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 校長室から

1学期末に寄せて

 

 学校生活を通じて生徒の皆さんは成長・変化し、その変化は新たな秩序を求め て集団を萌動させ、その都度、私たちに「成果と課題」を与えてくれました。 生徒の皆さんは学級会・学年委員会で、教職員は職員会議等で「課題」を共有 し、得られた「成果」を生かしながら課題解決に取り組んでいきましょう。
   保護者の皆さまには、今学期の本校教育活動へのご理解とご支援に感謝いたし ます。
   2学期も、よろしくお願します。   

                                  

*学校通信より

 

 「一人の夏」

             

 陽炎ごしにミドリガメと目があったことはありますか?桜祭りで買ってすぐに逃げられたミドリガメが、夏のある日、自転車で転んで痛くて起き上がれずにいた自分を、陽炎ごしに見ていたことがありました。小学生の夏のことでした。
 トンボに誘(いざな)われ、見知らぬところに行ってしまったことはありますか?禅林にオニヤンマが現れ、ちょうどつかまえられそうな飛び方で自分の前を横切ったので追いかけました。追うほどに視野が魚眼レンズのようになり、気づくと見知らぬ墓地にいました。不思議に怖い場所へ来てしまったという感覚はなく、今思うと、まるで『千と千尋の神隠し』で千尋が誘われたようなところで突っ立っていました。中学生の夏のことでした。
幼稚な小・中学生時代を送っていたと思われるかもしれません。周りのみんなが大人になっていくことを横目に過ごした「一人の夏」の思い出です。

 夏休みに旅行する家族のニュースを羨ましく眺めていたり、“なぜ家(うち)は、どこにも連れて行ってくれないんだ”と嘆いたりした夏もありました。そんな夏に色々なことを考えました。親戚の仕事場に行って(手伝って)みる、郷土館に行く、図書館に行く、自転車で2時間直進してみる(1時間進んで、1時間で帰ってくる)、500円で行ける駅の街を探険する、家の前にテントを張ってキャンプをする~恥ずかしくなるぐらいバカなことも考えていました。

 

 振り返ってみると、あのとき一人で過ごした時間は以後の自分を支え、今へとつながっています。一人でいたからこそ“心の中の「もう一人の自分」”に気づき、少し自分を客観視できるようになった気がします。何より、一人でいられるようになったことと同時に、一人の寂しさや仲間の大切さにも気づくことができました。
 “みんなで集まって楽しく過ごす夏”もいいですが、夏・休みだからこそ、一人の時間も見いだしてみてください。

 

 「一人の夏」という夏の日も大切にしてみてください。

 

「第三中学校の子どもたちの未来に向けて語る会」開催のお知らせ 

 

 学習指導要領(前文)において、「よりよい学校教育を通してよりよい社会を創るという理念を学校と社会(家庭・地域)が共有し」、「必要な学習内容をどのように学び、どのような資質・能力を身に付けられるようにするのかを教育課程(計画・カリキュラム)において明確にしながら、社会(家庭・地域)との連携及び協働によりその実現を図っていく」とされています。本校教育活動において、保護者の方々と理念を共有し、「連携及び協働」を図っていくことは、今後一層大切になると考えております。
 つきましては、本校の教育課程を示しながら、現状における成果と課題を説明しながら、「第三中学校の子どもたちの未来に向けて」語る会を開くことにしました。

 

*日時:令和6年8月20日(日) 18時30分

 

*場所:第三中学校 コンピューター室

 

 

 

問い合わせ先

担当 弘前市立第三中学校

036-8154 弘前市豊原1丁目3-3

電話 0172-32-2361

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