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平成30年4月16日 市長就任記者会見及び定例記者会見

(会見者: 櫻田 宏 市長)

 

市長あいさつ

 

自由質疑

1.市長就任について
2.中核病院構想について
3.家庭系ごみ指定袋制度について
4.中核病院構想について
5.市職員等の人事について
6.家庭系ごみ指定袋制度について
7.家庭系ごみ指定袋制度について
8.中核病院構想について
9.家庭系ごみ指定袋制度について
10.弘前さくらまつりについて
11.企業や商工会との関係について

 

配布資料

1.記者会見次第(あいさつの主な項目等)PDFファイル(78KB)
2.弘前さくらまつりPDFファイル(1818KB)

市長あいさつ

このたびの4月8日の弘前市長選挙で、多くの市民の方々のご支持をいただいて当選の栄に浴したことに対して深く感謝を申し上げますとともに、市民のため、弘前市発展のため、これからの市政運営をしっかりとやっていかなければならないという決意を新たにしたところであります。

思えば、1月いっぱいで市職員を辞職して2月5日に弘前市長選挙出馬表明、以来2カ月間という短い期間ではありましたが、たくさんの市民の方々からご支援ご支持を賜りまして、このたびの市長選挙当選という栄に浴したところでございます。

市民生活を第一に、市民のくらしを支え、市民のいのちを大切にし、次の時代を託すひとを育てる、この「くらし・いのち・ひと」の3本の柱でこれからの弘前・新しい弘前をつくっていく、その決意であります。

今回の市長選挙の構図といたしましては、従前の企業団体による組織選挙に対して、市民の選挙という形になったかと思います。その結果として4万4,603票をいただいて1万6,000票弱の大差で現職を敗ったということは、市民の声、市民の思いそのものだと思っております。そういったことからも、市民感覚、市民目線をしっかりと胸に刻み、これからの市政運営をしていきたいと思います。

これからの4年間でありますが、まずは喫緊の課題である中核病院の問題、この解決に向けて取り組んでいきたいと思います。青森県の考え方を再確認し、国立病院機構あるいは弘前大学との意見調整も進め、さらには広域市町村の市町村長との協議の場も出来る限り早く再開して1日も早い整備に努めていきたいと思います。

また、除排雪の問題あるいは子育て、介護といった福祉、医療の問題、教育、産業振興、雇用の面、様々な課題がございます。こちらについても、一つ一つ着実に進めていくよう努力して参りたいと思います。

3本の柱のなかの市民の「くらし」では、指定ごみ袋制度の導入について、中止の方向で検討を進めていくことといたします。また、弘前の基幹産業である農業の振興についても、農家の方々が使いやすい補助制度の創設や農道整備なども含めて検討して参りたいと思います。

「いのち」の分野の中で、中核病院とあわせて、市立病院の経営についても、様々な分野の関係機関と調整をし、しっかりとした経営に向けた態勢を取っていきたいと思います。

健康・長生きにつきましては、これまでの取り組みをさらに加速させていきます。それとあわせて、幼いころから食育やスポーツを通じて、親と子がともに健康で長生きについて考えていく取り組みを進めていきたいと思います。

次の時代を託す「ひと」を育てる面では、学校教育現場の先生方のご意見も伺いながら、教育委員会と連携をとって学力の向上を目指すために努力し、学都ひろさきの復活を目指したいと思います。また、子どもたちが育つ環境として、地域でざまざまな活動をされている方々のお力を借りながら、子どもたちの育つ環境、地域で学ぶ環境にあわせて、大人と子どもがともに育つ仕組みづくり、場づくりをしていきたいと思います。

また、産業の面での担い手不足がございます。こちらの「ひと」についても、育つ環境を整備し、雇用の面でも地元に就職できるような仕組みづくりについて検討していきたいと思います。

この「くらし・いのち・ひと」の3本の柱でこれからの弘前をつくって参りますが、そのために、財政支出の見直しを行ってまいります。市民にとって必要なものかどうか、ハード面もソフト面も、その視点を持ちながら判断していきたいと思います。

そして、市役所の職員の潜在能力をもっと引き出していきたいと思います。私は昭和62年から平成5年までの7年間、職員の研修担当をしておりました。そのときに新採用で入った職員の研修あるいは中堅・高等研修等を通じていろいろな議論をさせてもらった職員の力をもっと発揮できる場にしていきたいと思います。そういう方々が現在、部課長、課長補佐などの役職でたくさんおります。市民と直に接する市役所の職員ですので、元気に明るく、市民の方々がお越しになりやすい環境づくりも進めていきたいと思います。

