弘前市
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弘前市地域おこし協力隊 活動通信

日々の活動の中で、地域おこし協力隊から見た相馬や弘前の魅力を発信します!

 

2016.07.27

地域おこし協力隊の米山です。ご無沙汰しております。
いよいよ1年に1度のお楽しみ「弘前ねぷた」が目前に迫ってきましたね!ねぷた小屋での語らいや囃子の音に気分が盛り上がり、開幕を今か今かと待っております!

今回は相馬地区のねぷた「相馬ねぷた愛好会」での準備をご紹介します。
相馬地区では、つい先日に大型ねぷたの紙張りが行われました。紙張りは朝から始まり、みなさん慣れた手つきで紙張りが進んでいきます。相馬流?のフォークリフトを使っての高所作業もお手の物で、位置決めなどもこだわりぬいての作業には、りんごの農作業でも求められる「スピード感」と「繊細さ」をも感じられました。私は今年は主に糊塗りをやらせていただきましたが、廻りに遅れないようについていけたかな…?
作業自体は順調に進み、夕方には完成!昨年は日が暮れた頃の完成だったと記憶していたので、昨年よりも早い完成でビックリ。作業が終わった後はもちろん打ち上げ!

私はこの7月で弘前移住2年目となり、移住生活としては弘前の四季を一巡したわけですが、弘前ねぷたが「1年に1度の楽しみ」なのかが朧げながらわかってきた気がします。
「短い夏」、「長い冬へ移ろいながら美しさを増してゆく秋」、「雪に閉ざされ長く厳しい冬」、「冬を越えてさくらや緑が輝く春」、「またやってくる短いながらも熱い夏」、そして「それぞれの季節を楽しみ、たくましく生きている弘前の人たち」…
季節も人も四季がはっきりしている弘前ならではの感覚かもしれません。

最後になりましたが、今年の相馬ねぷた愛好会は、地区内運行を7月31日(湯口~紙漉沢)、市内運行への出陣を8月2、4、5、7日(7日はなぬかびおくりのみ)に予定しております。どうぞご声援をよろしくお願いします!

 

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2016.06.15

【弘前市地域おこし協力隊通信】
地域おこし協力隊の米山です。相馬地区も春から夏の装いに代わりつつあり、気温も上がる日が出てきて夏の気配が感じられてきました。

 

夏と言えば今年もいよいよ弘前ねぷたまつりが近づいてきましたが、相馬地区でも「相馬ねぷた愛好会」による準備が始まりました。私は先日行われた「小屋掛け」に参加させていただきましたので、その様子をお届けします。

朝の8時から作業が始まり、白い防水シートを手分けして小屋の周りに張っていきます。相馬ねぷた愛好会のねぷた小屋は大型ねぷたと中型ねぷたを横に並べて収められる大きさで、高さは10メートル、周囲は数十メートルもあり夕方5時までかかる大仕事となりました。足場があるところは足場に上って張りましたが、この日は風が強く防水シートを張る作業は想像より大変なものとなりました。足場のないところはフォークリフトを足場にして…見ている側はハラハラものですが、さすが相馬ねぷた愛好会のみなさまは手際よく作業をされていきました。

また、小屋を照らす電灯を交換したり、大型ねぷたを洗車したり…着任前だった昨年の同じ時期では立ち会えなかった作業のすべてが「そういうこともやっていたんだ!」と思わされるものでした。

全ての作業が終わった後は相馬地区では定番のモツ焼きとなり、一日の振り返りや雑談等の語らいの時間となりました。一緒に汗を流した後の時間はあたりが暗くなっても続いていきました。

 

私はまだ拝見していないのですが、ねぷたに張る袖絵書きが鋭意進行中だそうです。これから待っている紙張り、囃子の練習、そして運行…楽しみにしていきたいと思います。

 

