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平成29年8月9日 定例記者会見

(会見者: 葛西憲之 市長)

 

市長あいさつ

代表質問

来年4月の市長選について(態度表明の時期や現時点での考えなど)

 

自由質疑

1.田中屋の閉店について
2.来年度のプロ野球一軍戦の開催要請について

 

配布資料

1.記者会見次第(あいさつの主な項目等)PDFファイル(121KB)
2.弘前城幻想天守~白虎・守護の章~(チラシ)PDFファイル(3879KB)
3.The津軽三味線2017(チラシ)PDFファイル(864KB)
4.あおもり10市大祭典in十和田(チラシ)PDFファイル(2111KB)
5.ファッション甲子園2017(チラシ)PDFファイル(1565KB)
6.クロスエス×フラッシュ ~光・音・食のフェスティバル~(チラシ)PDFファイル(2802KB)

7.弘前アップルデザインアワード2017についてPDFファイル(1060KB)

8.弘前市独自のがん対策事業の実施についてPDFファイル(777KB)

9.弘前市における生活困窮者自立支援制度の運用PDFファイル(903KB)

10.レッツウォークお山参詣(チラシ)PDFファイル(295KB)

 

市長あいさつ

まず、去る7月25日に急逝された木村太郎衆議院議員に対しまして、改めて哀悼の意を表します。
常に地元を大事にし、災害発生時に速やかに地元入りすることはもちろん、私たちのどのような相談にも真摯に対応してくださいました。その行動力と細やかな心遣いに、心から感謝申し上げます。
既に20年以上にわたり衆議院議員を務めた偉大な政治家であるとともに、今後、国政の場において、さらに大きく飛躍されるものと思っていたところであり、大きな柱を失い非常に残念という以外に言葉がみつかりません。
まだ52歳という若さで、ご本人、ご家族が一番無念であろうと思うところであり、衷心よりお悔やみを申し上げる次第であります。

 

8月1日から7日まで開催した弘前ねぷたまつりですが、ねぷた団体を始めとする関係者のご協力により、事故なく、無事に終了することができました。
会期中は好天が続き、163万人の人出となり、特に駅前コースの8月5日には38万人という多くの方にお越しいただきました。
今年の合同運行には80団体が出陣し、10年連続で80以上の団体が参加したことになります。そのほか、「弘前城お城ロボット超城合体タメノブーンⅤ」や「弘前観桜会100周年」などのPRねぷたが運行されるなど、多くの市民、観光客の皆様に津軽の「熱い夏」を楽しんでいただけたものと思っております。

 

昨年、「青森県・函館デスティネーションキャンペーン」、いわゆる青函DCが開催されたところでありますが、今年はそのアフターイベントとして、青函アフターDCが、7月1日から9月30日までの3か月間開催されており、当市においても、今後も様々な事業を展開してまいります。
9月のイベントとしては、昨年に引き続き、9月16日から24日の9日間、天守を特別ライトアップとイルミネーションによる光の装飾で彩る、「弘前城幻想天守~白虎・守護の章~」を開催いたします。
昨年は、東の守護神である「青龍」をテーマにしましたが、今年は、西の守護神である「白虎」をテーマにした幻想的な雰囲気を演出いたします。
これは、昨年、ひろさき地方創生パートナー企業協定を締結したKNT-CTホールディングスとの提携事業の一環として行われるもので、このイベントに合わせて、「ひろさき街歩き」デジタルタッチラリーも実施することとしており、これらの企画を盛り込んだ旅行商品も首都圏で販売されております。
次に、The津軽三味線2017であります。これは、例年12月に開催しておりますが、昨年、青函DCの期間に合わせて開催したのに続き、今年も9月9日に開催することとしております。
津軽三味線300人大合奏をメインに、民謡や手踊りも織り込みながら繰り広げられ、本場ならではの迫力と感動を体験できる、津軽三味線の魅力満載のステージイベントが行われますので、是非、多くのお客様に楽しんでいただきたいと思っております。
次に、今年は十和田市を会場として、9月23日と24日に「あおもり10市大祭典」が開催されます。当市からは、昨年度製作し、今年の弘前さくらまつりの開会式でお披露目した折りたたみ式の大型扇ねぷたが出陣する予定となっております。弘前市外に出陣するのは初めてとなっており、十和田の市街地で盛大に運行してまいります。
このように、ねぷたまつり終了後も、当市の様々な魅力をPRし、継続的な誘客に繋げてまいりたいと考えております。

