9月18日、『集落の教科書-弘前市相馬地区』を発刊しました。
本冊子は、相馬での暮らしの現状や町会の実情、全住民アンケートの結果をまとめたもので、
相馬総合支所にて配布しています。
なぜこのような冊子を作ったのかというと、
①町会長ヒアリングで教えてもらったことや全住民アンケートでわかったことを整理し、まとめたかったから
②転入者や世帯主以外を中心に、町会費や町会活動について知らない住民が意外といることがわかり、知ってもらいたいと思ったから
③地区外から通勤する行政職員や教職員、農協職員のほか、インターンシップ生などの外部人材の方などが、相馬での暮らしのことを知れる冊子があるといいと思ったから です。
相馬にお住いのみなさんには、ぜひとも自分の住む町会の実情や取り組みを把握していただくとともに、ほかの町会の状況や工夫した取り組みを知ってもらいたいです。


※集落の教科書とは
集落のルール、慣習、生活、魅力などを記した、移住者向けのガイドブックで、京都府南丹市中世木で第1号が作られてから、全国各地で作成されるようになりました。青森県では相馬が初です。
「良いことも そうでないことも ちゃんと伝えたい」をコンセプトに、地域のありのままを伝えようとすることが、自治体が作るガイドブックや観光マップとは大きく異なります。
1回の発刊で終わらせることなく、改訂を重ね、情報を常に更新していくことが望まれます。