これからの4年間、様々な課題があるかと思います。それに正面から向き合って、職員とともにこの弘前をつくり上げていきたいと思います。

 

市民をはじめ多くの方々が待ち焦がれている「弘前さくらまつり」が春の訪れと共にいよいよ近づいてまいりました。

まず、桜の開花見込みでありますが、3月の気温が高めに経過したことから、4月9日の発表によれば、開花予想は、ソメイヨシノが4月18日、本丸のヤエベニしだれが4月23日となっております。このため、4月21日から5月6日までの通常会期に加えて、4月18日から、準まつり期間として開催することとしております。

今年の弘前さくらまつりは、大正7年の第1回観桜会が開かれてから100周年を迎えることから、昨年に引き続き、様々な記念事業を実施してまいります。

昨年実施した「まちなか桜装飾」、「懐かしポスター展」、「和装で観桜会」、「記念コンサート」、「満開の打ち上げ花火」、「記念日パレード」については、内容を見直し、リニューアルして実施いたします。

新規事業としては、食事券と金券、弘前公園等の有料区域の入場券がセットになった「おトク満開!グルメクーポン」を販売するほか、人の動きに合わせて、プロジェクターによるバーチャルな花筏が動く「デジタル花筏」を実施いたします。

また、弘前観光コンベンション協会が昨年実施した「さくら桟敷」、「中濠観光舟」、「観光人力車」につきましても、評判が良かったことから、引き続き実施することとしております。

更に、4月21日のさくらまつり開会式に、弘前市内では初めて、航空自衛隊の「ブルーインパルス」が市街地上空で祝賀飛行を行い、100周年のオープニングに華を添えます。祝賀飛行には、「さくら」という演目も取り入れる予定であると伺っておりますので、まさに100周年に相応しい演出になると期待しております。

その他、4月26日には、弘前公園本丸にて津軽音羽會の主催により、「今年の漢字R」でおなじみの京都・清水寺 森清範貫主による揮毫と講演会・歓迎交流会を開催いたします。

この様に、100周年を祝うために様々な企画を用意しております。

さくらまつりの主役は桜の花ではありますが、これとあわせて、今年も多くの皆様に訪れていただき、さくらまつりを大いに楽しんでいただきたいと思います。

 

弘前公園内の二の丸に整備を進めてまいりました弘前城の案内紹介施設「弘前城情報館」が、さくらまつり開会式前日の4月20日にオープンいたします。

弘前城の歴史や石垣修理の最新情報のほか、周辺の観光情報などを映像とあわせて知ることができる施設となっています。また、建物内部は休憩所にもなっておりますので、無料で利用することができます。弘前公園にお越しの際は、ぜひお立ち寄りいただきたいと思います。

 

 

自由質疑

1.市長就任について

Q.記者

1月31日に辞職してから2か月ぶりの登庁となりましたが、改めてどのようなお気持ちでしょうか。

 

A.市長

大変身の引き締まる思いであります。多くの市民の方々の負託に応えるためその重責を感じております。ただ、その重さをしっかりと受け止めて、これからの弘前をつくっていきたいという思いです。また、市の職員の方々にお出迎えをいただいて大変うれしく思いました。皆さんに笑顔で迎えていただき、私も逆に励まされている感じで、これから一緒にやっていくんだなという思いを強くしております。

 

2.中核病院構想について

Q.記者

中核病院の問題はどのようなスパンで解決していく考えでしょうか。

 

A.市長

弘前の二次救急の現状から考えれば1日でも早く整備されなければならないと思っております。そのためにも関係機関、団体と1日でも早く協議の場を設定したいと思っております。

 

3.家庭系ごみ指定袋制度について

Q.記者

7月には導入が進むという計画がありましたが、6月の議会で改正なり、それとももっと前に臨時の議会を開くなどの考えはありますか。

 

A.市長

こちらについても市民が混乱しないように早い情報発信ができるよう内部で協議を進めてまいります。

 

Q.記者

これからということでしょうか。

 

A.市長

はい、これからです。

 

4.中核病院構想について

Q.記者

現在進行している検討委員会について、それはそれで従前どおり進めていくということでよろしいのでしょうか。

 

A.市長

これは議会の承認を得て附属機関として設置しておりますので、そのなかでの検討をしていただいて、それを参考に判断をしてまいりたいと思います。

 

5.市職員等の人事について

Q.記者

職員の人事を変える考えはあるのか。空席になっている副市長人事について、どの程度考えているのかお聞きしたい。

 