 

今回で17回目を迎えるファッション甲子園2017が、8月20日(日)、弘前市民会館で開催されます。
昨年は柴田女子高等学校が史上初の4冠に輝くなど、大変な盛り上がりをみせました。
今年は、全国からの応募総数3,009点の中から書類選考で選ばれた、弘前実業高等学校と柴田女子高等学校の市内2校3チームを含む全35チームが、ファッションショー形式で高校ファッションのナンバーワンを競います。
今年は優勝校の副賞として、「パリ派遣招待」のほか、イオンのファッションブランド「ダブルフォーカス」とコラボレーションし、Tシャツの商品企画・開発プロセスを体験し、実際に商品化するという、より実践的な賞が新たに設けられます。
さらに、今回から新たに、「観客賞特別投票者」を公募いたしました。これは、通常は来場者1人1票の投票により決定する「観客賞」に、1人5票の権利を持って投票していただくもので、市民の皆様にファッション甲子園をより身近に感じてもらえるような取り組みとなっております。
これまでよりさらにパワーアップした大会となりますので是非この機会に多くの方々にご来場いただき、間近で高校生たちの熱き思いが込められたファッションに触れていただきたいと思います。

 

先月、マイナポータル閲覧用のタブレットが国から配布され、現在市民課に配置していますが、マイナンバーカード普及促進キャンペーンの一環として、8月21日から、このタブレットを利用したマイナンバーカードの申請受付を開始いたします。
これまでも、パソコンやスマートフォンから申請をすることができましたが、そのような機器等を利用することができない方でも、市民課窓口においでいただければ、写真撮影の補助とカード交付申請のお手伝いを行います。
無料で、簡単に申請できますので、是非ご利用いただきたいと考えております。
また、タブレットは秋ごろを目途に、本庁のほか、支所、出張所やまちなか情報センターなど、市内各所に配備し、最終的には18台配備する予定としています。
勿論、これらを利用しなくても、マイナンバーカードがあれば、ご家庭のパソコンなどからマイナポータルへログインし、サービスを利用することができます。
10月からは、マイナンバー制度を活用して子育て関連のサービスをオンラインで手続きが行える、子育てワンストップサービスの利用が本格運用されます。これまで市役所へ来庁する必要があった手続きを、自宅で行うことも可能となります。
今後は、マイナンバーカードを利用した各種サービスのPRや情報発信、利用促進に努めつつ、併せてマイナンバーカードの普及促進キャンペーンを強化し、カード交付率の向上を図ってまいります。

 

次に、弘前デザインウィークについてですが、弘前デザインウィークコンソーシアムが主体となって、イベントによる情報発信と人材育成の2つの事業を実施いたします。
まず1つめとして、8月26日(土)、岩木山総合公園を会場に「クロスエス×フラッシュ ~光・音・食のフェスティバル~」を開催いたします。
昨年に引き続き、弘前青年会議所とコラボレーションした音楽祭を開催し、弘前の自然や文化の魅力を「光」「音楽」「食」を通じて発信いたします。
「クロスエス」は、音楽・クラフト・フードを一堂に会し、若者が弘前の魅力を再発見することを目的に開催しております。今回初めて有料イベントとして開催し、自立に向けて取り組んでいるところであります。
音楽ステージでは、人気グループFUNKY MONKEY BABYSの元ヴォーカルで、現在ソロ活動中のモン吉氏をメインアーティストに迎えるほか、フードコーナーでは、白神山地や岩木山周辺で採れた野菜や果物の販売、新鮮な食材をその場で味わうことができるバーベキューコーナーなども展開いたします。
また、イルミネーションやライトアップなどで弘前の四季を演出したコースを、夜の岩木山や弘前の夜景とともに楽しみながら巡る新たなアトラクション「岩木山ナイトジョグ」も行いますので、多くの皆様の参加をお待ちしております。
さらに、弘前デザインウィークでは、世界にネットワークを持つ東京デザインウィークと連携して、弘前が誇る「りんご」をテーマとしたデザインを募集する「弘前アップルデザインアワード2017」を開催いたします。
このアワードは、250万人以上のユーザー数を誇る世界的デザインサイト「デザインブーム」を活用して、りんごをテーマとした新しいデザインのコンペティションを実施するもので、グラフィック・アート・プロダクトなど幅広いジャンルの作品を世界中から募集いたします。
地元弘前のクリエイターが世界を舞台に挑戦する機会を用意し、クリエイターの掘り起こしと人材育成を図るとともに、出展されたデザインを活用した商品開発などにつなげていきます。また、テーマをりんごとすることで「りんごのまち弘前」を世界に発信し、認知度の向上を図ります。
なお、応募された作品上位100点については、10月下旬に市内で開催を予定している「弘前クリエイター展」においてパネル展示するほか、グランプリ・準グランプリを決定し、東京デザインウィークが準備する副賞、賞金約100万円が、受賞者に授与されることとなっております。
また、弘前の未来を担う子ども達の感性を育むことを目的として、世界公募にあわせ、本アワードと同じ「りんご」をテーマに、市内小学生を対象とした作品募集も行っております。応募作品は、「弘前クリエイター展」で併せて展示することとしておりますので、夏休みの自由課題などでぜひチャレンジしていただければと思います。
応募締め切りはいずれも9月30日までとなっておりますので、広くみなさまのご応募をお待ちしております。

