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令和7年度外国人観光客向けアンケート調査報告書の公開について

弘前市インバウンド推進協議会(事務局:弘前市国際広域観光課)では、当市におけるインバウンドの動向やニーズを把握し、効果的なインバウンド施策を展開するための基礎資料として、令和6年度より外国人観光客向けにアンケート調査を実施しています。
この度、令和7年度の調査に基づく報告書をまとめ、市ホームページ内「オープンデータひろさき」に公開しましたのでお知らせいたします。

 

実施概要

調査期間: 令和7年4月15日 ~ 令和8年2月28日

調査場所: 弘前市立観光館、弘前市りんご公園

回答件数: 2,531件

 

報告書データ 

外国人観光客向けアンケート調査令和7年度報告書PDFファイルこのリンクは別ウィンドウで開きます

※市ホームページ内「オープンデータひろさき 観光情報」このリンクは別ウィンドウで開きますにも掲載しています。

 

報告書の構成

1.アンケート調査概要
2.報告書の要約
3.回答区分別の傾向(消費額、推奨度、満足・不便要素)
4.設問別の集計結果(全体・エリア別)
5.参考資料(宿泊統計グラフ、調査結果を活用したインバウンド消費額推計)

 

報告書の要約 ※報告書から抜粋

【主要な客層の特性】 旅慣れた個人旅行者による初めての弘前来訪

・個人旅行(FIT)と家族層による自律的な周遊スタイルの浸透

 旅行形態は「個別に手配」する層が約8割(81%)に達しており、少人数の「家族・親族(47%)」での来訪が中心となっています。個人旅行者はデジタルツールを駆使し自ら情報を取捨選択して行動する傾向が顕著です。直前の宿泊地は青森市(51%)の割合が高く、東京や仙台を含む広域周遊ルートの中で、青森市から入り弘前を訪れている傾向にあります。

 

・日本リピーターによる初めての弘前来訪

 日本への来訪が2回目以上という方が90%を超える一方で、弘前は「初めて」という方が89%を占めています。これは、ゴールデンルートなどの主要観光地を既に経験した訪日経験豊富な層が、次なる魅力的な目的地として弘前に着目し訪れていることを示しており、市場の成熟に伴う新たな誘客の好機を捉えています。

 

・宿泊統計から見る東アジア中心の構成

 参考資料の宿泊統計では延べ宿泊者数が過去最高を更新し、初めて4万人を突破しました。国・地域別では台湾(31%)が最多で、中国(14%)、韓国(10%)と東アジアが市場を牽引しています。一方でアメリカ(8%)をはじめ欧米豪層も訪れており、多様な文化圏に対応した受入環境の整備が求められる段階にあります。

 

 

【旅行者が感じた弘前の魅力】 自然・食・歴史、そして情緒的価値が生むブランド力

・弘前観光を支える主要コンテンツへの高い支持とブランド化

 訪問理由・満足度ともに「自然・景色」「飲食物」「歴史的建造物」が上位を占めています。これらはエリアや滞在形態を問わず弘前の主要な魅力として定着しており、特に「りんご」に関連した景観や食体験は、弘前を象徴する独自のブランドイメージとして、旅行者の期待値を安定的に満たす強力な牽引役となっています。

 

・「食」が提供する、期待を上回る体験価値の高さ

 全体データにおいて「飲食物」の満足度は、来訪前の期待を5ポイント上回る結果となりました。アップルパイの食べ歩きをはじめとする弘前独自の食体験は、実際に現地で体験することで事前のイメージ以上の良さを感じていただけており、弘前ファン(推奨者)を獲得するための極めて有効なフックとして機能しています。

 

・「街の空気感」や「市民との交流」という情緒的な価値

 自由記述からは、都会の喧騒とは異なる「静かで穏やかな街の雰囲気」や「清潔な環境」、そして「市民やスタッフの丁寧でフレンドリーな対応」への感謝が数多く寄せられています。これら数値化しにくい情緒的な価値は、旅行者の満足度を下支えする基盤となっており、別の季節の再訪を希望する大きな理由のひとつとなっています。

 

 

【解決すべきボトルネックと改善点】 経済価値を高める滞在環境の向上

・周遊と消費を制限する「移動のストレス」と「情報の壁」

 課題として「公共交通の便数(19%)」や「利用方法(16%)」を挙げる声が見られ、特に日帰り客の行動範囲を制限している側面があります。また、宿泊客からは「飲食店情報の入手や予約」に関する不便さが指摘されており、夜の過ごし方に関する情報不足などが、市内でのさらなる経済消費の機会を損なわせる要因となっています。

 

・「推奨度」の向上と観光消費の相関関係

 弘前を強く勧めたいという「推奨者(9〜10点)」は、そうでない層に比べて市内で30,000円以上消費する割合が高くなっています。さらに、宿泊客やリピーターは推奨スコアが平均より高い傾向にあり、滞在時間を延ばし、質の高い体験を通じて「ファン(推奨者)」を増やすことが、市内の観光消費を底上げしていくための重要な鍵となります。

 

・宿泊化とファン化がもたらす経済効果の最大化

 宿泊客は日帰り客に比べ、市内で30,000円以上消費する割合が16ポイントも高く、宿泊が直接的に観光消費額の向上に直結しています。決済の不自由さや二次交通の課題を解消し、個人旅行者がストレスなく滞在や周遊できる環境を整えることは、満足度の向上(ファン化)を通じて、将来的な経済効果を最大化させるための必須条件と言えます。

 

 

問い合わせ

弘前市インバウンド推進協議会事務局(弘前市国際広域観光課)

TEL:0172-40-7017

Mail:kokusai-kankou@city.hirosaki.lg.jp

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