今年度の保護者による「学校評価アンケート」の集計結果がまとまりましたので、お知らせします。17の項目について4段階で評価していただきました。
「そう思う」=4、「ややそう思う」=3、「ややそう思わない」=2、「そう思わない」=1
として平均得点を出しています。なお、「わからない」の回答については集計から除外しています。
平均得点が3以上のものには○、3に満たないものは△を付しています。
全校の集計 回答数 全校:357名
項目14~17を分けて示していますが、この4つについては四中クインテットで共通して評価する項目です。
6月号で、学区5つの小・中学校で連携・協力して取り組むことによる「四中クインテットがめざす15歳の姿」を紹介しましたが、今年から、クインテット各校において、「めざす姿」に照らした4つの項目を児童・生徒、教職員、保護者対象に評価してもらうことにしました。
この4項目が「めざす15歳の姿」の①~④に対応しています。
~めざす15歳の姿~
①自ら進んで学習に取り組み、夢や目標の実現に向けて努力する
②礼節や規範意識、思いやりの心を持ち、望ましい人間関係を構築できる
③命を大切にし、めあてを持って心身を鍛える
④志高く、貢献に誇りと喜びを感じる
―アンケート項目―
14 自分のめあてに向けて進んで学習している
15 マナーやルールを大切にし、皆が気持ちよく生活できるようにしている
16 安全に気をつけ、運動に取り組んでいる
17 人や社会のために働くことに、喜びを感じている
学年毎の集計 回答数 1年:115名、2年:114名、3年:128名
「めざす15歳の姿」に対応する項目については、「マナーやルールを大切にし、気持ちよい生活ができるようにしている」、「安全に気をつけ運動に取り組んでいる」の2項目が高く、「自分のめあてに向けて進んで学習している」、「人や社会のために働くことに、喜びを感じている」の2項目が低い評価となっています。
1~13の項目については、昨年度とほぼ差はありませんでした。
評価の高い順で並べると次のようになります。
13項目中10項目が3.0ポイント以上、3項目が2.9ポイントとわずかに3.0ポイントに届きませんでしたが、各項目とも、概ね良いとの評価をいただいたと受け止めています。
校内での生徒の様子は、落ち着いて授業に向かい、部活動、生徒会活動などへの積極的な取組が見られています。11月に本校で行われた「こども・青少年赤十字の集い」に来てくださったご来賓や他校の先生方から、運営を手伝った四中生が素晴らしいとお褒めの言葉をたくさん頂きました。また、先日久しぶりに本校を訪れた前職員だった先生が、「生徒たちの挨拶がとても良く、いい雰囲気の学校になりましたね」と話していました。
ただ、学年によりポイントの低い項目や下がり幅が0.1ポイントを超える項目などについては、改善を要するものとしてとらえ、これからの取組に生かして行きたいと思います。
「学校評価アンケート」へのご協力ありがとうございました。
5月23日水曜日、毎年行われている四中学区クインテットの総会及び公開授業が本校を会場に行われました。この日、学区内4つの小学校は午前授業とし、先生方全員が四中に集合して5時間目の中学校の授業を参観しました。その後、総会と分科会が行われ、昨年度の小中連携事業に関する成果と課題や今年度の取組などについて話し合われました。
今後、その計画に基づいて連携事業が行われていきます。今年2回目の相互参観授業は、10月に青柳小学校で行われることになっています。
クインテットとは五人組、五重奏のことですが、四中・小沢小・青柳小・朝陽小・桔梗野小の5つの学校がPTAや地域の諸団体と手をつなぎながら、「学力」「生活」「健康 ・安全」「交流」をキーワードに情報交換、相互の授業参観交流行事などを通して四中学区の子どもたちを9年間で育てようと、平成21年にそれまでの「四中学区小中交流協議会」を発展させて設立した五校連携教育事業のことです。
弘前市では、これまで各中学校区で行われていた小中連携教育から更に小中一貫教育へと進展させることを各校に求めていました。それを受け、四中学区クインテットも準 備を進め、今年度から小中一貫教育システムをスタートすることになりました。
小・中学校が互いに情報交換や交流を行うことを通じて、小学校教育から中学校教育への円滑な接続を目指す様々な教育
小中連携教育のうち、小・中学校がめざす子ども像を共有し、9年間を通じた教育課程を編成し、系統的な教育を目指す教育