天守の土台が、想定以上に傷みなどが見られ、約6メートルのジャッキアップは、天守本体への負荷が未知数であると判断され、工程を見直しすることとなりました。
現在の土台では、今後、天守を約6メートルの高さまでジャッキアップした場合、天守本体にかかる負荷が未知数であり、重要文化財である現存天守の価値を損なわず、安全かつ着実に元の天守台に戻す方法で進める必要があると判断し、検討を進めてきました。
2次回転までは大きな影響は無いことから作業は継続します。
3次移動にあたっては、天守基礎耐震補強工事で設置した作業構台のうち、3次移動の進入方向である西面と北面の鉄骨を一部取外して約3メートルまで低くし、その後、新たに設置する耐圧盤上に直接レールを敷き、移動を行います。
令和9年3月末時点は、令和9年度に行う天守保存修理の実施設計において、今回判明した土台の傷みや凹凸が耐震化等に影響がないか調査を行うため、耐圧盤上にやぐらを3段程度(約60センチメートル)組み、そのやぐら上に天守が載った状態となります。
土台の調査が完了次第、令和9年秋頃までには改めて天守本体の最終ジャッキダウンを行い、耐圧盤に固定し、令和10年度(2028)からの耐震化を含めた保存修理に備えます。
天守が、元の天守台の位置に戻るのは、令和9年(2027)3月中に変更となります。
なお、10月13日(金曜日)現在の天守曳戻し工事の進捗
についてはこちらをご覧ください。