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平成31年3月25日 定例記者会見

(会見者: 櫻田 宏 市長)

 

市長あいさつ

代表質問

1.弘前さくらまつりの早咲き対策について及び温暖化傾向を受けて、4月いっぱいで会期を打ち切る短縮を決めた黒石のさくらまつりに対する所感について

 

自由質疑

1.弘前さくらまつりについて
2.ひろさき子育て世代包括支援センターについて
3.弘前さくらまつりについて
4.弘前市誕生130周年

 

配布資料

1.記者会見次第(あいさつの主な項目等)PDFファイル(92KB)このリンクは別ウィンドウで開きます
2.弘前市地域福祉計画(2018年度~2022年度)概要版PDFファイル(835KB)このリンクは別ウィンドウで開きます
3.ひろさき子育て世代包括支援センターについてPDFファイル(185KB)このリンクは別ウィンドウで開きます

 

市長あいさつ

3月22日に、平成31年第1回定例会が閉会し、総合計画の基本構想や平成31年度予算などが議決されました。

本年は弘前市が誕生して130周年の節目の年であります。古くからの伝統・文化を大切にし、その愛着と誇り、そして長きにわたり培われてきた知恵で築かれてきたこの「弘前」を、今を生きる私たちがしっかりと育て、次の時代に向けて持続的に発展させていくため、多くの市民の声や思いが詰まったこの新たな総合計画と予算に基づき、新年度より各施策に取り組んでまいります。

その他、新たに策定した「弘前市地域福祉計画」において、市民の皆さまや関係団体との協働により地域福祉を推進し、「ともに支え合い 誰もがいきいきと暮らせる 地域共生社会の実現」を目指してまいります。

また、日増しに春の訪れを感じる今日この頃、いよいよ弘前さくらまつりの季節が近づいてまいりました。

本日の午後2時には、第2回目の開花予想が発表されます。今年も多くの皆様に訪れていただき、弘前さくらまつりを大いに楽しんでいただきたいと思っております。

 

妊娠期から子育て期にわたり、切れ目のない相談支援体制を構築し、妊産婦の心身の健康保持と乳幼児の健全な成長をサポートするため、4月1日から、ヒロロ3階「駅前こどもの広場」の隣に、母子保健分野と子育て支援や保育の分野が、県内では初めて一体となった「ひろさき子育て世代包括支援センター」を開設します。開設時間は、平日の午前8時30分から午後6時までとなります。

妊娠届出及び母子健康手帳の交付場所を同センター1か所に集約し、すべての妊婦の心身や家庭状況等について把握した上で、継続的に相談や子育て情報の提供、保健指導などを行います。

また、不安に陥りやすい妊娠後期や出産直後には、すべての妊産婦に対し、電話や訪問により相談支援を行うほか、より手厚い支援が必要な場合は、個別に支援プランを作り、産科などの医療機関や福祉関係機関と連携して、問題の早期解決を図ります。

さらに、親子が気軽に相談できるよう、駅前こどもの広場などの身近な居場所において、孤独や課題を抱える親子の仲間づくりをサポートしてまいります。

今後は、ひろさき子育て世代包括支援センターを軸に、医療機関、児童相談所、児童発達支援センター、保育所など、様々な関係機関と連携しながら、子どもを産み育てやすい環境づくりを図ってまいりたいと考えております。

 

高岡の森弘前藩歴史館は昨年4月1日に、市立博物館は昭和52年4月20日にオープンしております。
それを記念するとともに、弘前市誕生130周年を記念して、高岡の森弘前藩歴史館は4月1日、市立博物館は4月20日を観覧料無料といたします。

当日は、歴史館では、江戸時代の大名の衣食住に注目し、調度品や書籍などの品々を展示する「お殿様たちの暮らし」展を開催しております。

また、博物館では、企画展「津軽の美~武士の工芸・庶民の民芸~」を開催し、先日までホテル雅叙園東京の「百段雛まつり 青森・秋田・山形ひな紀行」に出展された津軽家の雛道具をはじめとする工芸品や、青森県民芸協会のご協力をいただいた、こぎんなどの民芸品を紹介いたします。

ぜひ、たくさんの方にご来館いただき、弘前の歴史と文化をお楽しみいただきたいと思います。

代表質問

1.弘前さくらまつりの早咲き対策について及び温暖化傾向を受けて、4月いっぱいで会期を打ち切る短縮を決めた黒石のさくらまつりに対する所感について

Q.記者

先週からさくらの開花予想がはじまりました。最近の傾向はずっとそうではあると思うが、早咲きがかなり定着してきているということは否めないと思います。そんな中で今年は後半に10連休があります。今のところ先週の予想であれば24日が満開ということで、10連休が始まるころには主力のソメイヨシノが散り始めているかなという状況ではあるが、改めて今年の早咲き対策についてお聞かせください。

もう1点さくらに関して、所感ということになると思いますが、黒石では観光協会が主体ですが、桜の見ごろは見ごろであってこそ桜まつりだという観点から、長々とやらずに4月中に切り上げて良いのではないかということで期間を4月中と決めておりますが、傾向が変わらない以上来年以降も同じような方向でやると伺っています。その点について市長の考えをお聞かせください。また、弘前においてもこういう傾向が続いている中でどのように対応していくのか等お聞かせください。

 

A.市長

今年の弘前さくらまつりは、4月20日から5月6日までの17日間で開催いたします。

近年と言いますか平成27年から30年の4年間は早咲きとなっております。ただ、さかのぼって平成22年から26年までは平年並みあるいは遅咲きになっております。5月に入ってから満開というのもございました。この10年間を比較すると、早咲きだった近年の4年、遅咲きだったその前の5年ということで、早咲き遅咲きは結構ふり幅が広いと思っております。