 

当市の平均寿命は全国平均と比べて低く、その要因としては、働き盛り世代のがんによる死亡率が高いことが指摘されています。
そこで、市では働き盛り世代にターゲットを絞り、がん検診受診率の向上とがんの早期発見・早期治療につなげるよう、このたび新たに4つの事業を実施いたします。
まず一つ目が、「中学生ピロリ菌検査事業」です。胃・十二指腸潰瘍や胃がんの原因とされるピロリ菌を早期に発見し、治療に結びつけることにより、将来の胃がんの発症を予防するため、中学校2年生を対象として行います。
なお、生徒がピロリ菌陽性の場合、その家族も陽性である可能性が高いことから、家族への指導も併せて実施していきたいと考えております。
二つ目は、「大腸がん早期治療支援事業」です。これは、40歳代を対象に、今年度、市または職場の大腸がん検診を受け、さらに精密検査や治療で内視鏡によりポリープ等を切除、または手術を行った場合に、早期治療奨励金として一律20,000円を交付するものであり、当市独自の事業として実施するものです。
三つ目が、「40歳限定がん検診キャンペーン」です。今年度、がん検診受診対象年齢をむかえる40歳になる方が、市が実施するがん検診をひとつでも受けた場合に、応募方式で500円分のクオカードを進呈し、受診勧奨を図るものです。
四つ目が、「大腸がん検診無料クーポン事業」です。大腸がんは、早期発見・早期治療により9割以上が治るとされています。このことから、今年度45歳から49歳になり、市が実施する大腸がん検診を過去5年間一度も受診したことがない方に、大腸がん検診無料クーポン券を送付いたします。
これらの事業の開始時期ですが、「40歳限定がん検診キャンペーン」と「大腸がん検診無料クーポン事業」は8月1日から開始しております。9月1日からは「大腸がん早期治療支援事業」を開始し、「中学生ピロリ菌検査事業」については夏休み明けに保護者に周知し、秋頃の実施を予定しております。

 

当市では、昨年8月23日に、生活困窮者自立支援法に基づく自立相談支援機関として、ヒロロ3階ヒロロスクエアに「ひろさき生活・仕事応援センター」を開設し、地域に潜在する多様な人材に対する就労支援を展開しております。
「自立相談支援事業」及び「無料職業紹介事業」を当センター運営の核とし、開設からまもなく1年の節目をむかえますが、センター開設以降、平成29年7月末現在で、新規相談者数は258人にのぼり、そのうち一般就労につながった方は51人となっております。
また、今年度からは、新規事業として、ただちに一般就労への移行が困難な方に対して、その準備としての基礎能力の形成を計画的かつ一貫して支援する「就労準備支援事業」を展開し、就労に向けた支援をしているところであります。
今後も、地域に潜在している人材を「就労による自立」につなげることで就業人口を上昇させ、市の地域活力や地域経済の成長を図るため、「弘前型就労支援」を強力に推進してまいりたいと考えております。

 

