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令和3年6月29日 定例記者会見

(会見者: 櫻田 宏 市長)

 

市長あいさつ

代表質問

1.新型コロナウイルスワクチン接種について
2.弘前ねぷたまつりについて

 

自由質疑

1.市議会定例会における人事案件の否決に対する市の見解について

 

配布資料

1.記者会見次第(あいさつの主な項目等)PDFファイル(92KB)このリンクは別ウィンドウで開きます
2.弘前市立病院・旧第一大成小学校跡地活用基本構想(素案)PDFファイル(3286KB)このリンクは別ウィンドウで開きます
3.弘前・白神アップルマラソンオンライン大会PDFファイル(2991KB)このリンクは別ウィンドウで開きます
 

市長あいさつ

令和3年第2回弘前市議会定例会が閉会し、新型コロナウイルス感染症への対応に係る補正予算として、生活困窮世帯に対する支援金や、低所得の子育て世帯に対する給付金、感染防止対策を講じた上でねぷた制作等の活動をする団体への支援金、小・中学校における修学旅行のキャンセル料、修学旅行やスキー教室等におけるバスの増便に対する補助金などについて提案し、議決をいただきました。

会期中に議員の皆様からいただいたご意見、ご提言につきましては、真摯に受け止め、これからも市民目線に立ち、市民感覚を大切にしながら、市民生活を第一に、全力で市政運営に取り組んでまいります。

 

はじめに、新型コロナウイルスワクチン接種についてであります。

現在、市では個別接種と鳴海病院での集団接種の両方により、一般高齢者への新型コロナウイルスワクチンの接種を順次進めております。

また、6月16日からは、12歳以上64歳以下の市民のうち、基礎疾患のある方、高齢者施設等に従事されている方などの先行予約を、6月23日からは介護や障害福祉サービスの通所サービスの事業所等の従事者や保育士等の先行予約の受付を、「弘前方式」として開始いたしました。

さらに、明日6月30日からは全ての職種に先行予約を拡充し、弘前商工会議所と協力して、飲食業者等の小規模事業者についても「弘前方式」を拡充し、事業者ごとのワクチン接種を促進することといたします。

本日から、64歳以下の市民の方への接種券の発送を開始いたしました。郵便の事情により、接種券がお手元に到着するまでに最大1週間程度かかることが想定されますが、先行予約につきましては、接種券がお手元に届く前でもできますので、多くの医療機関のご協力をいただきながら、接種を効率的に進められる「弘前方式」の、積極的な活用をお願いいたします。

また、来週7月7日には、55歳から64歳までの方の一般予約の受付を開始いたします。

一般予約は、年齢区分を分け、予約開始日をずらして受付を行ってまいりますが、ご家族などグループ単位での予約、例えば、親子で予約される場合、お子様の年齢に関わらず、両親のうち最も高い年齢の方の予約開始日から予約が可能といたしました。副反応等のご心配がおありの場合は、予約の際に接種日をずらすなど医療機関にご相談いただければと思います。

これにより、それぞれの年齢に応じた予約開始日よりも早期に予約が可能となりますので、医療機関にその旨、お話しいただき医療機関における受付の混雑解消・負担軽減のため、グループ単位での予約にご協力をお願いしたいと思います。

今後も、弘前市医師会はじめ関係機関の協力のもと、1日でも早く、できるだけ10月末までには希望するすべての市民の方にワクチンを接種できるよう全力で取り組んでまいります。

 

次に、弘前市立病院・旧第一大成小学校跡地活用基本構想(素案)についてであります。

令和4年3月31日に閉院予定の弘前市立病院とこれに近接する旧第一大成小学校跡地の活用策については、これまで関係者や専門家等のご意見を伺いながら検討を進めてまいりました。

この度、活用方針等に関する基本的な考え方を示す基本構想の素案がまとまりましたので、7月1日から7月30日までの期間でパブリックコメントを実施することといたしました。

基本構想の素案では、人口減少対策に取り組む中、本市の平均寿命は全国より低く、健康意識の向上が必要であるほか、地域コミュニティの維持や人材育成も必要とされていることなどを踏まえ、当該地を「健康づくりのまちなか拠点」として整備し、「健康寿命の延伸」に向けて取り組むこととしています。