そういったことから桜祭りの対応としてはこれまでの経験もありまして、早咲きであれば早咲きの対応、遅咲きであれば遅咲きの対応で会期も前倒しあるいは準まつり体制をとって開催するといったことも行っております。また、遅咲きの時はまつり期間の延長で対応をしてきております。

今回、さくらの開花予想については、3月18日に第1回目の予想を発表し、園内のソメイヨシノについては、開花が4月19日、満開が4月24日と発表したところであります。

ソメイヨシノの満開が過ぎますと、近年人気の外濠の「花筏」が見頃となってくるほか、本丸にあるヤエベニシダレをはじめとする、いわゆる遅咲きの桜が見頃となってまいります。

弘前さくらまつり100年の歴史の中で、幾度となく早咲きの年がありました。一番早いのは4月13日・14日くらいに咲いたというときもあります。これに対しても先ほども述べましたが早咲き対応、これまでには弘前公園の無料入園券を配布する「また来てねキャンペーン」や「桜守による観賞ツアー」などを実施してきております。その年の開花状況に合わせてまつりの対応はとってきておりますが、まだまだ対応できることがあるのではないかと思っております。

また、今年は新たに遅咲き品種の鉢植え100鉢を各門に配置するほか、下乗橋付近にも並べる予定としており、ソメイヨシノの美しさとはまた違った趣のさくらで来園者をお迎えいたします。

そのほか、まつりの新たな魅力の創造を目的に、平成28年からは「中濠観光舟」を、平成29年からは「さくら桟敷」、「観光人力車」を行っているところであります。

さらには、平成29年からは、100年目の観桜会を契機に5月3日を観桜会記念日と定めるとともに、会期中に各種記念事業を展開してきたところであります。

今年は、さくらまつり期間中の5月1日に改元を迎えることから、日本一を自負する桜で新たな時代の幕開けを祝ってまいりたいと考えており、これらの事業内容については、現在さくらまつり100周年実行委員会等と調整をしている段階でございます。

また、黒石さくらまつりにつきましては、いろいろご事情があっての判断というふうに思っております。弘前さくらまつりとしては関係者と協議している中では会期についても特別今までと変わりはありません。遅咲き、早咲きの対応はしっかりととっていきたいと思っております。

 

自由質疑

1.弘前さくらまつりについて

Q.記者

弘前さくらまつりに関して、各門に遅咲き品種の鉢植えを100鉢配置するということについて、これは合計か。

 

A.市長

合計で約100鉢ということです。花が咲いているものから順に飾っていきます。

 

2.ひろさき子育て世代包括支援センターについて

Q.記者

ひろさき子育て世代包括支援センターの開設について、最近起きている事件を見ると、父から妻へのDV、さらに両親から子どもへの虐待という流れがあるようだが、そのあたりについても相談窓口等と連携していくという受け止め方でよろしいでしょうか。

 

A.子育て支援課総括主幹

児童虐待の相談や通報は、緊急の場合かどうかを含め、子育て世代包括支援センターに相談があった場合は、市の児童虐待担当部局(現 子育て支援課)や児童相談所、警察へつなぎ対応いたします。

子育て世代包括支援センターでは、育児不安を抱えたり、子育てに自信がない方、検診未受診や望まない妊娠、若年で妊娠回数の多い妊産婦などの、虐待のリスクを抱える世帯に対し、虐待の早期発見、虐待の未然防止という点に力を入れていきたいと考えております。

A.市長

電話連絡等があれば、いったん子育て世代包括支援センターで対応をします。そして詳しい内容についてはそれぞれの専門機関につなぐということになります。

 

3.弘前さくらまつりについて

Q.記者

さくらまつり期間中の5月1日に改元を迎えることについて、5月1日になる午前0時に何かイベントをやる予定はありますか。

 

A.市長

午前0時ということも含めて検討をしてきておりますが、これまで市制施行100周年、築城400年の時等、夜中のイベントにも取り組んできておりましたので、それも含めて検証しながら時間帯は何時がいいのかも今最中詰めているところです。

 

Q.記者

可能性はあるけどまだわからないということでしょうか。

 

A.市長

はい。

 

Q.記者

目処としてはいつくらいに決まるのか。

 

A.観光振興部長

4月早々に委員会等で決めたいと思っております。時間もあまりありませんので早めに決めたいと思っております。

 

4.弘前市誕生130周年について

 

Q 記者

市政130周年の関係で、弘前の歴史というものを改めてPRする機会にしたいという見解でよろしいでしょうか。

 

A 市長

明治22年に市町村制が施行されて、全国で初めて市を名乗った31の市の中の一つに弘前市が含まれております。平成18年2月27日に新設合併をして市制施行としてはその段階で切り替えられて、新しい弘前市としては十数年というところであります。ただ、明治22年に全国初で市を名乗ったというこの歴史が私はすごく重要だと思っておりました。藩政時代以来約400年の歴史、そして全国でも初めて市を名乗った歴史で過去を振り返りながら先人がこの弘前に対しての思いを込めて築き上げてきたこの歴史や文化をしっかりと次の世代に受け継いでもらうためにも、私たちの時代でやれることをやらなければいけないと思っております。そういう意味では市制施行130周年ということではなく、弘前市誕生130周年、同じく旧相馬村も明治22年4月1日に相馬村として誕生しています。旧岩木町はその前の段階で誕生しています。この明治22年4月1日からの歴史というものを地域全体で捉えながら振り返る、そのときの一つのきっかけが「市を名乗った」ということに結び付けながら紐解いていきたいと思っております。

そういった意味で、今回ピンバッジも製作しました。観光コンベンション協会で製作し、販売しております。市の職員だけではなく多くの市民の方々、それから弘前の歴史に興味のある方々にお付けしていただければと思っております。

 

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