(会見者: 谷川 政人 市長)
・新樋の口浄水場の供用開始について
・弘前城天守曳戻し・移動開始等について
・プロ野球セントラル・リーグ公式戦について
・弘前れんが倉庫美術館 開館6周年記念イベント「れんがひろばの縁日」開催について
1.記者会見次第(あいさつの主な項目等)
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2.話題提供関連資料
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皆様、本日はお忙しい中お集まりをいただきまして誠にありがとうございます。
今日は、朝から地震ということで、まず冒頭私から、話題提供の前に地震の被害状況、被害報告をさせていただきたいと思います。
本日、7時30分ごろ、岩手県沖を震源とする地震があり、当市において震度3を観測いたしました。
地震発生直後から、市において、市内インフラ、公共施設等の状況確認を行いました。その結果、現時点までに、JR奥羽本線で遅れの発生はありましたが、建物等の被害は確認されておりません。
今回は震度3でしたが、今後一週間程度、特に2、3日程度は、規模の大きな地震が発生することが多くあります。
市民の皆様におかれましては、いま一度、ご自身の身を守る行動や非常時持出品の確認など、日ごろからの備えの点検をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
市では今後も、気象庁など関係機関から発表される情報を注視しながら、市民の生命、身体及び財産を守ることを最優先に万全の体制を整えてまいります。
また、被害の大きい、他自治体からの応援要請があった際は積極的に応じてまいりますので、情報の提供をお願いしたいと思います。
それでは話題提供に入らせていただきます。
まずはじめに、樋の口浄水場が生まれ変わりましたということで、新樋の口浄水場の供用開始についてであります。
令和2年度から整備を進めてまいりました「新樋の口浄水場」が、いよいよ7月1日から運転を開始いたします。
新樋の口浄水場は、将来の人口減少を見据えて最適な規模にダウンサイジングしたほか、最新の耐震基準を満たした地震に強い施設として生まれ変わりました。
また、岩木川の氾濫に備えた防水扉(ぼうすいとびら)などの浸水対策を行ったほか、停電が発生しても3日以上連続して運転できる非常用発電機を完備し、災害時の対応力を大幅に高めております。
さらに、水質の安全性をより一層向上させるため、塩素消毒に耐性のある病原性微生物への対策として、紫外線処理設備を新たに導入いたしました。
水道の蛇口をひねると水が出るのは当たり前すぎて普段は意識しないものでありますが、その「当たり前」を、万が一の災害時にも変わらずお届けし続けることが市の責務であります。
新樋の口浄水場が完成したことにより、これまで以上に安全で安心な水道水を、市民の皆様の元へ安定して供給してまいります。
それでは次に、弘前城天守曳戻し・移動開始等についてであります。
6月12日に仮天守台から切り離した弘前城天守は、その後、天守の土台の下に補強鉄骨及び連動ローラーとレールを設置し、移動に向けて準備を進めてまいりました。
平成27年10月に仮天守台に曳家されてから11年が経過し、多くの市民の皆様、そして県内外から訪れる観光客の皆様も、この天守曳戻し、移動の開始を心待ちにしているものと思います。
そして、いよいよ移動開始の時がまいりました。
7月1日 水曜日 午前10時から、5カ月間を掛けて本来の天守台に向けて動き出します。
全体の工程につきましては、ジャッキアップとジャッキダウン、方向転換と移動を繰り返しながら約78メートル移動いたします。この移動は3回に分けて行い、今回の一次移動では約19メートルを4日間掛けて東側へ移動いたします。
工事は公開で行い、低い柵越しではありますが各工程を観覧することができます。タイミングが良ければ、天守が平行移動する様子やその場で回転する様子を実際に見ることができますので、楽しみにお待ちいただきたいと思っております。
また、8月21日からは、弘前城天守曳戻しイベント「ひっぱれ!けっぱれ!弘前城」が開催されます。
22日と23日に行われる、一般の方を対象とした曳戻し体験の応募状況は、6月24日現在5,514人と、約1,200人の募集に対して約4.6倍の応募となっており、大きな関心をいただいております。
このような状況を受け、一人でも多くの皆様に曳戻しを体験していただけるよう、現在、工事現場の体験スペースを拡張できないか調整しているところであります。
推計約400トンの天守を曳くことができる最後のチャンスであります。7月6日まで募集しておりますので、多くの皆様のご応募をお待ちしております。
大正4年以来111年ぶりの世紀の曳戻しでありますので、曳戻し工事並びにイベントへの参加・観覧に、多くの皆様にお越しいただきたいと思っております。
次に、プロ野球セントラル・リーグ公式戦についてであります。
6月30日 火曜日に、弘前市運動公園 はるか夢球場においてJERA(ジェラ) セ・リーグ公式戦2026(ニーゼロニーロク)「JERA(ジェラ) クリーンエネルギーで灯(とも)セ、ナイター」が行われます。対戦カードは、「読売ジャイアンツ」対「東京ヤクルトスワローズ」となっており、試合の開始は午後6時を予定いたしております。