9月19日(火)、第34回レッツウォークお山参詣が開催されます。
お山参詣は、古くから受け継がれてきた五穀豊穣、家内安全を祈願するため、津軽の秀峰岩木山に集団登拝する伝統行事であり、昭和59年には国の重要無形民俗文化財に指定されました。
「レッツウォークお山参詣」は、市民や観光客の皆さんにも文化行事を気軽に体験してもらえるようにと企画されたイベントで、岩木山神社までの6.5キロメートルを登山囃子が鳴り響く中、御幣を掲げて集団で練り歩きます。
今回は「ONSEN・ガストロノミーウォーキング」という、温泉地の「食」、「自然」、「文化・歴史」をウォーキングで「体感」するイベントとして開催することとしており、温泉をはじめ、魅力あふれる岩木山を全国に発信したいと考えております。
昨年までは、岩木高等学校の生徒の皆さんが参加しておりましたが、今年は市内及び近隣の高校に生徒の参加を呼び掛けていただいており、高校生の皆さんにも是非参加していただきたいと思っております。
また、今回、お山参詣はダイドードリンコが応援する「日本の祭り」に選ばれ、このレッツウォークもテレビ放映される予定となっております。
新たな楽しみが加わり、注目が集まる「レッツウォークお山参詣」へ、是非、多くの皆さんに参加していただければと思います。

 

9月22日(金)の午前9時30分から、弘前市運動公園を主会場に、市内大沢地区をサテライト会場として、弘前市総合防災訓練を開催いたします。終了時刻は正午頃を予定しております。
今回の訓練は、地震及び土砂災害を想定し、防災拠点として5月に整備を完了した弘前市運動公園野球場の機能の確認を行うほか、7月に弘前消防署に新たに配備された40メートル級のハシゴ車による、はるか夢球場バックスタンド上段からの救助、消火訓練を行います。また、市の総合防災訓練としては初めて、緊急速報メールの送信訓練を行います。
訓練には、消防、警察、自衛隊のほか、定住自立圏域市町村職員など約40の関係機関・団体が参加して、迅速かつ的確な災害対応と、行政・関係機関・地域住民の一体化、防災意識の高揚、防災体制の一層の強化を目的として実施いたします。

 

代表質問

来年4月の市長選について(態度表明の時期や現時点での考えなど)

Q.記者

9月議会が控えていますが、現時点でお話いただけることがあれば、来年4月の市長選について、態度をお聞かせいただければと思います。

 

A.市長

この件について現時点では特に申し上げることはなく、今は、当市が直面する様々な課題に対応するため、市政運営に全力で取り組む、という考えであります。

然るべき時期がまいりましたら、皆様にしっかりとお話ししたいと思っております。

 

自由質疑

1.田中屋の閉店について

Q.記者

田中屋の閉店関して、市長はどのように考えていますか。

 

A.市長

このたびの株式会社田中屋の件は、先般、津軽塗が国の重要無形文化財に指定される旨の答申があった中での突然の話で大変残念に思っております。

私は、津軽塗振興の観点はもちろんですが、あの場所は弘前のいわば顔のような性格を持っていると思います。ですから、どのように活用していけるのか、景観面・観光・物産など様々な視点から、私どもが出来ることを行政のみならず関係団体ともしっかりと話し合いを持ちながら、何とかしてこの機能を維持していくことが出来ればと思っており、これからもこの課題にしっかりと取り組んでいきたいと考えております。

 

Q.記者

今の質問に関連して、現在市では市民中央広場を含めた都市の整備の町づくりのあり方について色々な議論を始めているところだと思いますが、今回の件についても検討課題の一つになりうるのでしょうか。

 

A.市長

景観街づくり刷新モデル事業が中央広場を中心に展開されていくイメージで考えていけば、あの場所にある田中屋は当然その対象になってくると思っております。それはハード面でどうこうという話になるかどうかは別として、あのエリアを活性化させていこうとすると、田中屋が一つの顔ですので、それは大事にしてその枠組みの中に加えることが出来ればいいのではないかと、今そういう考えを持っています。実際それを組み入れるかどうかはこれからの検討という事になろうかと思います。

 

2.来年度のプロ野球一軍戦の開催要請について

Q.記者

昨日、楽天に来年度のプロ野球一軍戦開催の要請を行いましたが、その手ごたえを改めてお聞かせください。また、他球団への要望をしていく予定等がありましたら教えてください。

 

A.市長

昨日、要望書を提出いたしました。市民、県民の皆さんからの是非来年も一軍戦を開催してほしいという声を受けて、何としてもという思いで要望させていただきました。球団の立花社長からは継続的に開催できるように取り組みたいという前向きなお話をいただきましたので、私としては来年度も開催していただけるものと確信しているところです。

楽天以外の球団にもという話ですが、現実的に、選手の移動時間がかなりネックになろうかと思います。そういった事で、たとえば秋田県とか函館など、そういったところで開催しているような球団が現実的なのではないかと思っておりますので、できればそういった球団にアプローチしたいと考えております。

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