本年秋ごろに基本構想を正式決定し、令和4年度から設計業務など事業に着手する予定であり、供用開始は令和9年度頃を見込んでおります。

弘前市立病院・旧第一大成小学校跡地については、「健康づくりのまちなか拠点」として有効に活用され、市民の健康寿命の延伸につなげるとともに、多くの方に利用していただき、中心市街地の活性化にもつなげてまいりたいと考えておりますので、多くの皆様からのご意見をお待ちしております。

 

次に、7月1日から「第19回弘前・白神アップルマラソンオンライン大会」のエントリーを開始いたします。

今年度は新型コロナウイルス感染症の感染拡大対策として、参加者が集まって一斉に走る大会ではなく、「オンライン大会」として開催し、スマートフォンにランニングアプリをダウンロードしたうえで、開催期間中、好きな時間、好きな場所でフルマラソンの完走を目指す大会となります。

参加賞として宿泊券や地場産品等をご用意しておりますので、ぜひご参加くださいますようお願いいたします。

 

次に、市立小・中学校のエアコンの整備につきましては、昨年3月末までに、すべての小・中学校の普通教室、音楽室及び保健室への整備を完了し、昨年の夏から稼働を開始しております。

さらに、近年の猛暑傾向から、教職員においても職務中に健康を害する恐れがあること、また、今般の新型コロナウイルス感染症の発生により、熱中症対策と感染症対策の両立が喫緊の課題となっていることから、すべての小・中学校の職員室、校長室、技能主事室、及び一部の事務室へエアコンを整備することとし、今年3月末までに設置工事が完了し、今シーズンから稼働を開始しております。

また、本年4月から新和地区3小学校の統合に伴い、3月末で閉校となった小友小学校、三和小学校に設置されていたエアコンを、放課後の子どもたちの居場所である、なかよし会の場所として使用している特別教室へ移設することとし、今月、工事が完了いたしました。

市といたしましては、引き続き、未来を担う子どもたちが、生き生きと活動できるよう、学校等の環境整備に努めてまいりたいと考えております。

代表質問

1.新型コロナウイルスワクチン接種について

 

Q.記者

全国的に新型コロナウイルス感染拡大が懸念されている状況の中で、市でも65歳以上の高齢者についてワクチンの接種がスタートして、今後、順次進んでいくと思います。

そういった中で、ワクチン接種を行った人、65歳以上の高齢者の方の接種率を1回目、2回目ともにお聞かせください。また、市全体での接種率はどうなっているか、市の見解を教えていただければと思います。

 

A.市長

新型コロナウイルスワクチンの接種につきましては、3月の医療従事者から始まり、市内100の医療機関のご協力により、一般の65歳以上の方へのワクチン接種を5月31日から、64歳以下で基礎疾患を有する方及び高齢者施設等に従事する方等へのワクチン接種を6月16日から開始しております。

キャンセル対応など、高齢者以外の方も含め、今週末の7月3日土曜日までに1回目の接種、あるいは、接種予定の方の見込みでありますが、約4万2千人程度となっており、正確な接種率は、各医療機関からの数値がまとまるまで公表できないものの、高齢者数が約5万7千人ですので、高齢者の多くの方が接種、あるいは接種予定となっております。

本日発送分時点での接種対象者数は、弘前市内で15万4千82人でありますので、12歳以上の全体で見ると約27%の方が接種されていると見込んでおり、順調に接種が進んでいると認識しております。

次に、鳴海病院における集団接種の状況につきましては、6月19日土曜日から第1回目を開始し、ご予約いただいた65歳以上の高齢者286人と、キャンセル時の接種対象となっていた保育所、障害者支援施設、高齢者施設等の従事者など、合わせて498人、6月26日土曜日の第2回目は、65歳以上の高齢者182人と、キャンセル時の接種者合わせて474人の方が接種いたしました。

第3回目は7月3日土曜日となっております。

予約期間は、6月28日月曜日から6月30日水曜日までとなっておりますので、高齢者の方で、まだご予約がお済みでない方、あるいは、既に予約手続きをされた方でも、早めに接種を希望される方は、集団接種をおおいに活用していただきたいと思っております。

