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本丸御殿広間跡

 本丸御殿広間跡[ほんまるごてんひろまあと]は堀越城の中心的な建物です。

 城内で最も大きく、城主の公的な謁見[えっけん]の間として、最高の格式をもつ建物でした。

 この建物の主屋は、東西20.0m(10間)、南北14.0m(7間)の規模を有し、北側と東側に付属屋(下屋)が取り付きます。基礎には径0.6m 前後の川原石(礎石)が使われており、この礎石は城の東側を流れる平川から持ち込こまれています。主屋の南東側には東西5.7m(3間)、南北5.0m(3間)の掘立柱建物が取り付きます。礎石を用いない、主屋よりやや格下の建物であり、中門[ちゅうもん]と呼ばれる出入口(玄関)の機能を有していたようです。

 建物跡からは遺物がほとんど出土していませんが、周辺の地面(整地層)からは16 世紀後半の陶磁器などが出土しています。

本丸御殿広間跡全景(2018年、南東から)

本丸御殿広間跡全景(2018年、南東から)

本丸御殿広間跡想像図(横浜国立大学教授大野敏氏作成)

本丸御殿広間跡想像図(横浜国立大学教授大野敏氏作成)

※弘前市教育委員会2019『史跡津軽氏城跡堀越城跡発掘調査総括報告書-史跡整備等に伴う発掘調査成果総括報告書』p244より引用

 

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