読売ジャイアンツが青森県内で一軍公式戦を主催するのは実に73年ぶりで、はるか夢球場での開催は今回が初めてとなります。市内のみならず、県内の野球ファンにとって待望の一戦がいよいよ幕を開けます。
プロ野球一軍公式戦は、長年、野球を愛してきた地域の皆様はもちろん、これからの未来をつくる子どもたちにとっても、第一線で活躍するプロの姿を間近で見ることができる、かけがえのない経験になるというふうに思っております。
迫力あるバッティングや息をのむようなピッチングなど、見どころあふれる展開を期待するとともに、家族や仲間と「来てよかった」と語り合えるような、思い出の一日となることを願っております。
併せて、プロ野球開催が、地域社会の活力と経済の好循環を生む契機となり、また、青森県内におけるますますの野球振興に繋がっていくことを期待いたしております。
73年ぶりという記念すべき特別な一戦、ともに熱く盛り上がりってまいりたいと思っております。市民・県民の皆様、 そして全国からお越しの多くの皆様のご来場を、心からお待ちいたしております。
それでは最後に、「弘前れんが倉庫美術館 開館6周年記念イベント『れんがひろばの縁日』開催について」であります。
弘前れんが倉庫美術館の開館記念日に合わせて、7月11日 土曜日と12日 日曜日の2日間、美術館や隣接するカフェ、ショップ、土淵川吉野町緑地を舞台にして、「縁日」をテーマに、食や展示、音楽、ワークショップなど多彩なプログラムで開催いたします。
広場には、思わず「気になる」様々なジャンルの屋台が登場するほか、館内では家族向けガイドツアーや、展覧会を500円で鑑賞できる夜間開館、館外では街歩きツアーなどを実施いたしてまいります。
地域の宵宮(よみや)のように子どもから大人まで気軽にお越しいただき、弘前れんが倉庫美術館を身近に楽しんでいただける2日間となることを期待いたしております。
新樋の口浄水場に関することですけれども、昨年秋の段階で、12月から6月にかけて試運転、総合試運転がなされるということで発表がございましたので、その状況と内容をお知らせいただければありがたいです。
おかげさまで現在、試運転の方、順調に進んでおりまして、安心安全、そして安定して水を届けるということで、水質基準、50近くの基準がございますけれども、それも合致して、順調に進んでおりますことを報告させていただきます。
弘前城の曳戻しイベントなんですけれども、今の谷川市長のお話で、5,514人の応募とおっしゃったと思うんですけども、応募が多い状況というのをどう感じたのかというのと、体験スペースの拡張ができないか検討中ということで、これは人数を増やすという意味なのか教えていただきたいです。
まず、応募が多かった状況については、非常にありがたいと思っておりますし、もちろんそれだけ市民の関心、また多くの方々に関心をいただいてるんだなと感じております。
ただ、現場の方では、多くの関心のある方々に対応できないという状況もありますので、現在対応を検討中で、その詳細については部長から答弁させます。
現在、1回あたり60人で、2日間で26回ということで想定していますけれども、この60人を少し増やせないか、スペースの問題もありますので調整している状況です。
今の質問に関連して、この応募している人はどういう人が多いのか、県外の人が多いのか、市民が多いのか教えてもらっていいですか。
応募されている方は県内外になります。県外の方からも多く応募いただいております。
年齢層とかはどうでしょうか。
年齢層まではまだ集計が終わっておりませんけども、年配の方から若い方まで、年齢層は広い状況になっています。
応募の4.6倍という数字の中、さらに60人から増やせるか頑張っているという中、さらに応募をお待ちしておりますと市長からあったんですけれども、呼びかけていいものなんですか。これ以上呼びかけても期待に応えられない結果であれば、ぬか喜びというか、どうなんでしょうか。
応募多数の場合は抽選ということで、もう抽選することは確実ではありますけれども、応募していただかないと権利すらないという状況ですので、できるだけ多くの方に体験していただきたいと思います。
また、曳戻しの体験自体ができないまでも、イベントの期間中は、撮影スポットとして、綱を天守につけて撮影できるようなスペースも開放しますので、そういった部分でもお越しいただければというふうに思います。以上です。
セ・リーグ公式戦の関連についてお聞きしたいんですが、今年は楽天戦も開催されましたが、セ・パ両リーグのプロ野球一軍戦が開催されたわけですが、市長としては、今後もセ・パ両リーグの一軍戦誘致というのは進めていかれる考えなのかをお聞きしたいです。
今回73年ぶりのセントラル・リーグの一軍公式戦(巨人戦)ということで、非常に期待をいたしておりますし、もちろん、これまでも楽天をはじめとするパ・リーグの試合も行われておりました。
今回73年ぶりで、この巨人対ヤクルト戦が開催されることに関しては、私ももちろんそうなんですけれども、多くの市民も非常に関心が高いと感じております。
そして、今回開催されることに大きな期待が持たれていると同時に、今後もぜひ続けていってもらいたいという多くの市民の声もあります。
私ももちろん、当然そのように思っておりますし、この一戦を契機に、これからも続けていっていただければなという思いは市民と同じであります。