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2016.06.01

【弘前市地域おこし協力隊通信】
地域おこし協力隊の米山です。りんごも花が散り、小さな緑色の実がなりだしてきました。りんご農家さんは美味しいりんごを育てるために必要不可欠な摘花・摘果作業たけなわとなっています。わずか一文字違いの「摘花」と「摘果」、よい実になりそうなものだけをすぐって残すことでは同じですが、花から摘むか実から摘むか…各農家さんのポリシーが強く反映される作業とのことで、りんごを育てるのは本当に奥深いですね。

 

さて、先日相馬地区内で行われた「ラベンダーロード再生事業」に私も参加させていただきましたので、そのことを取り上げたいと思います。

相馬中学校からJA相馬支所方面に向かって相馬川沿いに延びる道路の一部にラベンダーの花壇があり、これをラベンダーロードと呼んでいますが、近年は荒れが目立つようになりラベンダーの美しさを保てない状態となっていました。そこで、相馬小・中学校の児童生徒と保護者が一緒になり荒れた花壇を再生していこうと始まった事業で、2014年から続けられ今年で3年目です。

今回は相馬小・中学校の児童生徒と保護者のほか、JA相馬村女性部や老人クラブ、婦人会といった方も駆けつけてくれての開催。相馬中学校で行われた開会式では葛西市長からの激励を受けてのスタートとなりました(写真1枚目)。

 

作業の様子ですが、今回の私は主に農作業に熟知された方ばかりのベテランチームと一緒でした。必要な肥料等を的確に配分しての丁寧な作業はさすがでした(写真2枚目)。

相馬小・中学校の児童生徒チームはと言うと…元気いっぱいのスピード作業となっていたようで、私が様子を伺いに行った頃にはすでに作業が終わっていました(大汗) お話を伺った限りでは、保護者の方や先生のフォローを受けながら作業されていたようです。開会式が始まる前に「相馬地区でも小・中学校が一緒になることってあまりないな…」と思って撮らせていただいた集合写真が証拠となるでしょうか…?(写真3枚目)。

 

今回はラベンダーロードの再生ということですが、相馬小・中学校の児童生徒たちにとっては自分たちが住む場所の景観は自分たちで守る!ということの経験になったのではないかと思います。自分たちの植えたラベンダーが美しい姿になった時「あの時植えてよかった」と思ってくれれば嬉しいですね。私もこれからの姿を楽しみにしています!

 

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さて今回も花が満開の時期には掲載が間に合いませんでしたが、りんごの花の写真を少々。菜の花があったり新緑があったり高原があったり…相馬地区のりんごの花は、実に豊かな環境の中で咲き誇っていました。相馬地区でのりんごのお花見、お待ちしております!

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2016.05.13

【弘前市地域おこし協力隊通信】
地域おこし協力隊の米山です。さくらが散り、入れ替わりにりんごの花が見ごろを迎えていますね。相馬地区はりんごの産地だけにどこを見てもりんごの花だらけ!となって圧倒されている毎日です。今年はりんごの花が長持ちしている気がしますが、りんごのお花見は済ませられましたでしょうか?

 

さて、先日相馬地区内で行われた「ボランティア美化活動」に私も参加させていただきましたので、そのことを取り上げたいと思います。

この時は星と森のロマントピアへのアクセス路となる道路の清掃を行いましたが、相馬地区の有志のほか、市役所相馬支所職員とが一緒になって活動を行いました。一見ゴミのないように見える道路でしたが、予想よりも多くのゴミが集まり…中にはタイヤや電化製品、大きなシート(写真3枚目)といった大物まであり、その都度苦労…

「ロマントピアを利用してくれる方が気持ちよくお越しいただけるように」毎年行っているというこの活動、相馬地区の観光資源であるロマントピアが住民にも大切にされていること、来訪者への歓迎の気持ちがよく伝わり、住民による相馬地区への愛着を再確認する場となりました。

また、「いわゆる不法投棄と見られるゴミが、相馬地区の山奥を中心にされてしまっている状況は以前から続いている。どこからされているのかはわからないが、どうかやめていただきたい。」とのことで、私ももし廃棄に手間のかかるゴミが出たら正しく廃棄しなければ、と強く思わされました。みなさまもどうかよろしくお願いいたします。

 

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最後に…相馬地区とはずれますが今年のさくらまつりの様子を少しだけご紹介させていただきます。特に「お城」「さくら」「岩木山」が一堂に会するのはお城が今の位置にある数年間だけですから、来年も見逃したくないですね!