A.市長

副市長人事についてはこれから検討をしてまいります。なるべく早い機会に議会に提案したいと思います。市の職員の人事につきましても、これから検討してまいります。

 

Q.記者

というと、何らか人事を新たに変えることも考えているのか。

 

A.市長

その辺も含めての検討となります。

 

6.家庭系ごみ指定袋制度について

Q.記者

家庭系ごみ指定袋の導入を止めるのであれば、ごみの減量化も一緒に取り組まなければならないと思うが、改めてどのように取り組んでいくのかお聞かせください。

 

A.市長

市民にはいろんな力があると思っています。この市民力を活かして、何のためにごみを減量するのか、その目的を市民と共有して、その取り組み方法についても市民とともに考え検討していきたいと思います。例えば今行っている3キリ運動。水を切る、食べきるといった3キリ運動ですが、これを市民ともう少し盛り上げていくことも検討材料になりますし、リサイクルについてもさらに進めていくことで行いたいと思います。

 

7.家庭系ごみ指定袋制度について

Q.記者

家庭系ごみ指定袋制度の導入の中止に向けてですが、おそらく町内会などで導入に向けた説明会が始まっているのではないかと思います。これもすぐに中止するよう指示をされているのでしょうか。

 

A.市長

町内会に対する説明の段取りもすでに組まれているところもありますので、これは中止の方向で、今後減量化について市民の皆さんと一緒に考えていく場として活用していきたいと考えています。

 

Q.記者

導入するという説明はしないということになるのですか。

 

A.市長

これからは導入するという説明はしないで、市民の皆さんと一緒に考えていく場にしていきたいと思います。

 

Q.記者

それはもう指示をされているのですか。

 

A.市長

これはこれからの指示になります。

 

8.中核病院構想について

Q.記者

1日も早く整備するということと、検討委員会の協議を参考にするということは若干整合性がない感じがします。選挙の際も県の提案をベースにして考えるというお話だったので、検討委員会を中止するというやり方もあると思いますが、検討委員会は今のまま進め、結論を参考にするという解釈でよろしいのでしょうか。

 

A.市長

検討委員会の中での議論も踏まえるというところでいいと思います。

 

Q.記者

県の元々の提案と違った結論が出た場合はどうするのでしょうか。

 

A.市長

その時点での判断にはなりますが、検討委員会でも附属機関として議論されておりますので、その内容を参考にさせていただくということでございます。

 

Q.記者

検討委員会の議論に市長の考え方を反映させるのか、それとも検討委員会はそもそも地域包括ケアシステムとリンクさせた形の協議をすすめていって、その結論を参考にするということなのか。

 

A.市長

それは検討委員会の中で検討されている最中ですので、その現状や、どこまで会議があるかも含めて確認をしたいと思います。

 

9.家庭系ごみ指定袋制度について

Q.記者

最近発表された市町村別のごみの排出量について、弘前市がごみの搬入規制などをして58グラムも減量していながらも相変わらず順位としては10市の中で最下位、全体でも38位という結果で、取り組みをしてもまだ順位としては効果が表れてないのですが、その点についてはどう考えていますか。

 

A.市長

市民の方々がだいぶ努力をされてきております。その努力の波をさらに進めていく。また、データの取り方ももう少し分析したいと思っております。弘前は学生が多い街ですので、その辺につきましてももう少し詳しく情報を集めたいと思います。

 

10.弘前さくらまつりについて

Q.記者

100周年ということで、市長として最初の大きな公務になるかと思うのですが、この100周年のまつりをどのように盛り上げていきたいという思いがありますか。

 

A.市長

大正7年に弘前観桜会として開催されてから100周年になります。桜の花自体は明治時代から咲いていて、市民も当時から弘前公園の桜を見に行っていたという状況から、大正7年にはまつりとして位置付けられたと思います。この先人の思いを受け継いで、100周年を迎えた今の私たちの世代で次の100年に向けどのように作り上げていくか、これが私たちに求められている使命だと思います。関係者でしっかりとその辺も含めて協議してきております。これからの100年に向けて弘前が誇るさくらまつりとして継続していけるよう努力したいと思います。

 

11.企業や商工会との関係について

Q.記者

選挙期間中、選挙の構図を企業組織対市民と捉えていましたが、 今選挙を終えて、企業や商工会との関係をどのように築いていくのかをお聞きします。

 

A.市長

私は高校時代ラグビー部に所属しておりました。戦いが終わればノーサイドだと思います。これから新しい弘前をつくっていくにあたって、多くの皆様のご賛同をいただいてしっかりと協議をし、弘前市民のため、弘前市発展のために仕事をしていきたいと思います。

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