高照神社は、津軽中学校の学区にある津軽藩、四代藩主信政を祀る廟所に始まりました。信政は宝永7年(1710)弘前で死去し、遺命により五代信寿が吉川神道に基づいて高岡の地に神葬しました。明治に至って同10年に初代藩主為信を合祀しています。今年は、大雪のため、雪下ろしがすすんでいないということで、津軽中有志のメンバーでお手伝いをしてきました。
アメリカのCBSテレビが本校に取材に来ました。60ミニッツという、有名な番組の取材だそうです。インタビューアーの方はアメリカでも有名なキャスターだそうです。日本の伝統や文化と地方都市の現状と未来についての取材だそうです。日本代表として津軽中学校が選ばれたことは光栄なことです。ついに津軽中学校も世界デビューですね。
弘前市教育委員会では、「みんなが学ぶ、みんなと学ぶ、みんなに学ぶ」ことができる学校づくりを推進するために、『子どもの声意識調査』を定期的に実施し、「学校のよさと学校の課題」を見出し、「年間目標と目標達成に向けた手立て」を設定し、一定期間の実践を重ねることで効果を検証していく取組です。今年度12月調査の結果ならびに昨年度同時期のデータと比較した検証結果を報告いたします。4つの質問に対し、「Aあてはまる」「Bどちらかいえば、あてはまる」「Cどちらかといえば、あてはまらない」「Dあてはまらない」の4件法で実施し、下記の表は「Aあてはまる」と回答した本校生徒の割合となっています。今年度4月と12月の比較では、「イ みんなで何かをするのは楽しい」と「ウ 授業に主体的に取り組んでいる」に対してはプラスの傾向が見られ、その他の2項目に対してはマイナスの傾向になりました。また、昨年度12月調査との比較では、4項目すべてにおいてプラスの結果となりました。
高校受験に向けて勉強に励む三年生に対して、一、二年生から受験応援カレンダーが贈られました。三年生は、中学生らしい明るく、元気がもらえるカレンダーを毎日見ながら、高校入試にむけて、勉強に取り組んでいます。
例年であれば涼しい季節となる10月ですが、今年は温かい日が続き過ごしやすかった一ヶ月でした。それでも、朝晩は冷え込む日も多くなってきていますので健康管理には注意が必要ですね。さて、秋の学校生活は学習面で授業の充実と各教科の先生の研究授業も行われるなか、10月上旬には2学期中間テストが実施されました。各学年とも学習内容が難しいと感じる生徒も多いと思いますが、授業に集中して取り組み、さらに宿題をきちんとやり遂げている生徒や家庭学習を継続している生徒は、確実に成果をあげています。将来なりたい自分を目指して、学習に取り組み、学力の向上にこれからも励み続けましょう。行事の面では、10月10日(木)に生徒会役員立会演説会が行われました。生徒会長をはじめ各委員長への立候補者は1,2年生合わせて12名。すべての立候補者が津軽中学校をどのようにしていきたいのか、生徒のためにどんなことができるのか、真剣に演説していました。演説を聞く全校生徒の態度も良く、これからの生徒会活動に期待したいと思います。また、10月16日(水)には、リンゴミュージックの樋川代表とライスボールによる芸術鑑賞教室が行われました。エンターテイメント活動に対する思いや願いを講話とライブを通じて、改めて家族のありがたさや郷土の誇りについて考えることができたように感じました。最後にライスボールのみなさんが校歌を披露してくれ、全校生徒で歌うことができた場面がとても印象的でした。そして10月25日(金)に行われた校内合唱コンクールでは、音楽の授業や学級で取り組んできたことを全力で表現していました。うれしくもあり、頼もしくも感じた校内合唱コンクールでした。全学年ともこれまで練習してきたことを精一杯歌詞に思いを込めて歌っていました。特に3年生が歌い終わっ
た後に流した涙はその証しです。すばらしい合唱をありがとう!!