健康づくりのまちなか拠点整備事業の件でお聞きしたいんですが、先日の市議会一般質問でも取り上げられたんですが、来年の4月に供用開始予定の、今改修工事中の、旧弘前市立病院に保健センターから移転をする市医師会のほうから、供用開始時の一括移転が難しいと、段階的な移転というのと、使用料の免除を求める旨の要望書が提出されているということだったんですが、改めて、要望の内容に対する市長の見解をお聞きしたいと思います。
先日の議会の中で、そうしたやりとりがあったということで、私自身、まだこれまでの経緯についてというのは、あくまでも、これまでの記録等でしか把握しておりませんので、その詳細についての説明は、企画部長から説明をさせていただきたいと思います。
医師会から、そういった段階的に移転するとか、要望があったということの詳しい内容としましては、医師会のほうでの財務状況等の悪化がありまして、事業を効率化したうえで移転したいという申出があったものでございまして、これについては、当市としましては、やむを得ない状況であるというふうに考えてございます。
また、使用料の件等の要望につきましては、やはり条例に沿って、行政財産使用料を、課すべきところは課させていただくということで考えております。以上です。
追加でお聞きしたいんですが、今回、段階的な移転、やむを得ずということと、使用料は条例に基づきお支払いいただくということなんですが、今後何か、医師会側との協議調整という場は持たれるという形になるんでしょうか。
はい。もちろん協定を締結している相手が医師会でありますので、協議を進めてまいりたいと考えております。
続けて、まちなか拠点整備事業の旧市立病院と一体で整備される予定だった旧第一大成小学校跡地については、市長が定例会初日の施政方針演説の中で、あり方を再検討されると表明されましたけども、今後、旧一大小跡地の利活用に向けた再検討のプロセスと、スケジュール感などをお示しいただければと思います。
私が市長に就任する前から、多くの市民の方々から、これまでの第一大成小学校跡地の利活用について様々な意見を伺っております。
その中で、まちの賑わいを取り戻すための様々な取組に活用していくべきだというような意見、またはこれまでの中心市街地をもっと活性化させるために、その起爆剤になるような、そんな形で利活用をしていっていただきたいというような、多くの市民の意見をいただいております。
そうした意見をもとに、私は選挙戦でも、この第一大成小学校跡地に関しては、一旦、市が進めようとしている内容について立ち止まり、また、多くの方々、市民の方々も含めてですけれども、意見を聞きながらしっかりと再検討するということで、公約としても再構築ということで掲げております。
それに基づいて今回、再検討・再構築ということで、まずは検討委員会を早急に設置したいと思っております。
具体的なスケジュールはまだ決まってはいないんですけれども、早急に検討委員会を設置して、検討委員会で少し議論してもらいたいということで考えております。
検討委員会のメンバーとか、構成というのはどのようにお考えなんでしょうか。
現時点で、そのメンバーについては今、内部で調整中でございます。
イメージとしては、庁内のメンバーだけではなく、当然、関係する商店街の方だったり、医師会の方だったりというところも入ってくるイメージと考えてよろしいでしょうか。
現時点ではやはり、多くの方々の意見を聞かなければいけませんので、当然関わりのある方、もしくは上土手町及び土手町商店街の方々と、駅前商店街も含めてですけれども、そうした方々にも入っていただければと考えておりますが、現時点ではまだ決まっておりません。
クマですけれども、大森勝山遺跡が昨日から一時閉鎖ということで、弥生いこいの広場も9月に動くということで、公共施設がクマで閉鎖せざるをえない状況になっていますけれども、市長としてどうお考えなのか、今後のクマ対応についてどうしていく予定なのか伺えればと思います。
現在、大森周辺にクマの出没の確認がかなり件数としてあがってきておりますので、これはやはり、市民の命を守らなければいけない、市としての重大な責務がありますので、まずは市民を守るために、この大森勝山遺跡ですけれども、もちろん、せっかく多くの方々に利用していただいているとはいえ、まずは命を守ることを最優先させていただいて、一旦は今、休止するということで判断をさせていただいております。
また、今後も、やはりクマに対しては、出没が少し増加してきているような感じを受けておりますので、様々な形で情報を関係団体と共有しながら、しっかりと市民の皆様に危機が及ばないように、万全な体制で臨んでいきたいというふうに思っております。
クマに関連して、私も一つお伺いします。
先日、青森市内のほうでは、ねぶたの運行コースにあたる場所でクマが出没して緊急銃猟も入りましたけども、弘前でもまちなかに出ないとは限らない状態になってきました。
夏祭りを意識されたクマの対策だったり、今後その検討する場というのは、今後何か予定されているんでしょうか。
はい。もちろん、今クマの出没が農村部だけではなく、街なかにもいつクマが出てもおかしくないような状況というのが、我々も非常に危機感をもちながら対応させていただいております。
特に、先日も、仮に緊急銃猟をしなくてはいけない状況になるというようなことも想定した訓練も実施しております。
それはもちろん、関係機関との連携ということも非常に大切でありますし、この緊急的な対応にいかにスピード感をもって、より安心安全な状況の中で緊急銃猟が実施できるような体制というのは、普段からしっかりと訓練において積み重ねておかなければならないという思いで、このような訓練も実施させていただいているところであります。