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2016.04.27

【弘前市地域おこし協力隊通信】
地域おこし協力隊の米山です。弘前さくらまつりをはじめとして各地でさくらが満開を迎えましたが、既にお花見を楽しまれたでしょうか?私は知人の案内等で弘前公園に何度か足を運んでおりますが、今年のさくらをこちらでもご紹介できれば、と思います。

 

さて、先日2016年4月22日(金)には新たに弘前市地域おこし協力隊に着任される3名の隊員の着任式に立ち会ってきました。
1枚目の写真右から、「吉田涼香さん」「赤木栄三さん」「赤木麻佳さん」になります。赤木さんのお二人はご夫婦での着任となります。
山本副市長から辞令を交付された後、山本副市長および蛯名副市長のそれぞれと懇談となりましたが、両副市長からの今後の期待および激励に熱心に耳を傾けられた後、3名それぞれの抱負を語られました。青森県へのインターン等を通して愛着ができたという吉田さんは「青森への愛を伝えたい」、温泉好き等が高じて青森県に惹かれたという赤木さん夫妻は「まずは移住生活を楽しんで、それを発信していければ」「夫婦で移住したという視点から情報発信をしたい」と語られました。
その場に立ち会っていた私も昨年2015年5月1日(金)の着任式を思い出しましたが、これまでの活動の振り返りおよび今後の活動への意気込みを改めて整理する機会となりました。

 

なお、3名とも「移住コンシェルジュ(地域情報の提供や相談、移住に関する情報を発信、等)」に関する活動が中心となりますが、われわれ相馬地区の協力隊とも連携した活動を行っていくことも想定されております。新しい隊員を迎え、ますます活動を広げる所存の弘前市地域おこし協力隊をどうぞよろしくお願いいたします。

 

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2016.04.21

【弘前市地域おこし協力隊通信】
地域おこし協力隊の米山です。今年の弘前もいよいよさくらの季節が来ましたね!見ごろは週末以降だそうですが、お花見のご計画は立てられましたでしょうか?私としても弘前市民として迎える初めての弘前さくらまつりを満喫してきたいと思います。

 

さて、先日は子ども会による資源回収に少しだけ参加させていただきました。本来は資源を託すだけ…だったのですが、その場で「来る?」とお誘いいただき、興味が湧き飛び込んでみよう、となりました。
各戸の玄関先に出された資源の横にトラックを付けると作業開始です。子どもと大人が一緒にトラックの荷台に乗って作業するというスタイルで行われましたが、そろそろ見慣れてきた?にもかかわらず「オッ」と思ってしまうあたり、まだまだなのでしょうか(笑)
資源をトラックの荷台に上げる作業、トラックの荷台で資源を受け取り並べて置く作業とに分かれて行いましたが、子どもたちはトラックの荷台での作業が中心。古本等重たいものでも嫌な顔一つせずどんどん受け取り並べていく子どもたちにビックリ!また、資源も綺麗に並べてくれたので、一度の巡回でたくさん積み込むことができました。作業終了後は子どもたちにご褒美もありましたが、本当に嬉しそうでした。

 

今回取り上げたことは相馬地区に限らず、他地域の町会等でも行われていることではありますが、「ちょっと参加してみよう」という雰囲気だったのが印象的でした。特に子ども会に関わる大人はパパママ世代と比較的お若いのですが、嫌な顔の一つもなく、むしろ楽しんで行われていた様子から、相馬地区の特徴である人の温かさや、人と人の繋がりの強さは引き継がれているように思えました。
今年度は「もし相馬地区に住んでみたらこのように暮らせる」という視点でも更新していきたいと思います。