9月19日(木)、20日(金)の二日間に渡り、2学期の大きな行事の一つである津中祭が行われました。今年は準備時間が8時間と昨年より2時間少なかったものの、どの学級も協力しながらアイデアを出し、工夫が見られました。各学級の制作物は、「みこし」、「学級旗」、「学級団結アイテム」、学級からの出し物として「クラスステージ」での発表がありました。また、各委員会からの企画や縁日コーナー、美術部展やふるさと出前講座「津軽塗」「あけびづる細工」「こぎん刺し」「ねぷた絵」の作品展示と「郷土料理」のポスターレポート、美術科と家庭科による授業作品展でも、個性あふれる素晴らしい作品が並びました。「津軽三味線」「登山囃子」「獅子踊り」「古武術」はステージで見事な演奏、演舞を見せてくれました。さらに「ヨガ」と「茶道」の体験スペースもあり学校全体が文化の香りに包まれました。吹奏楽部によるサマーコンサートは迫力のある圧倒的な演奏でした。そして、津中祭を成功に導くために最も貢献してくれたのが生徒会執行部のみなさんです。全校生徒が楽しみ盛り上がれるよう企画に多くの時間を費やし、装飾物の制作に魂を込めて取り組んでいました。全校生徒が持てる力を精一杯出し、学級が一丸となったスポーツフェスティバルでは体育館が熱気に包まれました。その他にも、「生徒会企画 津中王は誰だ!」や「マイステージ」でも会場が大いに盛り上がりました。今回の津中祭の成功は、生徒会執行部の頑張りだけではなく、生徒一人一人
が積極的に活動に取り組んだこと、発表の場面でも真剣であったことや温かく見る・聞くといった態度の寛容さがあるように思いました。津中祭での頑張りを、これからの授業や次の活動、行事につなげてほしいと思います。また、PTAで御協力いただいた保護者の皆様、ありがとうございました。
令和6年4月8日(月)から始まった1学期も明日の終業式を終えると74日の授業日が経過することになります。新しい学校教育目標『自ら学び 共に学び合い 心豊かにたくましく~「津軽」を誇りに、なりたい自分を目指して~』とともに迎えた令和6年度。4月は、「入学式・始業式」「新入生を迎える会」「参観日」「全国学力学習状況調査」「修学旅行」「家庭訪問」「交通安全教室」。5月は「各部活動地区春季大会ならびに県大会」「生徒総会」「教育相談」。6月は、「中体連壮行式」「地区中体連夏季大会」「1学期期末テスト」。7月は、「2年職場体験学習」「2年健康教育講話」「3年薬物乱用防止教室」「2年普通救急救命講習会」「地区吹奏楽コンクール」「県中体連夏季大会」。多くの行事を通して、みなさん一人一人が確実に成長していることは言うまでもありません。この他にも生徒会活動や部活動、学年の委員会活動、各学級の係活動から、多くのことを学ぶとともに、学級や学年、そして学校に対して多くの貢献的な活動をしてくれました。
津軽中学校が今年度重点を置いて取り組んでいることは次の2つです。「授業と家庭学習の充実(=学力向上)」「話し合い活動の充実(=人間関係づくり)」です。毎日、授業を参観している森校長先生は、「生徒が学習によく向き合っているし、先生方も工夫してくれている。授業がとっても良くなっている。」「集会時の話を聞く態度がいつも良くて、感心する。」と話しています。生徒のみなさんも、「学力面」と「人間関係(仲間との付き合い方・関わり方)」について、自分のどんなところが成長したのか、通信票を見ながら課題は何かについて考えたり、家族と話し合ってみたりしてほしいと思います。
明後日から、37日間の夏休みです。夏休みの課題に取り組むことを前提とするものの、3年生は自分の進路にしっかり向き合うこと。2年生は自分の夢中になっていることに取り組み、得意分野を伸ばすこと。1年生は新しいことに挑戦して新しい自分を発見すること。2学期始業式に元気で、成長したみなさんに会うことを楽しみにしています。
4月24日(水)~4月26日(金)の2泊3日の東京方面への修学旅行が無事終わりました。修学旅行のスローガン『みんなで団結し、学びのある修学旅行にしよう。~三つの「あ」を大切に~』のとおり、3年生にとっては団結力が強まった、学びの多い、思い出一杯の修学旅行となりました。現在は修学旅行のまとめを進めています。発表会は5月31日(金)3・4校時です。
4月8日(月)、新入生66名を迎えて新学期がスタートした4月も今日で終わりになります。入学式・始業式に始まり、新入生歓迎会、身体測定、個人写真撮影、学級開き、学年開き、集団行動訓練、学校生活ガイダンス、学習ガイダンス、いじめ見逃しゼロガイダンス、知能検査(1年)、標準学力検査(2年)。二週目からは授業も開始され、他にも全国学力・学習状況調査(3年)、部活動組織会、生徒会委員会組織会、参観授業・PTA総会、1,2年家庭訪問、3年修学旅行、各種健診など、目まぐるしく1ヶ月が過ぎました。生徒たちの中にも、慌ただしさにうまく適応できなかった人もいたと思いますが、学級の仲間や先輩、後輩の姿を見て、または情報をやりとりしながら乗り切ったように感じています。毎朝、生徒玄関であいさつを交わしていますが、生徒たちの表情はおおむね明るく、しかも気持ちのよい「おはようございます」の言葉が笑顔とともに届き、津軽中学校が順調な滑り出しをしたことを実感しています。明日から5月に入りますが、「自ら学び 共に学び合い 心豊かにたくましく」という目標に向かって、勉強に、生徒会活動に、課外活動に取り組んでいきましょう。
4月10日(水)学校生活ガイダンスで、学校教育目標について説明する校長先生
4月9日(火)新入生歓迎会で、演奏する吹奏楽部のみなさん