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天守曳戻し工事の今後のスケジュールについて

作業工程の見直しについて

天守の土台が、想定以上に傷みなどが見られ、約6メートルのジャッキアップは、天守本体への負荷が未知数であると判断され、工程を見直しすることとなりました。

 

  1. 天守基礎耐震補強工事で設置した作業構台(鉄骨)の上を通過して元の天守台に戻す予定でしたが、仮天守台から切り離した際に土台部分に傷みが見られたため、その後の曳戻し作業の区切り毎に土台の調査を進めたところ、土台底部に想定以上の傷みや凹凸があることが判明しました。
  2. 現在の土台では、今後、天守を約6メートルの高さまでジャッキアップした場合、天守本体にかかる負荷が未知数であり、重要文化財である現存天守の価値を損なわず、安全かつ着実に元の天守台に戻す方法で進める必要があると判断し、検討を進めてきました。

  3. 2次回転までは大きな影響は無いことから作業は継続します。

  4. 3次移動にあたっては、天守基礎耐震補強工事で設置した作業構台のうち、3次移動の進入方向である西面と北面の鉄骨を一部取外して約3メートルまで低くし、その後、新たに設置する耐圧盤上に直接レールを敷き、移動を行います。

  5. 令和9年3月末時点は、令和9年度に行う天守保存修理の実施設計において、今回判明した土台の傷みや凹凸が耐震化等に影響がないか調査を行うため、耐圧盤上にやぐらを3段程度(約60センチメートル)組み、そのやぐら上に天守が載った状態となります。

  6. 土台の調査が完了次第、令和9年秋頃までには改めて天守本体の最終ジャッキダウンを行い、耐圧盤に固定し、令和10年度(2028)からの耐震化を含めた保存修理に備えます。

 

今後のスケジュールについて

天守が、元の天守台の位置に戻るのは、令和9年(2027)3月中に変更となります。

  1. 12月までに引き続き2次移動の残りの工程並びに2次回転を行うとともに、一部作業構台を撤去。
  2. 冬季作業中断。
  3. 令和9年3月に作業を再開して、3月中に元の天守台の位置まで3次移動。その後、天守土台などを調査。
  4. 天守と天守基礎の耐圧盤を固定する作業は、令和9年秋頃までを予定。

なお、10月13日(金曜日)現在の天守曳戻し工事の進捗このリンクは別ウィンドウで開きますについてはこちらをご覧ください。

弘前城本丸石垣修理事業

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