現在の位置: ホーム > 市の概要 > 弘前の文化財 > 市指定文化財 > 絹本著色津軽為信・信枚・信義像
現在の位置: ホーム > 市の概要 > 弘前の文化財 > 市指定文化財 > 絹本著色津軽為信・信枚・信義像

ここから本文です。

絹本著色津軽為信・信枚・信義像

【市指定有形文化財】

 

                        信義      為信       信枚
よみがな
けんぽんちゃくしょくつがるためのぶ・のぶひら・のぶよしぞう
員数
三幅対
文化財の概要
制作者:今村常慶 制作年代:元禄4年(1691)
法量:為信89.4×41.5㎝ 信枚89.5×42.0㎝ 信義89.0×41.7㎝
指定年月日
令和7年12月22日
所在地
弘前市西茂森1丁目23番地8
所有者・管理者
長勝寺
 弘前藩初代藩主津軽為信(1550~1607)、二代信枚(1586~1631)、三代信義(1619~1655)の肖像画。いずれも束帯姿で上畳に坐す同形式の像で、図上右側には法名と忌日が墨書される。従四位下(右京太夫)であった為信は黒色の袍、いずれも従五位下(越中守、土佐守)であった信枚、信義は赤い袍を身にまとっている。各図とも右下隅に施された落款には「今村常慶拝筆」と墨書し「常慶」白文方印を捺す。
 『弘前藩庁日記(御国)』(弘前市立図書館蔵)元禄4年(1691)2月5日状には「御先代御影」3幅ずつを長勝寺と百沢寺に奉納した次第が記されており、本作はこのうちの長勝寺に納められたものであると考えられる。
 4代信政は破損が進んでいた長勝寺の霊屋について環月臺(為信室)と明鏡臺(信枚室・葉縦院)を元禄3年(1690)に、碧厳臺(信枚)を同5年に修復しており、歴代画像の制作はその整備の一環としてなされたものかと思われる。

問い合わせ先

担当 文化財課

電話 0172-82-1642

市の概要メニュー

ページ最上段に戻る