部分についてしっかり支援していかないと、来年度以降、再生産への意欲を維持することに大きな影響を与えると思いますので、そこに私は踏み込みたいと思っています。

 

自由質疑

1.ゆるキャラグランプリにおけるたか丸くんの順位回復への対応について

Q.記者

ゆるキャラについて、たか丸くんが本県の1位から3位、全国の32位から108位に落ちたことは、ゆゆしきことなのではないかと。甘くてはいけないと、いつもおっしゃっている市長からすれば、やはりいろいろな問題発生と同じように原因を分析して、踏みとどまり、なおV字回復するための対策を何か出さなくてはならないのではと思いますが、そこら辺の対応についてお伺いします。あまりずるずるでは、先ほどお話にあった、過熱する競走にただ負けてしまうことになるので、そろそろ手を打たなくてはいけないのではと思うのですがどうでしょうか。

A.市長

それに対して本当に手を打つかどうかということもあると思うのです。あまりにも過熱して組織的な対応をしているという現在のゆるキャラコンテストというのは、いささか異常かなとも思っています。それに対して市が組織的に対応するということについて、私は考えたくないです。やはり私は、全国から愛されるような着実な浸透を図っていくというやり方の方が理にかなっているし、地域を愛するという意味での愛情から自然と生まれてくるものだと思っていますので、今回県民の皆さまにこのような形で訴えたのです。他が、組織票20万30万ということをやるのに合わせて、市が音頭を取って旗振って何十万を目指すことは、私はゆるキャラの趣旨からいってもあまり好ましいことでないと思っています。

Q.記者

聞きようによってはゆるキャラグランプリが組織票で決まっているという批判のようにも見受けられるのですがそれはそれとして、やはり今のようなやり方で地道に市民県民に愛されるのを浸透させて、着実に図っていくということですよね。

A.市長

もちろん全国に様々図って、この弘前市の認知度、露出度を上げていくことは、当然考えていかなければならない問題ですので、弘前市のメディアを活用しながら大いに訴えていきたいと思っています。

2.被災農家支援としての水に浸からないりんごキャンペーンは実施されるのか

Q.記者

被災農家支援の一環として、水に浸からないりんごのキャンペーンをやっているようですが、まだそのイベントが開かれる予定や計画が聞こえてきません。農家の方に売ろうという動きが無いことがイベント実施に至っていない原因のように聞いていますが、その辺の状況はいかがなものでしょうか。

A.市長

いや、そういうことではないと思いますよ。例えばJAの青年部とか、あるいは三世寺、大川地区のりんごが水に浸かった地域とか、いろんな形で動きが出てきています。地域の青年部の皆さんは、是非このキャンペーンに参加したいけれど今それどころじゃないと。りんごをもがなければならないし、水没して腐りかけているりんごを落として片付ければならない。様々な作業があってなかなか難しいと。ただ、直近において、農家の青年部の方々がりんごハロウィンで、(キャンペーンを)独自にやれないかということで、(りんごを)どの程度出せるのか調整しているところです。その他、弘果さんなどにはりんごが出荷されていますので、それらをどのようなかたちで販売するかなどについて、これから出てくると思います。同時に、大型店舗と言われる5店舗にもご協力いただける状況になりつつあり、これからだと思っています。ですから意欲がないということではなくて、今りんごを出荷する状況がなかなか作れないことから、そのようなお話が出てきているのかと思っています。例えばそのキャンペーン等で大手のスーパーなどが直接買い求めるという状況も、いずれ生まれてくると思っています。

Q.記者

はい、お互いに助け合うイベントになると思うので、形になる時にはご連絡いただければと思います。期待して終わります。

A.観光政策課長

今度の12、13日でハロウィンをやりますので、過少ではありますが、台風18号被害を免れたりんご販売キャンペーンということで、12日の午後、被災されたりんご農家さんがおいでになって対面販売することを計画しています。

A.市長

ということです。まずはそれが第1弾になると思います。

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