 

最後に今回の本文とは関係ありませんが、ヒロロ1F 大町側エスカレーター付近にて開催中の「相馬365展 in ヒロロ」は今週に展示替えを行いましたので、ご覧いただけると幸いです。

 

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2016.04.06

【弘前市地域おこし協力隊通信】
地域おこし協力隊の米山です。新年度を迎え入学・就職等の節目を迎えられた方も多いと思います。期待と不安でいっぱいと思いますが、新しい環境でも各々の花を咲かせていきましょうね。
そして、今年度も地域おこし協力隊をどうぞよろしくお願いいたします。

 

さて、地域おこし協力隊では、東京から引越してきた女の子、未夢子(みむこ)による相馬地区での暮らしをFacebook上でフォトストーリーとして発信する「相馬365(みむこ)」このリンクは別ウィンドウで開きますを展開しておりますが、その写真展を「相馬365展 in ヒロロ」として開催させていただいています。
2月7日(日)にも写真展「相馬365展」を相馬地区の長慶閣にて開催させていただきましたが、これがご好評だったことを受け、より多くの方に「よそもの」の女の子による相馬ぐらしをご覧いただきたいとの思いから、ヒロロでも開催させていただくことになりました。今回の「相馬365展 in ヒロロ」でも「展示作品すべてに365が心の中で思っているつぶやき」が入りますので、普段のFacebookとは違った楽しみがあると思います。
また、「相馬365展 in ヒロロ」では相馬地区に関する写真も同時に展示しております。写真を通して相馬地区を身近に感じていただければ幸いです。

是非お立ち寄りくださいませ。

 

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▽とき 2016年8月31日(水)まで
▽ところ ヒロロ1F 大町側エスカレーター
▽内容 写真の展示
・相馬365の作品14点の展示(2月開催の「相馬365展」以降発表の新作となります)
・相馬地区に関する写真6点の展示
(どちらとも、隔週月曜日に入れ替えます)
※開催期間、入れ替え日は事前告知なしに変更となる可能性がございます。

 

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2016.03.23

気がつけば3月も終わりで、いよいよ桜の季節が近づいてまいりました。

 

 さて、先月のことになりますが、相馬の皆さんに多大なるご支援をいただき、地域おこし協力隊企画で「相馬地区ミステリーツアー」なるものを敢行いたしました。長野県松本市にある信州大学の学生を招待したのですが、なぜ松本市かというと、実は弘前と松本は共通点が多いのです。お城、りんご、雪、文化、などなど。そんな中、市街地とはまた違った魅力を持つ相馬の生活を体験できるツアーがあれば、ギャップを楽しんでもらえるのではないかと思いつき、これまで地区の皆さんとツアーの内容について打ち合わせを重ねてまいりました。

 

 移動手段は農家の軽トラ、毎日りんごのプレゼント、夜はもつ焼きパーティー、ろうそくまつりの参加、伝統工芸の紙漉き体験など、すべてが非日常であり、刺激的で楽しかったと参加した学生も言ってくれました。

 ただ、それ以上に嬉しかったのは、ツアーに協力いただいた農家さんから「またやりたい」「次はどうやればもっと楽しんでもらえるか考えよう」といった言葉が聞けたことです。長く暮らして当たり前だった相馬の暮らしが、僕らよそ者にとって新鮮だということは伝えてきましたが、今回のツアーでそれを実感していただけたのなら、われわれ協力隊としても嬉しいです。

 

 今回は他県の方を対象にしたツアーでしたが、弘前市在住でも実は相馬のことをよく知らない…なんて人もいらっしゃるのではないでしょうか。次回もしやるとしたら、市内の方に相馬のことを知っていただくためのツアー、なんかでも面白いかもしれませんね。

 
 
 
 

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