第47回企画展 小説「花はくれない」-佐藤愛子が描いた父・紅緑- 開会中
令和5年4月1日(土)~令和6年3月21日(木)
佐藤愛子著『花はくれない 小説 佐藤紅緑』は、父・佐藤紅緑の波乱に満ちた生涯を、娘の眼から赤裸々に描いた感動の長編です。佐藤紅緑は、明治7年、現在の弘前市に生まれ、俳人・劇作家・小説家としての道をあゆみ、のちに「あゝ玉杯に花うけて」などの少年小説の大家としてその名を残しました。
本展は、佐藤紅緑の74年の生涯と文業を、名作『花はくれない 小説 佐藤紅緑』の文章でたどり紹介するものです。
10月1日より一部展示替えを行いました。詳しくは展示案内をご覧ください。
スポット企画展「新収蔵資料展」開会中
令和5年12月2日(土)~令和6年2月29日(木)
弘前市出身の作家・長部日出雄(昭和9年生まれ)が平成30年10月18日に世を去ってから5年目の今年、御遺族から長部にかかわる多数の資料が寄贈されました。本展はその中から、自伝的連作『醒めて見る夢』、歴史小説『未完反語派』などの長部の直筆原稿と愛用の品を中心に展示します。
北の文脈文学講座の様子をアーカイブ公開しています。
「荒ぶる血の末裔」
講師:佐藤きむ氏(佐藤紅緑の姪、文筆家)
日時:令和5年5月20日(土) 午後2時~午後3時
配信:動画サイト アップルストリーム(https://applestream.jp/14673/)
〈協力〉アップルウェーブ株式会社
〈お問い合わせ〉弘前市立郷土文学館 TEL0172-37-5505
第47回企画展『小説「花はくれない」-佐藤愛子が描いた父・紅緑-』の図録を1冊1,000円で販売しております。
ぜひこの機会にお買い求めください。
「北の文脈文学講座」は、企画展に関連した内容を中心に、文学や展示資料への理解を深める催しとなっております。
「ラウンジのひととき」は、朗読やミニコンサートなど気軽に参加できる内容となっています。
事前申込制(先着20名)です。お申込は、お電話(0172-37-5505)または文学館窓口まで。
「文学忌」は弘前ゆかりの作家11人の各忌日に行い、忌日の前後1週間にはその作家の特別展示をロビーで開催いたします。
また、弘前ゆかりの作家を広く知っていただくため、忌日は無料開館いたします。
弘前の文学者の文学碑の紹介や略図をまとめた『弘前の文学碑マップ』を作成しました。観光や散策のお供にご利用ください。(現在品切れ中につき、文学館での無料配布を一時中断しています。)