かかりつけのお医者さんに行く方がまだこれから接種予定となっていることはあるかもしれませんが、集団接種の申し込みの落ち着き状況から判断し、目標である7月末までに65歳以上の高齢者の接種を完了できるものと思っております。それに向けまして弘前市医師会をはじめ関係機関の協力のもと全力で取り組んでまいります。

また、64歳以下の接種につきましては、お仕事の関係で平日に接種できない方もおられることから、鳴海病院において土曜日に実施している集団接種を、7月31日土曜日から9月4日土曜日までの毎週土曜日6回実施することで、鳴海病院との調整が終わり、決定いたしました。

今後も、休日や夜間の接種など、接種機会を増やすことについて関係機関と調整中であり、体制強化に努めております。

2回目の接種を終えた方でありますが、2回目の接種については、約1万8千人という報告があがっておりまして、全体での11.7%になると思っております。

市といたしましては、集団接種を積極的に活用して、1日でも早く、安全・安心かつ円滑に、ワクチン接種を終えられるよう、市民の皆様にもご協力をお願いしたいと思っております。

 

 

2.弘前ねぷたまつりについて

 

Q.記者

弘前ねぷたまつりの中止が発表されましたが、代替イベントなどを市として考えていらっしゃるかお聞かせください。また、町内運行を決めた団体など、市内の状況を把握していればお知らせください。

 

A.市長

弘前ねぷたまつりにつきましては、沿道での不特定多数による観覧に加え、観覧者が立ち止まることで密集・密接の状況が発生しやすく、それに対する様々な感染防止対策を講じたとしても、安全なレベルまで感染リスクを下げることは非常に困難であると想定されたことから、弘前ねぷたまつり運営委員会において、総合的に判断した結果、中止としたところであります。

弘前ねぷたまつりは中止となりますが、昨年実施しました、大正時代から昭和にかけて行われていた、手持ち用の扇灯籠や角灯籠、金魚ねぷたなどを玄関先や商店街に飾りつけるという、かつての風習を再現した「城下の美風」を今年も実施してまいります。

「城下の美風」は、7月下旬から8月末までの約一か月間の予定で、市役所本庁舎をはじめ、JR弘前駅・公共施設・商店街などへの灯籠や金魚ねぷたの飾り付けの実施やねぷた絵の展示などを行う予定としております。

また、地域内運行及び展示などにつきましては、本日、補正予算の議決をいただきましたので、これから、支援金などの申請受付を行い、運行及び展示などの各ねぷた団体の状況把握をこれから行ってまいります。

ねぷた制作するねぷた団体の皆様はじめ、地域内運行や展示をご覧になる皆様におかれましては、新型コロナウイルス感染症の感染防止対策をしっかりと講じていただき、津軽の夏の風物詩であるねぷた文化に触れていただきたいと思います。

来年は、弘前ねぷた300年を迎えます。これまで、弘前ねぷたは、町会や企業、地域の有志で構成された数多くの団体をはじめとした、さまざまな関係者のご尽力により受け継がれてまいりましたが、来年こそは子どもたちの笑い声とそれをとりまく大人たちの優しいまなざしの中で弘前ねぷたまつりが開催できるよう念願するところであります。

自由質疑

1.市議会定例会における人事案件の否決に対する市の見解について

 

Q.記者

先ほど閉会した市議会の定例会の最終日で市から提案された市の監査委員の人事を選任する案が否決されました。否決されたことに対する市長の受け止めと、今後の定例会とかで人事案件を提案する方針であるのかについてお伺いできればと思います。

 

A.市長

先ほどの市議会定例会、最終日提案でございましたが、議員間のいざこざにより、市長提出議案が否決されたことには、非常に憤りを感じております。聞こえてきているのは、議会の各常任委員会の委員長、副委員長ポストを巡り、慣例となっている指名推薦ではなく選挙になったことが、原因とのことのようでありますが、それと今回の市長提出議案の監査委員の任命とは、全く関係がなく議会の品位に関わるものであると思っております。議員のポスト争いなどとは別次元でこれからも市民のため、市民ファーストで市政運営に邁進してまいりたいと思っております。再提出等につきましては、今後検討してまいりたいと考えております。

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